無料ファイル転送サービスおすすめ14選|運営者比較【2026】
サービス比較2026年3月24日

無料ファイル転送サービスおすすめ14選|運営者比較【2026】

最終更新日: 2026年9月14日

無料で使えるファイル転送サービス14社を、5項目×20点=100点で採点しました。1位はギガワタス(90点)、2位はfirestorage(78点)、3位はギガファイル便(74点)です。2026年9月14日に14社を対象として、取得できた公式情報(料金・機能・広告主向けページ・利用規約)と、プライバシーマーク・ISMSの公的な登録簿を照合し直しました(取得できなかった項目は「確認できず」とし、以前の確認結果を使った項目には確認日を併記しています)。Filemailは実際に無料でファイルを送り、受け取り画面まで確認しています(TransferNowとSmashは送信者のメールアドレス入力が必要だったため、送信フォームまでの確認です)。今回から、すべての点を小項目で説明できる採点基準に改めています。

「ギガファイル便で十分?」「無料で安全に使えるのは?」「広告が出ないのは?」――目的別の選び方を、自社のデメリットも含めて正直に解説します。なお「ファイル送信サービス」もほぼ同じ意味で使われる呼び方です。

この記事はギガワタス(giga-watasu.jp)の運営ブログです。自社サービスも含めて同一基準で評価し、ギガワタスのデメリットも開示しています。ギガワタスは第三者の広告ネットワークを掲載していませんが、自社・グループの告知は表示されるため、広告の採点は「広告ゼロ」ではなく「自社の告知だけ」としています。総合的なサービス選びは「ファイル転送サービスとは|選び方とおすすめ15選を運営者が比較」もご覧ください。

30秒結論|無料で本当に使えるファイル転送サービスの選び方

目的別の最適解

  • 容量と安全性を無料で両立したいギガワタス(登録なしで1ファイル333GB・保存時AES-256・運営会社のPマーク。ただしウイルススキャンは500MB以下で動画・音声を除くファイルが対象)
  • 登録なしで大容量、運営会社の認証も欲しいfirestorage(300GiB・Pマークを登録簿で確認。ただし第三者の広告あり・保存は最長14日)
  • 相手が使い慣れた定番で送りたいギガファイル便(1ファイル300GB・最長100日。ただし第三者の広告が多く、保存時暗号化は公式情報から確認できない)
  • 第三者の広告が出ない画面で渡したいFilemail(5GB・保存7日・当社の実送信で確認。受け取り画面は英語)/tenpu(200MB・保存1日・1日1回。送信者のメールアドレス入力が必要)

【総合ランキング】無料ファイル転送サービス14社の比較表(2026年9月14日更新)

「無料で送れる容量/無料のセキュリティ/無料の制限の少なさ/広告・UI/アカウント機能と有料への移行先」の5項目×20点=100点で採点した結果です(小項目と配点は次のセクションで全公開)。クリプト便は法人専用で無料プランがないため除外しています。

無料ファイル転送サービス 総合ランキング14社(2026年9月14日採点)
順位 サービス 無料で送れる容量 保存期間(無料) 総合スコア
1位 ギガワタス 1ファイル333GB 3〜111日 90 / 100
2位 firestorage 1ファイル300GiB(オクル機能) 3時間〜14日 78 / 100
3位 ギガファイル便 1ファイル300GB 3〜100日 74 / 100
4位 ACdata 250GB 最長65日 68 / 100
5位 データ便 2GB(登録不要)/5GB(無料会員) 1時間〜7日 67 / 100
6位 Filemail 1回5GB 7日 61 / 100
7位 TransferNow 1回5GB 7日 57 / 100
7位 おくりん坊 500MB(ゲスト)/2GB(会員) ゲスト7日 57 / 100
9位 Smash 1回2GB(2GB超は順番待ち) 最大7日 56 / 100
10位 Kozutumi 無料は月間合計100MBまで 初回DL期限30日 54 / 100
11位 Send Anywhere リンク10GB/6桁キー50GB リンク48時間 48 / 100
12位 TransferXL 1回5GB(1日10件・10GBまで) 1週間 43 / 100
13位 WeTransfer 30日で10回または合計3GB 最大3日 39 / 100
14位 tenpu 200MB(1日1回) 1日 34 / 100

※スコアは2026年9月14日時点の公式情報・公的登録簿・当社の確認に基づく当社採点です。料金や機能の変更で順位は変わります。点数が低い=機能が劣る、とは限りません。公式情報で確認できなかった項目は0点にしているため、情報を公開していない社ほど点が低く出ます(運営者として自社の仕様を把握しているギガワタスには有利に働きうる点も、あわせてご理解ください)。比較データの最終確認日: 2026年9月14日(一部の項目は各社レビューに確認日を併記)。

2026年9月14日の改定で変わったこと

  • 採点基準を小項目表に改めました。旧版は配点表に書いていない部分点で採点しており、記事の基準から点数を再現できない項目がありました(例: 5GBの社が「10GB=8点」を上回る11点)。今回はすべての点を下の小項目で説明できる形にし、14社を採点し直しています
  • 広告の判定の誤りを訂正しました。旧版はSmashとTransferNowを「広告なし」として加点していましたが、Smashは公式の広告主向けページで無料版の転送中・ダウンロード画面を広告主に提供すると明記しており、TransferNowは料金表で広告非表示を無料の対象外としています
  • 認証は「運営会社自身」かつ「登録簿で照合できたか」で配点しました(旧版でWeTransferについて「2026年9月に更新する」としていた点の反映)。この照合で、おくりん坊の運営会社のISMSを新たに確認しています
  • 根拠を示せない判定は採点に使わないようにしました。旧版の「3手順以内で送信完了」は各社の手順を数えた根拠がないため、「登録もメールアドレス入力もせずに共有リンクを作れるか」に置き換えています。ウイルススキャンの満点も「全ファイルが対象」と公式に明記している場合だけにしました
  • 自社のギガワタスは、③保存期間で+2点、⑤で−2点(個人向けの有料プランがないため)となり、合計90点は変わっていません

【評価基準】無料ファイル転送サービスを比べる5項目×20点の小項目と配点

①〜④は「無料で使える条件」だけで採点しています。有料プランの機能そのものは加点しません。⑤だけは、無料のアカウント機能(10点)に加えて、将来移れる有料プランがあるか(10点)を評価しています。

採点の原則

  • すべての点は下の小項目に対応します。書いていない基礎点・部分点は付けていません
  • 公式情報や当社の確認で裏付けられない項目は0点ですが、「非対応」とは書かず、各社レビューに「確認できず」と書きます
  • 第三者認証は運営会社自身の認証を、プライバシーマークはJIPDEC、ISMSはISMS-ACの登録簿で照合します。登録簿で確認できないことは「未取得」の証拠にはならないため、「確認できず」と書きます
  • 広告の有無は料金ページだけでなく、広告主向けページ・利用規約・実際の画面で判定します
  • 自社にも同じ基準を当てます(ギガワタスは広告ゼロではないので5点、個人向けの有料プランがないので⑤の該当項目は0点)
無料ファイル転送サービスの評価基準(5項目×20点=100点・2026年9月14日改定)
項目 配点 小項目と点
① 無料で送れる容量 20点 条件なしで送れる上限(公式が示す1ファイルまたは1回の上限。単位が違う公表値を共通の点数帯に当てはめています。ゲスト・無料会員の大きいほう。月や日の合計の上限のほうが小さければそちら)で判定。300GB以上=20/250GB以上=19/100GB以上=18/50GB以上=17/10GB以上=16/5GB以上=14/2GB以上=11/1GB以上=8/500MB以上=5/500MB未満=2。順番待ちや相手の同時オンラインが必要な「条件付きの上限」は、条件なしの点との中間(切り捨て)
② 無料のセキュリティ 20点 保存時の暗号化: 方式(AES-256等)を公式に明記=5/方式の記載はないが保存時の暗号化を明記=3/記載なし=0。運営会社自身の第三者認証(Pマーク・ISMS): 登録簿で照合できた=6/公式に明示されているが照合できない=3/データセンター等の認証だけ=2/確認できず=0。パスワード保護(受け取る人を認証する同等の仕組みを含む)が無料で使える=4。ウイルススキャン: 無料の全ファイルが対象と公式に明記=5/無料で使えるが対象範囲の記載がない、または対象に制限がある=3/確認できず=0
③ 無料の制限の少なさ 20点 保存期間(無料で選べる最長): 30日以上=8/14日以上=6/7日以上=4/3日以上=2/3日未満=0。無料で強制される回数・総量の上限(送信者が任意で付けるダウンロード回数制限は含まない): なし=6/日単位や1回あたりの緩い上限だけ=3/1日1回・月単位の総量などの厳しい上限=0。登録なしで送れる=6
④ 広告・UI 20点 広告: 送信・受け取り画面とも広告ゼロ=8/自社・グループの告知だけ=5/第三者の広告あり=0/確認できず=0。日本語: 送信画面と受け取り画面の両方で確認=5(日本語だけで提供されている国内サービスは、公式サイト・ヘルプの画面案内で判定)/片方だけ、または英語との混在=2。登録もメールアドレス入力もせずに共有リンク(URL)を作れる=4。スマホのブラウザで送受信できる=3
⑤ アカウント機能と有料への移行先 20点 無料のアカウント機能がある=5。送受信の履歴を無料で見られる=5。個人向けとして公式が案内している有料プランがある=5。法人・チーム向けとして公式が案内している有料プランがある=5

容量の点を5GBまでで大きく差を付け、その先をなだらかにしている理由: ギガワタスの本番データ(2026年9月7日〜12日の6日間・送信12,003回・運営のアカウントを除く)では、1回の送信の合計サイズの中央値は50.6MBで、86.5%が1GB以内、95.4%が5GB以内でした。無料で送りたい人の大半にとって、5GBと333GBの差は点数ほど大きくありません。一方で、5GBを超える送信は回数では4.6%でも、送られた容量の合計の76.8%を占めます。動画など大きなデータを送る人には容量の差がそのまま効くため、300GB以上を満点に残しています。なお当社の利用者は大容量に寄った母集団で、世の中全体の分布ではありません(同じデータの詳しい内訳は「クラウドストレージ比較」で紹介しています)。

スマホ対応を小項目に入れている理由: ギガワタスの直近30日のダウンロード95,248件(2026年9月8日集計)のうち、受け取り端末はスマホが49.4%、PCが49.6%でした。送る側がPCでも、受け取る人の約半分はスマホです。

【採点内訳】14社の5項目別スコア全公開(前半)

順位だけでなく5項目それぞれの点を公開します。小項目ごとの点と根拠は、各社レビューの「採点の根拠」に書いています。自分が重視する項目で比べ直すこともできます。

無料14社 スコア内訳(前半3項目)— ①容量・②セキュリティ・③制限の少なさ
サービス(合計) ①容量 ②セキュリティ ③制限
ギガワタス(90点) 20 18 20
firestorage(78点) 20 13 18
ギガファイル便(74点) 20 7 20
ACdata(68点) 19 7 20
データ便(67点) 14 10 16
Filemail(61点) 14 5 13
TransferNow(57点) 14 14 16
おくりん坊(57点) 11 6 13
Smash(56点) 15 12 16
Kozutumi(54点) 2 16 8
Send Anywhere(48点) 16 3 6
TransferXL(43点) 14 7 7
WeTransfer(39点) 11 8 2
tenpu(34点) 2 3 6

【採点内訳】14社の5項目別スコア(後半)

無料14社 スコア内訳(後半2項目)— ④広告・UI・⑤アカウント機能と有料への移行先
サービス(合計) ④広告・UI ⑤アカウント・移行先
ギガワタス(90点) 17 15
firestorage(78点) 12 15
ギガファイル便(74点) 12 15
ACdata(68点) 12 10
データ便(67点) 12 15
Filemail(61点) 14 15
TransferNow(57点) 3 10
おくりん坊(57点) 12 15
Smash(56点) 3 10
Kozutumi(54点) 8 20
Send Anywhere(48点) 8 15
TransferXL(43点) 5 10
WeTransfer(39点) 3 15
tenpu(34点) 13 10

注目点:ギガファイル便の②セキュリティは7点です。パスワード保護とアンチウイルスはありますが、保存時暗号化は公式情報から確認できず、運営会社のプライバシーマークも登録簿で確認できませんでした。保存時暗号化や運営会社の認証を必須条件にする用途では、公式情報だけでは適合を判断できません。一方で①容量と③制限の少なさは満点です。ギガワタスの②は18点です。保存時AES-256・Pマーク・パスワードは満点ですが、ウイルススキャンの対象が500MB以下で動画・音声を除くファイルに限られるため、自社を満点にはしていません。Kozutumiは②で16点(3つの認証を登録簿で確認)ですが、無料は月100MBまでのため①が2点です。

各サービス徹底レビュー(1位〜14位)

1位 ギガワタス(90点)|登録なしで333GB+保存時AES-256+ウイルススキャン

ギガワタス公式トップ — 大容量ファイルを無料でワタす・333GB・無料・111日保存・AES-256暗号化・ウイルスチェック・IP制限・アップロード履歴を標準装備

※ 出典: ギガワタス公式(撮影日: 2026年5月21日)

無料で送れる容量: 1ファイル333GB(ゲスト・会員とも)|保存期間: 3〜111日|登録: 不要(ゲスト送信可)

登録なしのゲストでも1ファイル333GBまで送れ、保存時のAES-256暗号化とウイルススキャン(500MB以下で、動画・音声を除くファイル)が標準で適用されます。ファイルを選ぶと共有URLが発行され、メールアドレスの入力は不要です。無料会員登録(メールアドレス)で、IPアドレス制限・受取フォルダ・ダウンロード通知・送受信履歴の管理画面が使えます。運営会社の株式会社グッドヒルシステムズはプライバシーマーク(登録番号10800077(02))を取得しています。他社から乗り換えた無料会員からは「広告が少ない」「無料で管理画面が使える」という声をよく聞きます(運営者の実感・2026年5月時点。件数を集計したものではありません)。

第三者の広告ネットワークは掲載していませんが、自社サービス・グループの告知は表示されます。また、個人向けの有料プランはなく、有料は法人向けの「ギガワタス for Biz」(1人 月550円・税込)だけです。

無料のメリット: 1ファイル333GBを登録なしで/保存時AES-256とウイルススキャンがゲストにも適用/無料会員で管理画面・IP制限

無料のデメリット: ウイルススキャンは500MB以下で、動画・音声は対象外/知名度がギガファイル便に劣る/自社の告知は表示される(広告ゼロではない)/個人向けの有料プランがない

採点の根拠(2026年9月14日確認)

  • ① 容量 20点: 1ファイル333GB(300GB以上)
  • ② セキュリティ 18点: 保存時AES-256を明記 5/Pマークを登録簿で照合 6/パスワード 4/ウイルススキャン(対象に制限あり)3
  • ③ 制限 20点: 保存最長111日 8/回数・総量の上限なし 6/登録不要 6
  • ④ 広告・UI 17点: 自社の告知だけ 5/送信・受け取り画面とも日本語 5/登録・メール入力なしで共有リンク 4/スマホ対応 3
  • ⑤ アカウント・移行先 15点: 無料会員 5/送受信履歴 5/個人向け有料プランなし 0/法人向け(for Biz)5

無料会員登録はgiga-watasu.jpから1分で完了。詳細は「ギガワタスは安全?AES-256・Pマークを運営者が解説」も参照。

2位 firestorage(78点)|登録なしで300GiB・運営会社のPマークを登録簿で確認

firestorage公式 — 2006年からの老舗・「オクル」機能で完全無料300GiB

※ 出典: firestorage公式(撮影日: 2026年5月21日)

無料で送れる容量: 1ファイル300GiB(オクル機能・未登録でも可)/無料会員の保存容量2GiB|保存期間: 3時間〜14日(初期値3日)|登録: 不要

2006年運営開始の老舗です。「オクル」機能なら未登録でも1ファイル300GiB(約322GB)まで送れ、アップロードして発行したURLを相手に渡す仕組みです(メールアドレス欄は任意のワンタイムパスワード用)。運営会社(株式会社ロジックファクトリー)のプライバシーマークは、JIPDECの付与事業者検索で確認できました(登録番号21000620(08)・2026年9月14日照合)。公式セキュリティページでは、ウイルスチェックとダウンロードURLのパスワード設定が、未登録会員を含む全プランの対象と明記されています(ファイルの容量・形式による対象範囲の説明はありません)。

一方で、保存ファイルの暗号化は公式に記載が見当たりません。通信の暗号化は、現行のセキュリティページ(全プラン対象)と、旧URLに残るページ(「未登録ユーザーや無料会員の場合ですと、SSL通信は行われません」)で記載が食い違ったままです(2026年9月14日も両方が残存。実機ではhttpのアクセスはhttpsへ転送されます)。

無料では第三者の広告が表示されます。公式の広告掲載ページで媒体資料が案内されており、「短い広告を見る」を閉じないと先に進めない広告もあります(公式FAQ)。有料会員の管理画面・ダウンロードページには広告は表示されません。

無料のメリット: 未登録で300GiB/運営会社のPマーク(登録簿で確認)/ウイルスチェックとパスワードが未登録でも使える

無料のデメリット: 第三者の広告あり(閉じるまで進めない広告も)/保存は最長14日/保存時暗号化の公式記載なし

採点の根拠(2026年9月14日確認)

  • ① 容量 20点: 1ファイル300GiB(約322GB)
  • ② セキュリティ 13点: 保存時暗号化の記載なし 0/Pマークを登録簿で照合 6/パスワード 4/ウイルスチェック(全プラン対象と明記・対象範囲の記載なし)3
  • ③ 制限 18点: 保存最長14日 6/回数・総量の上限なし 6/登録不要 6
  • ④ 広告・UI 12点: 第三者の広告あり 0/日本語 5/登録・メール入力なしで共有リンク 4/スマホ対応 3
  • ⑤ アカウント・移行先 15点: 無料会員 5/送受信履歴は確認できず 0/個人向け有料(ライト会員 月1,320円・正会員 月2,420円、税込)5/法人プラン 5

→ 詳しくはfirestorageは安全?セキュリティの実態と安全に使うコツで検証している。

3位 ギガファイル便(74点)|1ファイル300GB・最長100日。ただし第三者の広告が多い

ギガファイル便公式 — 基本無料・300GB対応・最大100日保存

※ 出典: ギガファイル便公式(撮影日: 2026年5月21日)

無料で送れる容量: 1ファイル300GB・個数無制限|保存期間: 3〜100日(7種類から選択)|登録: 不要

知名度・基本無料・300GBで個人ユーザーの定番です。公式の使い方では、アップロード後に表示されたURLを相手に知らせるだけで送れます(メール欄は任意の通知機能用)。公式に「アンチウイルス装備」とあり、4桁の半角英数字のパスワードも設定できます(ウイルスチェックの対象範囲の説明は見当たりません)。保存時暗号化(AES-256等)とIP制限は公式に記載がなく、運営会社のプライバシーマークはJIPDECの付与事業者検索で登録を確認できませんでした(2026年9月14日照合。未取得と断定するものではありません)。

有料のスタンダード(月198円・税込)とプレミアム(月999円・税込)があります(2026年1月開始。開始時期は2026年8月の確認)。「ベーシック」は有料プランに入っていない無料会員の状態の呼び名です。有料の特典は、広告なしのアップロード・ダウンロード、「今すぐ再生」機能、ファイル名のフィルタ処理なし(プレミアムは転送相手も広告なし・同時ログイン台数無制限)で、セキュリティ機能の追加はありません。送受信の履歴は無料会員でも確認できます(保存1年)。なお、有料に加入しても不定期のタイアップ広告は表示されると公式に書かれています。「広告でダウンロードボタンがわからなかった」という声は当社にも寄せられています(運営者一次情報)。

無料のメリット: 基本無料で1ファイル300GB・個数無制限/最長100日保存/無料会員で送受信履歴

無料のデメリット: 第三者の広告が多く、有料でもタイアップ広告は残る/保存時暗号化の公式記載なし/Pマークは登録簿で確認できず/LINE・Safariでまとめてダウンロードが失敗する報告あり

採点の根拠(2026年9月14日確認)

  • ① 容量 20点: 1ファイル300GB
  • ② セキュリティ 7点: 保存時暗号化の記載なし 0/認証は確認できず 0/パスワード 4/アンチウイルス(範囲の記載なし)3
  • ③ 制限 20点: 保存最長100日 8/回数・総量の上限なし 6/登録不要 6
  • ④ 広告・UI 12点: 第三者の広告あり 0/日本語 5/登録・メール入力なしで共有リンク 4/スマホ対応 3
  • ⑤ アカウント・移行先 15点: 無料会員 5/送受信履歴 5/個人向け有料(スタンダード・プレミアム)5/法人向けプランは確認できず 0

→ 詳しくはギガファイル便の評判・口コミを検証|本当のリスクと代替策で検証している。

4位 ACdata(68点)|登録なしで250GB・最長65日保存

ACdata公式サイト(2026年5月撮影) — 250GB・登録不要の無料ファイル転送

※ 出典: ACdata公式(撮影日: 2026年5月21日)

無料で送れる容量: 250GB|保存期間: 最長65日(初期値3日)|登録: 不要

イラストAC・写真ACのACワークス株式会社が運営しています。登録なしで最大250GBを送れ、アップロードした時点で共有URLが作られ、最長65日まで保存でき、ダウンロードパスワードも設定できます(公式ヘルプ)。ファイル転送は有料プランのない無料の機能で、運営会社の公式ブログ(2025年8月)にWAF・ウイルスチェックの記載があります。ただし対象範囲の説明はなく、2026年9月14日時点ではサービスサイト・公式ヘルプ・規約で同じ記載を確認できませんでした。保存時の暗号化は記載が見当たらず、プライバシーマークはJIPDECの付与事業者検索で登録を確認できませんでした。

無料ではGoogleの広告が表示され、広告非表示はプレミアムの別オプションです(公式ヘルプ)。会員登録でクラウドストレージ10GB、AC各サイトのプレミアム会員は30GBまで使えます。

無料のメリット: 登録なしで250GB/最長65日保存/パスワード設定可

無料のデメリット: 第三者の広告あり/保存時暗号化・認証の公式記載なし/ウイルスチェックはサービス側の説明で確認できない/送受信履歴は確認できず

採点の根拠(2026年9月14日確認)

  • ① 容量 19点: 250GB(250GB以上)
  • ② セキュリティ 7点: 保存時暗号化の記載なし 0/認証は確認できず 0/パスワード 4/ウイルスチェック(運営会社の公式ブログに記載・範囲の記載なし)3
  • ③ 制限 20点: 保存最長65日 8/回数・総量の上限なし 6/登録不要 6
  • ④ 広告・UI 12点: 第三者の広告あり 0/日本語 5/登録・メール入力なしで共有リンク 4/スマホ対応 3
  • ⑤ アカウント・移行先 10点: 無料会員 5/送受信履歴は確認できず 0/個人向け有料(ACプレミアム)5/法人向けプランは確認できず 0

5位 データ便(67点)|運営会社のPマークを登録簿で確認・セキュリティ便が無料

データ便公式 — プライバシーマーク取得・ISO27001 DC・セキュリティ便機能

※ 出典: データ便公式(撮影日: 2026年5月21日)

無料で送れる容量: ライト2GB(登録不要)/フリー5GB(無料会員)|保存期間: 1時間〜7日(初期値3日)|登録: 不要(ライト)

運営会社(株式会社ファルコ)のプライバシーマークを公式に掲載しており、JIPDECの付与事業者検索でも確認できました(認定番号18820326・2026年9月14日照合)。ISO27001はデータセンターの認証で、運営会社自身の取得は確認できません。アップロード後は、ダウンロードURLを自分で相手に知らせる方法と、データ便からメールで通知する方法を選べます。受け取る人に申請させて身元を確かめる「セキュリティ便」と、ダウンロードパスワードの自動生成(3種類)が無料で使えます。無料会員は送信履歴を7日分見られます。

通信はSSLで暗号化されますが、保存ファイルの暗号化とウイルスチェックは公式に記載が見当たりません。料金ページに「広告表示について、データ送信者様・受信者様双方に表示されます」とあり、無料では送る側にも受け取る側にも広告が出ます(有料のビジネスプランで非表示)。

無料のメリット: 運営会社のPマーク/セキュリティ便(受取申請制)/パスワード自動生成/無料会員で5GB

無料のデメリット: 保存は最長7日/送る側・受け取る側の両方に広告/保存時暗号化・ウイルスチェックの公式記載なし

採点の根拠(2026年9月14日確認)

  • ① 容量 14点: 5GB(無料会員)
  • ② セキュリティ 10点: 保存時暗号化の記載なし 0/Pマークを登録簿で照合 6/パスワード 4/ウイルスチェックは確認できず 0
  • ③ 制限 16点: 保存最長7日 4/回数・総量の上限なし 6/登録不要 6
  • ④ 広告・UI 12点: 第三者の広告あり 0/日本語 5/登録・メール入力なしで共有リンク 4/スマホ対応 3
  • ⑤ アカウント・移行先 15点: 無料会員 5/送信履歴 5/個人向けとして案内された有料プランなし 0/法人向け(ビジネスプラン)5

→ 詳しくはデータ便は安全?セキュリティ便の実態を運営者が検証で検証している。

6位 Filemail(61点)|第三者の広告なし(実送信で確認)・無料5GB

Filemail公式 — 日本語UI対応のグローバル無料ファイル転送サービス

※ 出典: Filemail公式(撮影日: 2026年5月21日)

無料で送れる容量: 1回5GB|保存期間: 7日|登録: 不要(無料のBasicプランは1回の受取人3名・10ダウンロード・24時間に2回まで)

2008年から続くサービスで、日本語のサイトがあります。当社で2026年9月14日にダミーファイルを実際に無料で送り、送信画面・受け取り画面とも第三者の広告枠がないことを確認しました。表示されたのは、送信画面の自社の有料プラン案内と、受け取り画面の自社デスクトップアプリの案内1行だけです。確認は、ブラウザを自動操作した環境(Cookieの同意は未回答)で行いました。公式ヘルプにも、広告を表示しない旨が書かれています(2024年4月9日付)。リンクとして送る方式ならメールアドレスの入力は不要です(タイトルは必須)。ウイルス・マルウェアのスキャンは「インフラに入るすべてのファイル」が対象と公式に明記されています。

Filemailのダウンロード画面 — 当社が無料で送ったダミーファイルの受け取り画面。第三者の広告枠はなく、自社アプリの案内1行のみ(2026年9月14日)
当社が無料で送ったダミーファイルの受け取り画面(2026年9月14日撮影)。広告枠はなく、下部に自社デスクトップアプリの案内が1行あるだけでした。受け取り画面は英語表示です

暗号化は転送時のTLS(AES-256)で、保存データの暗号化とエンドツーエンド暗号化はBusinessプランの特典として案内されています。パスワード保護はPro以上です。ISO27001などについては「準拠を促進します」という表現で、Filemail自身が認証を取得したという明示は確認できません。なお③の回数制限は無料Basicの条件を当てはめた暫定の採点で、登録なしの送信にも同じ制限がかかるかは確認できていません。

無料のメリット: 第三者の広告なし(実送信で確認)/無料でも全ファイルのウイルススキャン/登録・メール入力なしでリンクを作れる

無料のデメリット: 無料は5GB・7日/パスワード保護はPro以上/保存時の暗号化は無料プランの案内に含まれない/受け取り画面は英語/無料Basicの条件(受取人3名・10ダウンロード・24時間2回)

採点の根拠(2026年9月14日確認)

  • ① 容量 14点: 1回5GB
  • ② セキュリティ 5点: 無料の保存時暗号化の記載なし 0/認証は確認できず 0/パスワードはPro以上 0/ウイルススキャン(全ファイル対象と明記)5
  • ③ 制限 13点: 保存7日 4/24時間に2回までの上限(無料Basicの条件を当てはめた暫定の点。登録なしの送信にも適用されるかは未確認)3/登録不要 6
  • ④ 広告・UI 14点: 自社の告知だけ 5/日本語は送信画面のみ(受け取り画面は英語)2/登録・メール入力なしで共有リンク 4/スマホ対応 3
  • ⑤ アカウント・移行先 15点: 無料アカウント(Basic)5/送受信履歴は確認できず 0/個人向け有料(Personal・Pro)5/法人向け(Business)5

7位 TransferNow(57点)|無料でパスワード・保存時AES-XTS 256。日本語UIなし

TransferNow公式 — 無料でもAES-XTS 256ビット保存時暗号化・パスワード保護対応

※ 出典: TransferNow公式(撮影日: 2026年5月21日)

無料で送れる容量: 1回5GB|保存期間: 7日|登録: 不要(送信者のメールアドレス入力は必須)

無料でもパスワード保護、ウイルス対策ソフトによる分析、保存ファイルのAES-XTS 256ビット暗号化が使えると、料金ページの比較表に明記されています(ウイルス分析の対象範囲の説明はありません)。SOC 2 Type IIはデータセンター(AICPA SOC 2 Type II)の認証で、TransferNow自身の認証ではありません。日本語版のサイトはありません。

広告は、料金ページの比較表で「Zero advertising(広告なし)」が無料プランの対象外です。当社で実際に送ろうとしたところ、リンクを作る方式でも送信者のメールアドレスが必須で、受け取り画面までは確認できませんでした(2026年9月14日)。そのため採点では広告を「確認できず(0点)」とし、「広告あり」とは書いていません。

無料のメリット: 無料でパスワード+保存時AES-XTS 256+ウイルス分析/登録不要

無料のデメリット: 日本語UIなし/無料は5GB・7日/送信者のメールアドレス入力が必須/広告非表示は有料の特典(無料の実画面は未確認)

採点の根拠(2026年9月14日確認)

  • ① 容量 14点: 1回5GB
  • ② セキュリティ 14点: 保存時AES-XTS 256を明記 5/データセンターの認証だけ 2/パスワード 4/ウイルス分析(無料も対象・範囲の記載なし)3
  • ③ 制限 16点: 保存7日 4/回数・総量の上限なし 6/登録不要 6
  • ④ 広告・UI 3点: 広告は確認できず 0/日本語なし 0/送信者のメールアドレスが必須 0/スマホ対応 3
  • ⑤ アカウント・移行先 10点: 無料アカウントは確認できず 0/送受信履歴は確認できず 0/個人向け有料(Starter・Premium)5/法人向け(Team)5

7位 おくりん坊(57点)|運営会社のISMSを登録簿で確認・無料2GB

おくりん坊公式 — 無料で2GB送信可能なシンプルなファイル転送サービス

※ 出典: おくりん坊公式(撮影日: 2026年5月21日)

無料で送れる容量: ゲスト500MB/会員2GB|保存期間: ゲスト7日固定/会員は任意設定(最大期間は公式に記載なし)|登録: 不要(ゲスト)

ビット・パーク株式会社が運営しています。ISMS(JIS Q 27001)をISMS-ACの登録簿で確認でき、登録範囲に「データ転送サービスの提供」が含まれています(登録番号J0605・有効期限2027年11月30日・2026年9月14日照合)。旧版の本記事では反映できていませんでした。プライバシーマークは付与事業者検索で登録を確認できませんでした。

ゲストの送信画面には、アップロード後に「ダウンロード画面URL」が表示され、ダウンロード回数は30回・保存日数は7日に固定されています。無料枠のダウンロードパスワードは、公式サイト(トップ・送信画面・FAQ・規約)に記載が見当たりません。非対応という意味ではなく、当社は会員ログイン後の画面を確認していません。ウイルスチェックも公式に記載がありません。無料では[PR]バナーなどの広告が表示されます(公式FAQに「バナー広告等で補填」とあります)。会員は過去30日分の履歴を見られます(2026年8月13日確認)。法人向けの「おくりん坊BIZ」は初期設定55,000円・月額33,000円(100ユーザー、公式の税別表記から税込に換算)です。

無料のメリット: 運営会社のISMS(範囲にデータ転送サービス)/登録・メール入力なしでURLを発行できる/会員はダウンロード回数・保存日数を設定できる

無料のデメリット: 無料容量が小さい(ゲスト500MB)/第三者の広告あり/無料枠のパスワード・ウイルスチェックは公式記載を確認できず

採点の根拠(2026年9月14日確認)

  • ① 容量 11点: 2GB(会員)
  • ② セキュリティ 6点: 保存時暗号化の記載なし 0/ISMSを登録簿で照合 6/パスワードは確認できず 0/ウイルスチェックは確認できず 0
  • ③ 制限 13点: ゲスト保存7日 4/ゲストはダウンロード30回までの上限 3/登録不要 6
  • ④ 広告・UI 12点: 第三者の広告あり 0/日本語 5/登録・メール入力なしで共有リンク 4/スマホ対応 3
  • ⑤ アカウント・移行先 15点: 無料会員 5/履歴(30日・2026年8月13日確認)5/個人向け有料プランなし 0/法人向け(おくりん坊BIZ)5

→ 詳しくはおくりん坊は安全?無料500MB・2GBの違いと使い方・注意点で検証している。

9位 Smash(56点)|2GB超も無料で送れるが順番待ち・無料版の画面は広告枠

Smash公式サイト — 2GB超も無料で送れるが有料ユーザーの後ろで順番待ちになる

※ 出典: Smash公式(撮影日: 2026年5月21日)

無料で送れる容量: 1回2GB(優先)/2GB超も送れるが順番待ち|保存期間: 最大7日|登録: 不要(リンク発行にも送信者のメールアドレスは必須)

無料でも2GBを超えて送れる(有料ユーザーの転送の後ろに並ぶ)仕組みが特徴です。保存ファイルのAES-256暗号化、パスワード保護、ウイルス対策が無料プランの機能表に並び(ウイルス対策の対象範囲の説明はありません)、年1回の第三者によるセキュリティ監査(Synacktiv)も公表されています。監査は認証ではないため、認証の点には数えていません。

広告は、公式の広告主向けページ「Advertise on Smash」に、無料版の転送中画面とダウンロード画面を広告主に提供していると明記されています。旧版の本記事は「広告なし」として加点していましたが、誤りでした。当社の実送信テストでは、リンク発行にも送信者のメールアドレスが必須で、転送中・受け取り画面の実物は確認できていません(2026年9月14日)。採点は公式の記載に基づいています。

無料のメリット: 2GB超も無料で送れる(順番待ち)/無料で保存時AES-256・パスワード・ウイルス対策

無料のデメリット: 無料版の転送中・ダウンロード画面は広告枠(公式)/日本語UIなし/最大7日/送信者のメールアドレスが必須/2GB超は待ち時間が読めない

採点の根拠(2026年9月14日確認)

  • ① 容量 15点: 条件なしの2GB(11点)と、順番待ちの無制限(20点)の中間
  • ② セキュリティ 12点: 保存時AES-256を明記 5/認証は確認できず(第三者監査は認証ではない)0/パスワード 4/ウイルス対策(無料も対象・範囲の記載なし)3
  • ③ 制限 16点: 保存7日 4/回数・総量の上限なし 6/登録不要 6
  • ④ 広告・UI 3点: 第三者の広告あり(公式の広告主向けページ)0/日本語なし 0/送信者のメールアドレスが必須 0/スマホ対応 3
  • ⑤ アカウント・移行先 10点: 無料のアカウント機能なし 0/送受信履歴なし 0/個人向け有料(Pro)5/法人向け(Team)5

10位 Kozutumi(54点)|3つの認証を登録簿で確認。無料は月100MBまで

Kozutumi公式 — 株式会社ハートビーツ運営・ISO27001/27017/Pマーク取得・サイバー保険付帯

※ 出典: Kozutumi公式(撮影日: 2026年5月21日)

無料で送れる容量: 無料プランは月間合計100MBまで(サービスの1ファイル上限は2GB)|保存期間: 初回ダウンロード期限30日/再ダウンロード期限24時間・3回まで|登録: 必要

運営は株式会社ハートビーツです。ISO/IEC 27001(ICMS-SR0611)・ISO/IEC 27017(Cloud-SR0611)・プライバシーマーク(17000063(10)・有効期間2026年9月1日〜2028年8月31日)の3つを、当社でも登録簿で確認しました(2026年9月14日)。本記事の14社で、当社の照合で3つの認証がそろったのはKozutumiだけです。送信の際にウイルスチェックと暗号化を行い(公式FAQ)、パスワード付きZIPは送れない「脱PPAP」の設計です。受け取る人は、宛先のメールアドレスでアカウントを作るか、その宛先に届くゲスト用リンクからダウンロードします(公式ヘルプ)。

広告は、公開トップページに広告配信のタグが見当たらず、利用規約にも広告の記述はありませんでした。ただし送信・受け取り画面は登録後にしか見られず、広告の有無を画面で確認できていないため、採点では「確認できず」としています。サービスは日本語だけで提供されており、公式ヘルプも受け取り手順を日本語のボタン名で説明しています。無料プランは月間の送信量が100MBまでで、大きなファイルの送信には向きません。スターター(月6,600円・税込)以上ではサイバーリスク保険が自動で付きます。

無料のメリット: 3つの認証を登録簿で確認/宛先メールアドレスで受け取る人を認証/送受信履歴を3ヶ月分見られる

無料のデメリット: 無料は月100MBで大容量に向かない/登録が必要

採点の根拠(2026年9月14日確認)

  • ① 容量 2点: 無料は月100MBまで(500MB未満)
  • ② セキュリティ 16点: 保存領域の暗号化を明記(方式の記載なし)3/認証を登録簿で照合 6/宛先メールでの受取人認証 4/送信時のウイルスチェック(範囲の記載なし)3
  • ③ 制限 8点: 初回ダウンロード期限30日 8/月100MB・再ダウンロード3回までの上限 0/登録が必要 0
  • ④ 広告・UI 8点: 広告は確認できず 0/日本語(日本語だけのサービス・ヘルプの画面案内も日本語)5/登録が必要 0/スマホ対応 3
  • ⑤ アカウント・移行先 20点: 無料アカウント 5/送受信履歴(3ヶ月)5/個人向け有料(パーソナル 月990円・税込)5/法人向け(スターター以上)5

11位 Send Anywhere(48点)|6桁キーで端末間50GB・無料リンクのダウンロードは月10GBまで

Send Anywhere公式 — 6桁キーで端末間直接転送できる無料ファイル転送

※ 出典: Send Anywhere公式(撮影日: 2026年5月21日)

無料で送れる容量: 共有リンク10GB/6桁キー50GB|保存期間: リンク48時間/6桁キーは10分以内(2026年6月確認)|登録: 不要(6桁キー)

6桁のキーで端末同士を直接つなぐ転送が特徴で、この方式なら最大50GBまで送れます(相手が同時にオンラインである必要があります)。共有リンクは無料会員で10GB・48時間ですが、リンクの作成にアカウント登録が必要かは確認できませんでした。公式ヘルプに「ファイルを全て暗号化し保管」とありますが、方式は公開されていません。パスワード保護は有料(Email Add-on)だけです。無料会員は、作成したリンクからのダウンロードが月10GBまでという上限があります(公式ヘルプ)。Web版の送信画面には第三者の広告が表示されていました(2026年9月14日)。送受信の履歴はアプリの「History」で見られます。

無料のメリット: 6桁キーで最大50GBを端末間転送/日本語対応/送受信履歴

無料のデメリット: リンクは48時間で消える/無料リンクのダウンロードは月10GBまで/パスワードは有料のみ/第三者の広告あり

採点の根拠(2026年9月14日確認)

  • ① 容量 16点: 条件なしの共有リンク10GB(16点)と、相手の同時オンラインが必要な50GB(17点)の中間
  • ② セキュリティ 3点: 保存時暗号化を明記(方式非公開)3/認証は確認できず 0/パスワードは有料のみ 0/ウイルススキャンは確認できず 0
  • ③ 制限 6点: リンク48時間 0/ダウンロード月10GBの上限 0/登録不要(6桁キー)6
  • ④ 広告・UI 8点: 第三者の広告あり 0/Web版の送信・受信欄とも日本語 5/共有リンクの作成に登録が要るかは確認できず 0/スマホ対応 3
  • ⑤ アカウント・移行先 15点: 無料会員 5/送受信履歴 5/個人向け有料(Email Add-on)5/法人向けプランは確認できず 0

→ 詳しくはSend Anywhereは安全?6桁キーの仕組みと注意点を検証で検証している。

12位 TransferXL(43点)|パスワードを付けるとE2E暗号化・日本語サイト

TransferXL公式 — パスワード設定でエンドツーエンド暗号化対応

※ 出典: TransferXL公式(撮影日: 2026年5月21日)

無料で送れる容量: 1回5GB(1日10件・合計10GBまで)|保存期間: 1週間|登録: 確認できず(日本語の会社概要は「ログインの必要はない」、英語の料金ページは「Free with account」と表記が割れている)

パスワードを設定すると、受け取る人のパソコンで復号するエンドツーエンド暗号化になります(暗号化方式の記載はありません)。データの保管地域を選べ、日本語のサイトがあります。公式の使い方では、送るときに自分と相手のメールアドレスを入力します(メールで送れる相手は無料で5人まで)。無料は1日10件・10GBまでで、料金ページの無料欄に「広告」とあり、無料では広告が表示されます。ウイルススキャンは、公式サイト・利用規約に機能としての記載が見当たりません。

無料のメリット: E2E暗号化(パスワード設定時)/日本語サイト/保管地域を選べる

無料のデメリット: 1日10件・10GBまで/自分と相手のメールアドレス入力が必要/第三者の広告あり/ウイルススキャンの記載なし

採点の根拠(2026年9月14日確認)

  • ① 容量 14点: 1回5GB
  • ② セキュリティ 7点: E2E暗号化を明記(方式の記載なし)3/認証は確認できず 0/パスワード 4/ウイルススキャンは確認できず 0
  • ③ 制限 7点: 保存1週間 4/1日10件・10GBの上限 3/登録不要は表記が割れていて確認できず 0
  • ④ 広告・UI 5点: 第三者の広告あり 0/日本語は送信画面のみ確認 2/自分と相手のメールアドレスが必要 0/スマホ対応 3
  • ⑤ アカウント・移行先 10点: 無料アカウントは確認できず 0/送受信履歴は確認できず 0/個人向け有料(Pro)5/法人向け(Enterprise)5

13位 WeTransfer(39点)|無料は30日で10回・3GB・保存3日。第三者の広告あり

WeTransfer公式 — 海外発のシンプル UI・2024年の大幅制限後は無料30日で3GB

※ 出典: WeTransfer公式(撮影日: 2026年5月21日)

無料で送れる容量: 直近30日間で10回または合計3GBまで|保存期間: 最大3日|登録: 必要(2024年11月以降。2026年8月22日確認)

かつての海外発の定番ですが、2024年の改定で無料は大きく制限されました。暗号化は、転送時がTLS 1.2・1.3、保存時がAES-256と公式ヘルプに明記されています。ISO/IEC 27001の認証を維持していると公式に書かれていますが、証明書を公開しているTrust Centerは当社の環境からアクセスできず(2026年9月14日)、登録番号・認証範囲は照合できていません。そこで認証は「公式に明示・照合できず=3点」としました。パスワード保護は公式内の記載が割れていて無料プランへの適用を確定できず、マルウェアの自動スキャンも無料プランでの提供を確認できませんでした。日本国内のIPアドレスから送ったファイルは米国に保管されます(2026年8月21日確認)。

広告は、公式の広告主向けページ(WeTransfer ads)と利用規約11.2に、第三者のパートナーがサービス上に広告を掲載しうると明記されています。

無料のメリット: 洗練されたUI/保存時AES-256を公式に明記/ISO/IEC 27001の認証を公式に明示(証明書は未照合)

無料のデメリット: 30日で10回・3GBまで/保存3日/登録が必要/日本語なし/第三者の広告あり

採点の根拠(2026年9月14日確認)

  • ① 容量 11点: 30日で合計3GB(2GB以上)
  • ② セキュリティ 8点: 保存時AES-256を明記 5/ISO/IEC 27001は公式明示のみ 3/パスワードは無料への適用を確定できず 0/マルウェアスキャンは無料での提供を確認できず 0
  • ③ 制限 2点: 保存最大3日 2/30日で10回・3GBの上限 0/登録が必要(2026年8月22日確認)0
  • ④ 広告・UI 3点: 第三者の広告あり 0/日本語なし 0/登録が必要 0/スマホ対応 3
  • ⑤ アカウント・移行先 15点: 無料アカウント 5/送受信履歴は確認できず 0/個人向け有料(Starter・Ultimate)5/法人向け(Teams)5

→ 詳しくはWeTransferは安全?危険性を運営者が検証で検証している。

14位 tenpu(34点)|広告なしの洗練UI。無料は200MB・1日1回

tenpu公式 — 無料200MBの軽量ファイル転送サービス

※ 出典: tenpu公式(撮影日: 2026年5月21日)

無料で送れる容量: 200MB(1ファイル・1日1回・3ダウンロードまで)|保存期間: 1日(変更不可)|登録: 不要(送信者のメールアドレス入力は必須)

「操作性を下げる広告一切なし」を公式に掲げており、広告配信のタグも見当たりませんでした。無料の送信画面(/upload)はログインなしで開けますが、送信者のメールアドレス欄が必須で、画面は英語と日本語が混在しています(2026年9月14日表示確認)。無料は200MB・1日1回・3ダウンロード・保存1日と制限が厳しく、パスワードはPro以上です。ウイルスチェックは利用規約に「ソフトウェアによるウィルスチェック」の記述があります(2026年8月19日確認。対象範囲の説明はなし)。料金はProが月920円(年払い)・月払いは月1,100円(公式表記)です。

無料のメリット: 広告なし/洗練されたUI/登録不要

無料のデメリット: 200MB・1日1回・3ダウンロード・保存1日/送信者のメールアドレス入力が必要/パスワードは有料

採点の根拠(2026年9月14日確認)

  • ① 容量 2点: 200MB(500MB未満)
  • ② セキュリティ 3点: 保存時暗号化の記載なし 0/認証は確認できず 0/パスワードはPro以上 0/規約にウイルスチェックの記述(範囲の記載なし・2026年8月19日確認)3
  • ③ 制限 6点: 保存1日 0/1日1回・3ダウンロードの上限 0/登録不要 6
  • ④ 広告・UI 13点: 広告なし 8/英語と日本語の混在 2/送信者のメールアドレスが必須 0/スマホ対応 3
  • ⑤ アカウント・移行先 10点: 無料アカウントなし 0/送受信履歴なし 0/個人向け有料(Pro)5/法人向け(Business)5

【無料の罠】無料ファイル転送サービスで知らないと損する5つの落とし穴

「無料だから」と選ぶと、後で困るケースがあります。運営者として正直に開示します。

⚠ 無料サービスでよくある5つの罠

  • 罠1: 1回の上限とは別に、日や月の上限がある(WeTransfer無料は30日で10回または3GB、Kozutumi無料は月100MB、Send Anywhereの無料リンクはダウンロードが月10GB、Filemailの無料Basicは24時間に2回・1回10ダウンロード)。1回の上限と期間ごとの上限を両方確認してください。
  • 罠2: 広告でダウンロードボタンを押し間違える(ギガファイル便では当社にもそうした声が寄せられています)。firestorageには閉じるまで先に進めない広告があり、データ便は受け取る側にも広告が出ます。受け取る人がITに慣れていないなら、第三者の広告が出ないサービス(tenpu、自社の告知だけのFilemail・ギガワタス)が安心です。
  • 罠3: 「SSL対応」≠「保存ファイルの暗号化」。SSL/TLSは通信中だけの暗号化です。保存時の暗号化(AES-256など)は別に確認してください。
  • 罠4: 無料の条件は予告なく変わる(WeTransferは2024年に無料を大幅に制限)。長期保管が前提なら無料プランはリスクがあります。
  • 罠5: ウイルススキャンの対象範囲に差がある。「全ファイルが対象」と公式に明記しているのはFilemailです。firestorage・Smash・TransferNow・Kozutumiは無料でも使えますが対象範囲の説明はなく、ギガワタスは500MB以下で動画・音声を除くファイル、ギガファイル便は「アンチウイルス装備」の記載だけです。

情報漏洩の原因は「ファイル転送で情報漏洩が起きる5つの原因」で詳しく解説しています。

【容量で選ぶ】無料で大容量を送れるファイル転送サービスTOP5

動画・設計データ・写真フォルダなど大容量を送りたい人向けです。有料も含めて100GB超を比べるなら「大容量ファイル転送7選|100GB超の比較」も参考にしてください。

無料で大容量が送れるファイル転送サービスTOP5(条件なしで送れる容量の順・公式の単位で表記)
順位 サービス 無料で送れる容量 注意点
1位 ギガワタス 1ファイル333GB 自社の告知は表示される
2位 firestorage 1ファイル300GiB(約322GB) 第三者の広告あり・保存は最長14日
3位 ギガファイル便 1ファイル300GB(個数無制限) 第三者の広告が多い・保存時暗号化の記載なし
4位 ACdata 250GB(1ファイルか1回かの明示は確認できず) 第三者の広告あり・セキュリティ機能の記載が少ない
5位 Send Anywhere 共有リンク10GB(6桁キーなら50GB) リンクは48時間・50GBは相手の同時オンラインが必要

※公式に公表された容量の上限を並べた参考比較です。1ファイルの上限・1回の合計の上限・共有リンクの上限が混在しており、1回に送れる合計量の順位ではありません。Smashは2GBを超えるファイルも無料で送れますが、有料ユーザーの転送の後ろで順番待ちになり、受け取れるまでの時間が読めないため、この表では条件なしの2GBとして扱っています。

大きなファイルがメールやLINEで送れないときの対処は「大きいファイルが送れないときの対処法」をご覧ください。

【セキュリティで選ぶ】無料のセキュリティ機能・認証を確認できたファイル転送サービスTOP5

仕事の書類・契約書・個人情報を含むファイルを送る場合に、確認しておきたい機能と認証を公式情報で確認できた順(②セキュリティの点の順)に並べました。点数は確認できた機能・認証の範囲を示すもので、各サービスの安全性そのものを実証したものではありません。

無料のセキュリティ機能・認証を確認できたファイル転送サービスTOP5(②の点の順)
順位 サービス ②の点と主な根拠 注意点
1位 ギガワタス 18点: 保存時AES-256+Pマーク(登録簿で確認)+パスワード ウイルススキャンは500MB以下・動画と音声を除く
2位 Kozutumi 16点: ISMS・ISMSクラウド・Pマーク(登録簿で確認)+受取人認証 無料は月100MBまで・登録が必要
3位 TransferNow 14点: 保存時AES-XTS 256+パスワード(SOC 2はデータセンター) 日本語なし・送信者のメールアドレスが必須
4位 firestorage 13点: Pマーク(登録簿で確認)+パスワード+ウイルスチェック 保存時暗号化の記載なし・第三者の広告あり
5位 Smash 12点: 保存時AES-256+パスワード+ウイルス対策 日本語なし・無料版の画面は広告枠

セキュリティの深掘りは「セキュアファイル転送サービスの選び方」、暗号化の方式は「ファイル転送の暗号化とは?」を参照してください。

【広告で選ぶ】第三者の広告が出ないファイル転送サービス

「広告でダウンロードボタンを見失う」「取引先に送るURLに広告が出るのが嫌」という人向けです。広告の有無は料金ページだけでなく、広告主向けページ・利用規約・実際の画面で確かめました(2026年9月14日)。

無料ファイル転送サービス14社の広告の区分
区分 サービス 根拠・補足
広告なし tenpu 公式に「広告一切なし」。広告配信のタグも見当たらない。ただし無料は200MB・保存1日で、送信者のメールアドレス入力が必要
自社の告知だけ ギガワタス/Filemail ギガワタスは第三者の広告ネットワークを掲載していない(自社・グループの告知は出る)。Filemailは当社の実送信で、送信・受け取り画面とも第三者の広告枠がないことを確認(送信画面に自社プランの案内、受け取り画面に自社アプリの案内)
確認できず TransferNow/Kozutumi TransferNowは料金表で広告非表示が無料の対象外で、受け取り画面は未確認。Kozutumiは公開ページに広告配信のタグがなく規約にも広告の記述はないが、送信・受け取り画面は登録が必要で未確認
第三者の広告あり ギガファイル便/firestorage/データ便/ACdata/おくりん坊/Smash/TransferXL/Send Anywhere/WeTransfer ギガファイル便は有料でもタイアップ広告が出る。firestorageは閉じるまで進めない広告あり。データ便は受け取る側にも表示。SmashとWeTransferは公式の広告主向けページで広告枠を案内

大きなファイルを第三者の広告なしで送りたいなら、容量で差が出ます(tenpu 200MB・Filemail 5GB・ギガワタス 1ファイル333GB)。ギガファイル便の広告を消す方法は「ギガファイル便の広告を消す方法」で解説しています。

【用途別】結局どの無料ファイル転送サービスを使えばいい?

用途別おすすめ無料ファイル転送サービス
こんな人 おすすめ 理由
個人で大容量を送りたい(相手が使い慣れている) ギガファイル便 1ファイル300GB・最長100日。第三者の広告は多い
仕事でセキュリティも欲しい ギガワタス 1ファイル333GB・保存時AES-256・Pマーク・無料会員で管理画面。ウイルススキャンは500MB以下など対象に制限
登録なしで大容量、運営会社の認証も欲しい firestorage 300GiB・Pマーク(登録簿で確認)。保存は最長14日・第三者の広告あり
海外の相手に送りたい Filemail 5GB・保存7日・受け取り画面は英語・第三者の広告なし(当社の実送信で確認)
無料でパスワードと保存時暗号化(英語でもよい) TransferNow 無料でもパスワード・AES-XTS 256。送信者のメールアドレスが必要
333GBを超えるファイルを無料で(待ってもよい) Smash 2GB超は順番待ちで送れ、公式に上限の記載がない。無料版の画面は広告枠
受け取る相手が同時にオンライン Send Anywhere 6桁キーで最大50GBを端末間転送
月100MB以内で、受け取る人の認証と運営会社の認証を重視 Kozutumi 宛先メールで受け取る人を認証・3つの認証を登録簿で確認。登録が必要
小さいファイルを広告なしで tenpu 広告なし・無料は200MB・1日1回。送信者のメールアドレスが必要

無料 vs 有料の境目|どこから課金すべきか

無料サービスでも十分なケースは多いです。ただし次の3条件のいずれかに当てはまるなら、有料プランの検討をおすすめします。

  1. 機密情報を扱う(顧客情報・契約書・人事情報・健康情報) → 保存時暗号化+パスワード保護+監査ログが必要
  2. 送受信の記録を残す必要がある(監査対応・取引先からの照会対応) → ログ管理機能が必要
  3. 選んだ無料サービスの保存期限を超えて保管したい、または継続的な保管・管理が必要 → 有料プランやクラウドストレージとの併用を検討

ギガワタスは無料会員でも、保存時AES-256・運営会社のPマーク・送受信履歴・最長111日保存までは使えます。監査ログCSVや上長承認など、組織としての管理は法人向けの有料プラン(for Biz)です。

有料プランも含めた選び方は「ファイル転送サービスとは|選び方とおすすめ15選を運営者が比較」、法人向けは「法人向けファイル転送サービスの選び方」を参照してください。

出典一覧|本記事の比較データの根拠

本記事の比較データは、2026年9月14日に各社の公式ページ・公的登録簿を直接確認した情報と、当社の確認(Filemailは実送信、TransferNow・Smashは送信フォームまで、tenpu・Send Anywhereは送信画面の表示)に基づきます(一部の項目は各社レビューに別の確認日を併記)。

料金は日本円は税込で表記しています(おくりん坊BIZは公式の税別表記から換算)。海外サービスの料金は表示通貨・為替で変わるため、各社の公式ページでご確認ください。

よくある質問

Q. 無料で本当に安全に使えるファイル転送サービスはありますか?

公式情報で確認できる機能・認証が多いのはギガワタスです。登録なしのゲストでも保存時AES-256暗号化とウイルススキャン(500MB以下で動画・音声を除く)が使え、運営会社はプライバシーマークを取得しています。300GB以上の容量・保存時暗号化(方式を明記)・運営会社の認証(登録簿で確認)の3つが無料でそろったのは、当社が照合した14社ではギガワタスだけでした(2026年9月14日時点)。容量が小さくてもよければ、3つの認証を登録簿で確認できたKozutumi(無料は月100MBまで)も候補です。いずれも、安全性そのものを保証するものではなく、公式情報で確認できた範囲の比較です。

Q. ファイル転送サービスは有料ですか?

本記事の14社はすべて無料で使えます(Kozutumi・WeTransferは無料でも登録が必要)。多くのサービスは、広告の表示や、容量・保存期間・回数の上限と引き換えに無料で提供しています。広告を消したい、パスワードや長期保存を使いたい、組織で管理したい場合に有料プランを検討する形です。

Q. 無料のファイル転送サービスのデメリットは?

主に5つです。①日や月の上限がある(WeTransferは30日で10回または3GBなど)、②広告でダウンロードボタンを押し間違えやすい、③SSL対応でも保存ファイルが暗号化されているとは限らない、④無料の条件が予告なく変わる、⑤ウイルススキャンの対象範囲がサービスによって違う。詳しくは本文の「無料の罠」で解説しています。

Q. ギガファイル便だけで十分ではないですか?

個人で機密性の低いファイルを送るなら十分です。ただし次のどれかに当てはまるなら他のサービスも検討してください。①保存時暗号化を必須条件にしている(公式情報から確認できない)、②運営会社の認証が必要(プライバシーマークは登録簿で確認できず)、③受け取る人がITに慣れていない(広告が多く、ダウンロードボタンがわからなかったという声がある)。詳しくは「ギガファイル便は危険?」で解説しています。

Q. データ便は無料でファイル転送できますか?

できます。登録なしのライトプランで2GB、無料会員のフリープランで5GBまで送れ、保存期間は1時間〜7日から選べます。ダウンロードURLを自分で相手に知らせる方法も選べます。運営会社のプライバシーマークは登録簿で確認できました。ただし無料では送る側・受け取る側の両方に広告が表示され、保存ファイルの暗号化とウイルスチェックは公式に記載が見当たりません(2026年9月14日確認)。

Q. WeTransferは2026年も無料で使えますか?

使えますが、無料は「直近30日間で10回または合計3GB・保存最大3日・アカウント登録が必要」です。2026年8月の当社照合時点では、無料プランは個人の非商用利用に限ると公式に書かれていました(9月14日の再照合では該当箇所を取得できず、現行の記載は未確認)。第三者の広告も掲載されます。日本語のサイトもないため、日本国内で使うなら他のサービスをおすすめします。

Q. 無料で「容量無制限」のファイル転送サービスはありますか?

今回比較した14社では、条件なしで完全に無制限のサービスはありませんでした。Smashは2GBを超えるファイルも無料で送れますが、有料ユーザーの転送の後ろで順番待ちになり、無料版の画面は広告枠です。条件なしで大きく送れるのは、ギガワタス(1ファイル333GB)・firestorage(300GiB)・ギガファイル便(1ファイル300GB・個数無制限)です。「無制限」をうたうサービスでも期間ごとの上限があることが多いので、必ず確認してください。

Q. 大量のファイルを転送するにはどうすればいいですか?

フォルダごとZIPにまとめて1ファイルにするか、複数ファイルをまとめて送れるサービスを使います。ギガファイル便は公式に「個数無制限」です。受け取る人がスマホの場合、LINEやSafariで「まとめてダウンロード」が失敗することがあるため、個別にダウンロードできるかも確認しておくと安心です。容量が大きすぎて送れないときの対処は「大きいファイルが送れないときの対処法」で解説しています。

Q. 無料サービスで送ったファイルにウイルスが入っていないか心配です。

無料でも全ファイルが対象と公式に明記しているのはFilemailです。firestorage・Smash・TransferNow・Kozutumiは無料でもウイルスチェックが使えますが、対象範囲の説明はありません。ギガワタスは500MB以下で動画・音声を除くファイル、ギガファイル便とtenpuは対象範囲の説明がなく、ACdataは運営会社の公式ブログに記載があるもののサービスサイトでは同じ記載を確認できません。データ便・おくりん坊・TransferXL・Send Anywhereは公式に機能の説明が見当たらず、WeTransferは無料プランでの提供を確認できませんでした(2026年9月14日確認)。

Q. tenpuは無料で1GB送れると聞きましたが?

2026年9月14日時点で、tenpuの無料プランは200MB・1日1回・3ダウンロードまで・保存1日で、送信者のメールアドレス入力が必要です。1GB以上を無料で送りたい場合は、ギガワタス(1ファイル333GB)やfirestorage(300GiB)などが候補です。

Q. 法人で使うなら有料プランが必須ですか?

必須ではありませんが、機密情報・監査対応・長期保管が必要なら有料をおすすめします。ギガワタスは無料会員でも保存時AES-256・運営会社のPマーク・IP制限・送受信履歴まで使えます。監査ログCSVや上長承認など組織としての管理が必要になったら、法人向けの有料プランを検討するのが合理的です。

Q. 大人数にファイルを配布したい場合はどれがいいですか?

受け取る側の登録が不要で、ダウンロード回数の上限がないサービスが向いています。ギガワタス・ギガファイル便・firestorageは受け取る側の登録が不要で、URLを共有するだけで複数人に配布できます。ダウンロードの状況を確認したい場合は、ダウンロード通知と送受信履歴が無料で使えるギガワタスが便利です。tenpu(3ダウンロードまで)やFilemail無料Basic(1回10ダウンロードまで)はダウンロード回数に上限があり、大人数への配布には向きません。WeTransferの「30日で10回」は送信回数の上限なので、配布の向き不向きは受け取る人数などの条件で別に確認してください。

Q. このランキングはどれくらいの頻度で更新されますか?

3ヶ月ごとに14社の公式情報を確認し直し、料金・容量・機能・広告の変更を反映します(次回は2026年12月の予定)。2026年9月14日の更新では、採点基準そのものを小項目表に改めて全社を採点し直しました。最終更新日は記事冒頭に表示しています。

Q. 「ファイル転送サービス」「データ転送サービス」「ファイル送信サービス」は何が違いますか?

「ファイル転送サービス」と「ファイル送信サービス」は、ブラウザにファイルをアップロードしURLで相手に渡すサービスを指す言葉として、ほぼ同じ意味で使われます。一方「データ転送サービス」はもっと広い言葉で、同じ意味で使われることもあれば、まったく別のものを指すこともあります。たとえばHULFTは企業向けのファイル転送・データ連携製品、DataSpiderはシステムやデータベース、クラウドサービス同士をつなぐデータ連携(EAI)ツールで、いずれも本記事で扱うURL共有型のサービスとは別カテゴリです。スマホの機種変更時の「データ移行」を指して使われることもあります。ファイルをアップロードしてURLで相手に渡したいなら、本記事の14社が対象になります。

まとめ

無料ファイル転送サービス14社を、すべての点を小項目で説明できる5項目×20点の基準で採点した結果、1位はギガワタス(90点)、2位はfirestorage(78点)、3位はギガファイル便(74点)でした。

  • 容量と安全性を無料で両立したい: ギガワタス(1ファイル333GB・保存時AES-256・Pマーク・無料会員で管理画面。ウイルススキャンは対象に制限あり)
  • 登録なしで大容量、運営会社の認証も欲しい: firestorage(300GiB・Pマーク。第三者の広告あり・保存は最長14日)
  • 相手が使い慣れた定番で送りたい: ギガファイル便(1ファイル300GB・最長100日。第三者の広告が多い)
  • 第三者の広告が出ない画面で渡したい: Filemail(5GB・保存7日・当社の実送信で確認)・tenpu(200MB・保存1日)

「自社が全用途で最強」と書く比較記事は信用に値しません。どの無料サービスにも得手不得手があり、点数が低くても目的によっては最適なサービスがあります。本記事は2026年9月14日に14社の公式情報と公的登録簿を照合し、採点の根拠を小項目まで公開しています。旧版で広告の判定を誤っていた点も訂正しました。3ヶ月ごとに再採点します。

有料プランも含めた総合的な選び方は「ファイル転送サービスとは|選び方とおすすめ15選を運営者が比較」をご覧ください。

使った人の声

4.895件の評価
★★★★★

スピード・容量・期間に余裕が一番ありました。

2026-09-10

★★★★★

ギガファイル便より早くて簡単だったし広告もない!すばらしいです。

2026-09-08

★★★★★

視覚的に分かりやすくて良かった

2026-09-07

この記事を書いた人

吉岡 崇

吉岡 崇

株式会社グッドヒルシステムズ 代表取締役/ギガワタス 運営責任者

2011年より経営に携わり、Web制作・システム開発・デザインを本業として手がける。2016年4月に株式会社グッドヒルシステムズを設立。ギガワタスは、自社の映像納品業務のために自分たちで設計・開発したシステムを一般公開したものです。

ダビングコピー革命オモイデPLUS+ギガワタスシステム開発革命等のサービスを提供しています。

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