最終更新: 2026年4月6日
LINEで動画を送ったら画質がガタ落ちした。メールに添付しようとしたら容量オーバーで送れなかった。
結論から言うと、画質を落とさず動画を送るなら「ファイル転送サービス」が最も確実です。圧縮なしの原データをそのまま送れます。無料・登録不要で300GBまで対応するサービスもあります。
この記事では、大容量ファイル転送サービス「ギガワタス」の運営者が、動画を送る7つの方法を用途別に比較します。
※ この記事はギガワタス(giga-watasu.jp)の運営ブログです。
動画の容量はどのくらい?解像度別の目安
動画が送れない原因は、ほとんどの場合「ファイルサイズが大きすぎる」ことです。まず、動画がどのくらいの容量になるかを確認しましょう。
以下はスマートフォン(iPhone/Android)で撮影した動画の目安です。
| 解像度 | 1分 | 5分 | 10分 |
|---|---|---|---|
| 720p(HD) | 約60MB | 約300MB | 約600MB |
| 1080p(フルHD) | 約130MB | 約650MB | 約1.3GB |
| 4K(UHD) | 約350MB | 約1.7GB | 約3.5GB |
※ 撮影設定やコーデック(H.264/HEVC)により変動します。HEVCの場合は上記の約60〜70%になります。
5分のフルHD動画で約650MB。Gmailの添付上限は25MBなので、1分の動画ですらメール添付は不可能です。
4K動画なら10分で約3.5GB。LINEやチャットツールでも送れないサイズです。
動画を送る7つの方法を比較
動画を送る主な方法は7つあります。それぞれの容量上限・画質劣化・セキュリティを比較しました。
| 方法 | 最大容量 | 画質劣化 | セキュリティ | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|
| メール添付 | 25MB(Gmail) | なし | 中 | 数秒のクリップのみ |
| LINE | 5分まで | あり(自動圧縮) | 低 | 友達への短い動画 |
| AirDrop | 制限なし | なし | 高(近距離限定) | 目の前の相手(Apple限定) |
| クラウドストレージ | 15GB(Google Drive無料) | なし | 中〜高 | 日常的にファイルを共有する相手 |
| ファイル転送サービス | 300GB(ギガワタス) | なし | サービスによる | 大容量動画・仕事の納品 |
| YouTube限定公開 | 256GB | あり(再エンコード) | 低(URLが漏れると視聴可能) | 視聴だけでOKの場合 |
| USBメモリ・HDD | 数TB | なし | 高(物理管理が必要) | 超大容量・オフライン環境 |
※ 料金・仕様は2026年4月時点の情報です。
ポイントは「画質劣化」の列です。LINEとYouTubeは動画を自動圧縮するため、元の画質では届きません。撮影したままの品質で送りたい場合、この2つは除外されます。
各方法の詳細と注意点は、大容量ファイルの送り方|無料・安全な5つの方法でも解説しています。
【用途別】結局どの方法がベスト?
「方法が多すぎてわからない」という方のために、用途別の選び方をまとめました。
ほとんどのケースで「ファイル転送サービス」に行き着きます。LINEは手軽ですが画質が落ちる。クラウドストレージは容量が足りない。ファイル転送サービスなら、原データのまま・大容量・無料で送れます。
画質を落とさずに動画を送る方法
「送った動画がぼやけている」と言われた経験はありませんか。原因はサービス側の自動圧縮です。
LINEの画質劣化
LINEで動画を送ると、自動的に720p相当まで圧縮されます。4Kで撮影した動画も、受け取った側では画質が大幅に劣化しています。「オリジナル画質」で送信するオプションはありません。
さらに、LINEの動画は5分を超えると送信できません。5分以内でも、容量が大きいと送信に時間がかかったり失敗したりします。
メール添付の容量制限
Gmailの添付ファイル上限は25MB。Outlook(Microsoft 365)は20MBです。1分のHD動画(約60MB)すら添付できません。
「動画を圧縮すれば送れるのでは?」と思うかもしれません。確かに送れますが、圧縮した時点で画質は落ちています。
ファイル転送サービスなら原データのまま
ファイル転送サービスは、アップロードされたファイルをそのまま保存し、そのまま相手に渡す仕組みです。圧縮や再エンコードはしません。4Kで撮影した動画は、4Kのまま届きます。
ギガワタスなら無料・登録不要で300GBまで送れます。10分の4K動画(約3.5GB)でも余裕です。
ギガワタスのアップロード画面。パスワード保護やダウンロード回数制限も無料で設定できる
ギガワタスの利用で最も多いのは動画ファイルです。大容量になりやすい動画の送信に特化した設計をしています。
仕事で動画を送るならセキュリティも確認
個人利用なら気にしなくても問題ありません。しかし仕事で動画を送る場合、セキュリティは必ず確認すべきです。
動画に含まれる個人情報
動画ファイルには、映像そのもの以外にも多くの情報が含まれています。
- 顔・声 — 人物の特定が容易。個人情報保護法の対象になりうる
- 位置情報(EXIF/GPS) — スマホで撮影した動画には撮影場所のGPS座標が記録される
- 撮影日時 — いつ、どこにいたかが特定できる
- デバイス情報 — 撮影に使った端末のモデル名
社内研修の動画、クライアントへの納品動画、イベントの記録映像。これらが第三者に漏洩すれば、重大な問題になります。
無料サービスのリスク
無料のファイル転送サービスの中には、通信の暗号化だけでファイル自体は暗号化しないものがあります。パスワード保護やダウンロード回数制限がないサービスでは、URLが漏れれば誰でもダウンロードできます。
また、広告の多いサービスでは、受け取り側が広告を誤クリックするリスクもあります。フォトグラファーのユーザーからは「クライアントに作品データを送る際、広告だらけの画面を見せたくない」という声も聞きます。実際に、送信画面の見た目を理由にサービスを切り替えるケースは少なくありません。
仕事で使うなら確認すべきポイント
- 暗号化方式 — AES-256(銀行のオンラインバンキングと同じ方式)が基準
- パスワード保護 — ダウンロード時にパスワードを要求できるか
- プライバシーマーク — 個人情報保護の第三者認証を取得しているか
- ダウンロード回数制限 — 指定回数を超えたらダウンロードできなくなるか
各サービスのセキュリティ機能の詳しい比較は、ギガファイル便は危険?セキュリティの実態と安全な使い方で解説しています。
ファイル転送サービスのセキュリティを比較したい方は、無料大容量ファイル転送サービス15社比較も参考にしてください。
よくある質問
LINEで5分以上の動画は送れる?
送れません。LINEの動画送信は5分が上限です。5分を超える動画は、ファイル転送サービスで送ってダウンロードリンクをLINEで共有するのがおすすめです。
Gmailで動画を送る上限は?
Gmailの添付ファイル上限は25MBです。25MBを超えるファイルを添付しようとすると、自動的にGoogleドライブのリンクに切り替わります。動画は数秒のクリップでも25MBを超えることが多いため、実質的にメールで動画を送るのは難しいです。
動画を圧縮すると画質は落ちる?
落ちます。動画の圧縮は不可逆処理(元に戻せない変換)です。一度圧縮した動画を元の画質に戻すことはできません。画質を保ちたい場合は、圧縮せずにファイル転送サービスで原データをそのまま送りましょう。
ギガファイル便で動画を送っても安全?
個人的な動画を友達に送る程度なら問題ありません。ただし、仕事で使う場合は注意が必要です。ギガファイル便はSSL通信には対応していますが、ファイル自体のAES-256暗号化やプライバシーマークは取得していません。業務用途では、暗号化やパスワード保護が充実したサービスを選びましょう。詳しくはギガファイル便のセキュリティ解説記事をご覧ください。
iPhoneからAndroidに動画を送るには?
AirDropはApple同士でしか使えないため、iPhoneからAndroidに動画を送る場合はファイル転送サービスが便利です。アップロードしてダウンロードリンクを共有するだけなので、相手の端末を問いません。ギガワタスなら無料・登録不要で利用できます。
まとめ
動画を送る方法は複数ありますが、選び方はシンプルです。
- 目の前の相手 → AirDrop / ニアバイシェア
- 友達に短い動画 → LINE(ただし画質は落ちる)
- 画質を保ちたい / 大容量 → ファイル転送サービス
- 仕事で使う → 暗号化・パスワード保護付きのファイル転送サービス
メールやLINEの容量制限に悩んでいるなら、ファイル転送サービスを使えば一発で解決します。





