最終更新: 2026年8月13日
LINEで長い動画を送ったら途中で切れていた。画質もガタ落ちした。メールに添付しようとしたら容量オーバーで送れなかった。
先に結論です。LINEのトークで動画として送れるのは、当社が把握している範囲では最長5分です。5分を超える動画は全編をそのまま送れず、5分以内にトリミングしてから送ることになります。送信時は再圧縮されるため画質も落ちます。5分を超える動画や、画質を落としたくない動画は「ファイル転送サービス」が最も確実です。圧縮なしの原データをそのまま送れます。無料・登録不要で333GBまで対応するサービスもあります。
この記事では、大容量ファイル転送サービス「ギガワタス」の運営者が、動画を送る7つの方法を用途別に比較します。
※ この記事はギガワタス(giga-watasu.jp)の運営ブログです。
動画の容量はどのくらい?解像度別の目安
動画が送れない原因は、ほとんどの場合「ファイルサイズが大きすぎる」ことです。まず、動画がどのくらいの容量になるかを確認しましょう。
以下はスマートフォン(iPhone/Android)で撮影した動画の目安です。
| 解像度 | 1分 | 5分 | 10分 |
|---|---|---|---|
| 720p(HD) | 約60MB | 約300MB | 約600MB |
| 1080p(フルHD) | 約130MB | 約650MB | 約1.3GB |
| 4K(UHD) | 約350MB | 約1.7GB | 約3.5GB |
※ 撮影設定やコーデック(H.264/HEVC)により変動します。HEVCの場合は上記の約60〜70%になります。
5分のフルHD動画で約650MB。Gmailの添付上限は25MBなので、この条件なら1分の動画でも上限を超えます(実際の容量はビットレート次第で変わります)。
4K動画なら10分で約3.5GB。LINEやチャットツールでも送れないサイズです。
動画を送る7つの方法を比較
動画を送る主な方法は7つあります。それぞれの容量上限・画質劣化・セキュリティを比較しました。
| 方法 | 無料枠・主な上限 | 画質劣化 | セキュリティ | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|
| メール添付 | 25MB(Gmail) | なし | 中 | 高画質なら1分未満でも超過 |
| LINE | 5分まで | あり(自動圧縮) | 低 | 友達への短い動画 |
| AirDrop | 制限なし | なし | 高(近距離限定) | 目の前の相手(Apple限定) |
| クラウドストレージ | 15GB(Googleアカウント無料枠。Drive・Gmail・Googleフォトで共有) | なし | 中〜高 | 日常的にファイルを共有する相手 |
| ファイル転送サービス | 333GB(ギガワタス) | なし | サービスによる | 大容量動画・仕事の納品 |
| YouTube限定公開 | 256GBまたは12時間の短いほう | あり(再エンコード) | 低(URLが漏れると視聴可能) | 視聴だけでOKの場合 |
| USBメモリ・HDD | 数TB | なし | 高(物理管理が必要) | 超大容量・オフライン環境 |
※ 料金・仕様は2026年6月時点の情報です。出典: Gmail添付ファイルの上限(Google公式)、YouTubeのアップロード上限(公式)。LINEは動画の長さ・容量の上限を公式ヘルプで公表していないため、本記事の5分・1GBは当社が把握している範囲の値です(2026年8月13日時点)。
ポイントは「画質劣化」の列です。LINEとYouTubeは動画を自動圧縮するため、元の画質では届きません。撮影したままの品質で送りたい場合、この2つは除外されます。
各方法の詳細と注意点は、大容量ファイルの送り方|無料・安全な5つの方法でも解説しています。写真をたくさん送りたい場合は写真を送る方法もあわせてご覧ください。
【用途別】結局どの方法がベスト?
「方法が多すぎてわからない」という方のために、用途別の選び方をまとめました。
| こんなとき | おすすめ方法 | 理由 |
|---|---|---|
| 目の前のAppleユーザーに | AirDrop | 画質劣化なし・大容量OK・最速 |
| 友達に短い動画(画質OK) | LINE | 5分以内なら最も手軽。ただし自動圧縮あり |
| 画質を保ちたい・大容量 | ファイル転送サービス | 無料・登録不要で333GBまで。圧縮なし |
| 仕事・クライアント納品 | 暗号化付きファイル転送 | AES-256暗号化+パスワード保護で安全 |
| 視聴だけでOK(DL不要) | YouTube限定公開 | 再エンコードされるがストリーミング再生に最適 |
ほとんどのケースで「ファイル転送サービス」に行き着きます。LINEは手軽ですが画質が落ちる。無料のクラウドストレージは空き容量が足りなくなりやすい。ファイル転送サービスなら、原データのまま・大容量・無料で送れます。
【LINEの制限】動画は何分・何MBまで送れる?
「LINEで動画は何分まで送れる?」の答えは最長5分です。ただしLINEはこの上限を公式ヘルプで公表しておらず、当社が把握している範囲での値です(2026年8月13日時点。アプリのバージョンや端末によって挙動が変わる可能性があります)。5分を超える動画は、全編をそのままトークに送ることができません。
容量(MB)の制限はある?
LINE公式ヘルプでは、トークに動画として送るときのMB単位の上限を確認できませんでした(2026年8月13日時点)。「上限が存在しない」という意味ではなく、公表されていないということです。実際に詰まりやすいのは容量より「時間(5分)」のほうで、それとは別に、容量が大きい動画は送信に時間がかかり、通信環境や端末の空き容量によっては失敗することもあります。
5分を超えるとどうなる?
5分を超える動画をトークに送ろうとすると、そのままでは送れず、5分以内に収まるようトリミング(カット)してからの送信になります。さらに送信時に再圧縮されるため、長い動画は途中までしか届かず、画質も落ちた状態で相手に渡ります。「全部送ったはずなのに途中で終わっている」と言われるのはこれが原因です。
LINEの動画送信まとめ
- 時間: トークに動画として送れるのは最長5分(超える分は送れず、トリミングが必要)
- 容量: MB単位の上限はLINE公式が非公表(実際に詰まりやすいのは「時間」)
- 画質: 自動圧縮で約720p相当に低下(オリジナル画質オプションなし)
- 「ファイル」として送る場合: 5分制限は回避できる(当社が把握している範囲では上限1GB。公式ヘルプに記載は見当たりません)
「5分を超える」「画質を落としたくない」「1GBを超える」のいずれかに当てはまるなら、次の方法で送りましょう。
LINEで動画が送れないときの原因と対処法
LINEで動画が送れないときは、まず「動画が5分を超えているか」で切り分けます。5分を超えているなら仕様どおりの動作なので、送り方を変えるしかありません。5分以内なのに送れない場合は、通信環境・アクセス権限・端末の空き容量・動画データ・LINEやOSの不具合などが考えられます。
まず確認:動画が5分を超えていないか
前章のとおり、トークに動画として送れるのは最長5分です。5分を超える動画は全編をそのまま送ることができず、5分以内にトリミングしたぶんだけが相手に届きます。「送ったはずなのに途中で終わっている」と言われるのはこのケースです。全編を届けたいなら、トークの+ボタンから「ファイル」として送る(当社が把握している範囲では上限1GB)か、ファイル転送サービスにアップロードしてダウンロードURLをLINEで共有します。
5分以内なのに送れないときの確認順序
5分以内の短い動画なのに送信に失敗する場合は、LINEの長さ制限ではなく端末やアプリ側の問題です。原因を当てにいくより、次の順に切り分けたほうが早く終わります。
- 別の短い動画を送ってみる — 特定の動画だけの問題か、すべて送れないのかがまず分かります
- Wi-Fiとモバイル回線を切り替える — 動画の送信は通信量が大きく、電波が不安定だと途中で失敗します
- 端末の空き容量を確認する — 空きが少ないと送信処理そのものが通らないことがあります
- LINEとOSを最新版に更新し、端末を再起動する
- LINE公式のお知らせで障害情報を確認する — 特定のOSバージョンで送受信の不具合が案内されることがあります
症状ごとの原因と対処は次のとおりです。
| 症状 | 考えられる原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 送信の途中で止まる・失敗する | 通信環境が不安定/通信速度制限がかかっている | Wi-Fiとモバイル回線を切り替える。機内モードのオン・オフで復帰することもある |
| 送りたい動画が一覧に出てこない | LINEに写真・動画へのアクセスが許可されていない | iPhoneは「設定」→LINE→写真、Androidは「設定」→アプリ→LINE→権限で許可する(名称は機種・OSにより異なる)。iPhoneで「選択した写真」にしている場合は、送りたい動画が選択に含まれているか確認する |
| iPhoneで動画が読み込めない・グレー表示になる | 動画の実体がiCloudにあり、端末にダウンロードされていない | Wi-Fiに接続し、写真アプリで動画を開いてダウンロードが完了するまで待つ |
| 特定の動画だけ送れない | 動画データの破損、またはLINE側で処理しにくい形式・コーデック | 端末の写真アプリで正常に再生できるか確認する。再生できるのに送れないなら、変換せず原データのままファイル転送サービスで送るのが早い |
| 動画に限らず何も送れない | 端末の空き容量不足/LINE・OSの不具合や障害 | 空き容量を確保し、LINEとOSを更新して端末を再起動する。改善しなければLINE公式のお知らせで障害情報を確認する |
| 「ファイル」として送ろうとして失敗 | 1GBの上限を超えている | ファイル転送サービスにアップロードしてURLを共有する |
キャッシュ削除は最後に試す
「LINEのキャッシュを削除」はよく挙がる対処ですが、本来はアプリの動作が重いとき向けで、送信できない問題の一般的な解決策ではありません。削除すると保存期限を過ぎたトーク内の写真・動画が見られなくなることがあります。上の手順を試したうえで、LINEアプリ内の設定から実行してください(端末設定側の「データを削除」は別物なので混同しないよう注意)。
長い動画・大きい動画は「送り方」を変えるほうが早い
この手のトラブルでは「通信速度が足りないから回線を見直そう」という結論をよく見かけます。通信環境が原因のこともあるので間違いではありませんが、ファイル転送サービスを運営している側から見ると、回線を変えてもLINE側の制限そのものは変わりません。LINEはあくまで会話のためのアプリで、数百MB〜数GBの動画を運ぶ用途には向いていません。
安定するのは、動画をファイル転送サービスにアップロードしてダウンロードURLだけをLINEで送る方法です。LINEで送るのは短いテキストだけになるので送信でつまずきにくく、動画の長さによる制限もかかりません。サービス側で動画を再圧縮しないため画質も落ちません。ギガワタスの場合は登録不要・無料で333GBまで送れ、預かったファイルはAES-256方式で暗号化して保管されます。
なお、LINEに限らずメールやチャットも含めて大きいファイル全般が送れない場合は、切り分けの手順が少し変わります。大きいファイルが送れないときの対処法|原因別に7つの解決策で解説しています。
LINEで5分以上の長い動画を送る方法
LINEの動画送信は5分が上限です。5分を超える動画はそのままでは送れず、10分・30分といった長い動画はなおさらです。ですが、送り方を変えれば全編・高画質のまま送れます。
5分以上の動画を送る方法は主に3つあります。
- ファイル転送サービスを使う(最も確実) — ギガワタスやギガファイル便にアップロードし、ダウンロードURLをLINEで送る。動画の長さによる制限がなく、再圧縮もされない。10分以上の長い動画でも1GB超でも送れる(1ファイルの上限はサービスごとに異なり、ギガワタスは333GBまで)
- LINEの「ファイル」機能で送る — トークの+ボタンから「ファイル」を選べば、5分制限なしで動画を送れる。ただし当社が把握している範囲では上限1GB(フルHDで約8分が目安)で、公式ヘルプに容量の記載は見当たりません
- Googleフォト・iCloudの共有リンクを送る — クラウドにアップロードして共有リンクをLINEで送る。ただし無料容量(Google 15GB・iCloud 5GB)を消費する
iPhone・Androidでのやり方
iPhoneは、写真アプリで動画を選んで共有ボタンから「ファイルに保存」し、LINEの「ファイル」機能で送る方法か、ファイル転送サービスにアップロードする方法が確実です。Androidも同じく、トークの+ボタンから「ファイル」を選ぶか、Googleフォト・ファイル転送サービスを使います。どちらの端末でも、1GBを超える動画や10分以上の長尺は、ファイル転送サービスでURLを共有するのが最も簡単です。
結論として、5分以上の長い動画や1GBを超える大容量データは、ファイル転送サービスで送ってURLをLINEで共有するのが最も確実です。動画の長さによる制限がなく、再圧縮もされないので画質が落ちることもありません。
画質劣化なしで大容量の動画を送る方法
「送った動画がぼやけている」と言われた経験はありませんか。原因はサービス側の自動圧縮です。
LINEの画質劣化
LINEで動画を送ると、自動的に720p相当まで圧縮されます。4Kで撮影した動画も、受け取った側では画質が大幅に劣化しています。「オリジナル画質」で送信するオプションはありません。
さらに、LINEの動画は5分を超えると全編をそのまま送れません。5分以内でも、容量が大きいと送信に時間がかかったり失敗したりします。
メール添付の容量制限
Gmailの添付ファイル上限は25MB。Outlook.comは20MB、Microsoft 365(Exchange)も既定で25MB前後です。1分のHD動画(約60MB)すら添付できません。
「動画を圧縮すれば送れるのでは?」と思うかもしれません。ここは2種類を分けて考える必要があります。解像度やビットレートを下げて再エンコードすると容量は大きく減りますが、画質も落ちます。一方ZIPのような可逆圧縮は画質を変えませんが、動画はもともと圧縮済みの形式なので容量がほとんど減りません。
ファイル転送サービスなら原データのまま
ファイル転送サービスは、アップロードされたファイルをそのまま保存し、そのまま相手に渡す仕組みです。圧縮や再エンコードはしません。4Kで撮影した動画は、4Kのまま届きます。
ギガワタスなら無料・登録不要で333GBまで送れます。10分の4K動画(約3.5GB)でも余裕です。

ギガワタスの利用で最も多いのは動画ファイルです。大容量になりやすい動画の送信に特化した設計をしています。




