大容量ファイル転送7選|100GB超対応の比較【2026年版】
セキュリティ2026年5月22日

大容量ファイル転送7選|100GB超対応の比較【2026年版】

最終更新日: 2026年8月18日

大容量ファイルを送りたいのに、メール添付(25MB)やクラウドの無料枠(Google Drive 15GB・Dropbox 2GB)では容量が足りない——多くの人がここでつまずく。とくに動画素材・建築CAD・医療画像のように1ファイル100GBを超えると、一般的なサービスでは歯が立たない。本記事は、数GBの日常的な大容量から100GB超の特大ファイルまでを扱える7社を比較する(うちSmashのみ、無料枠の表示は2GBで2GB超は順番待ちでの送信になる)。

結論からいうと、100GB超に対応している7社を大容量実用5軸(容量/速度・分割/保存期間/コスト/セキュリティ)で比較すると、ギガワタス・ギガファイル便・TransferNow Premiumが上位3社になる。無料で大容量+セキュリティを両立したいならギガワタス(333GB+AES-256+111日+無料)、知名度・完全無料・最大100日保存ならギガファイル便、セキュリティ+長期保管(最大365日)の有料海外サービスならTransferNow Premium。コスト無視・グローバル運用ならWeTransfer Ultimate。それぞれ得意領域が違う。

本記事は100GB超送信に特化し、当ブログの通常比較軸を「大容量実用5軸」(容量/速度・分割/保存期間/コスト/セキュリティ)に置き換えて100点満点で採点している。無料14社ランキング(セキュリティ・無料・使いやすさ・法人向け・コスパの軸)とは異なるため、用途に応じて使い分けてほしい。

この記事はギガワタス(giga-watasu.jp)の運営ブログです。自社サービスも比較対象に含まれていますが、大容量実用軸では1位という結果になりました。ただし「知名度・完全無料・100日保存」のギガファイル便には負ける部分もあります。評価基準・スコアリング方法は記事内で公開しており、ギガワタスのデメリットも記載しています。

【選定基準】大容量ファイル転送を選ぶ5軸×20点=100点

100GB超を送るときに本当に効く5軸を、当ブログの通常比較軸(セキュリティ・無料・使いやすさ・法人向け・コスパ)を、本記事では100GB超送信に最適化した「大容量実用5軸」(容量/速度・分割/保存期間/コスト/セキュリティ)に置き換えて、5項目×20点=100点満点で評価する。

① 最大送信容量(/20点)
1回の送信で扱える絶対容量。333GB=20点、300GB=19点、250GB=17点、100GB=12点。無制限をうたう有料プランは20点を基準に、アカウント全体のストレージ上限など付帯制限があれば減点する(WeTransfer Ultimateは2TB枠で18点)。Smashは公式FAQの「無料でも2GB超を送信可(順番待ち)」を250GB級と同等の17点とし、順番待ちの実用面は速度・コスト項で評価した。

② 速度・分割対応(/20点)
送信時の実効スループット、自動分割機能の有無、並列アップロード/ダウンロード対応、レジューム(中断再開)対応。大容量送信では「途中で止まったら最初からやり直し」になるのが最大のストレスポイント。速度は当ブログでの実測ではなく、公式に明示された機能と公開情報による定性評価。

③ 保存期間(/20点)
大容量ファイルは受信者の都合(出張・休暇・社内承認)でダウンロードが遅れがちなため、保存期間が長いほど有利。100日以上=20点、65日=18点、14日=10点、7日=8点、3日=5点。無料プランの保存期間を基準とし、有料プランで長期化できる場合は+2点まで加点する。

④ コスト(/20点)
無料/月額/大容量送信時の追加料金。完全無料=20点、月数百円=15点、月US$10級=13点、月US$23級=10点。無料でも順番待ち等の実用上の制約がある場合は減点する。

⑤ セキュリティ(/20点)
保存時暗号化(AES-256)の公式明示、パスワード保護、ウイルススキャン、E2E対応など。大容量=機密度が高いケース(動画素材・CAD・医療画像)が多いため軽視できない。

【総合ランキング】100GB超対応ファイル転送サービス7社

大容量ファイル転送サービス 100GB超対応7社ランキング(2026年8月18日時点)
順位 サービス 最大容量 保存期間 料金 総合スコア
1位 ギガワタス 333GB 最大111日 無料(法人向けfor Biz月550円〜) 92/100
2位 ギガファイル便 300GB 最大100日 完全無料 84/100
3位 TransferNow Premium 250GB 最大365日 月額US$10〜 82/100
4位 WeTransfer Ultimate 無制限 無期限設定可 月額US$23〜 81/100
5位 ACdata 250GB 最大65日 完全無料 79/100
6位 firestorage(おくる) 300GiB 最大14日 完全無料 74/100
7位 Smash 2GB(超過分は順番待ちで送信可) 最大7日 無料 71/100

※ 各社公式サイトの公開情報を基に採点(2026年5月22日初回採点・2026年8月18日に各社の機能・料金を再確認。WeTransferの価格のみ2026年5月28日実画面確認値=現在は公式料金ページがログイン後のみ価格表示)。各社の機能・料金は変更される可能性があるため、契約・利用前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

1位 ギガワタス(92/100点)

ギガワタス公式トップ — 333GB・無料・111日保存・AES-256暗号化。ウイルスチェックは500MB以下対象、IP制限・DL履歴は無料会員から

※ 出典: ギガワタス公式(撮影日: 2026年5月21日)

評価項目 スコア 根拠
最大送信容量 20/20 1ファイル333GB(業界最大級)。ゲスト・会員とも同容量
速度・分割 14/20 並列アップロード対応。自動分割機能の公式明示はなし
保存期間 20/20 全ユーザー最大111日(送信時に選択)
コスト 20/20 完全無料(ゲスト・無料会員とも0円)。法人向けfor Bizは月550円/人〜
セキュリティ 18/20 AES-256(保存時)+ SSL/TLS(通信時)公式明示。Pマーク取得。ウイルススキャンあり(500MB以下・動画/音声除く)。E2Eは非対応

ギガワタスは、プライバシーマーク取得企業(株式会社グッドヒルシステムズ)が運営する大容量ファイル転送サービス。「333GB・111日保存・AES-256・無料」という4つを同時に満たすのは7社中で唯一。動画クリエイター・建築CAD・大容量バックアップに広く対応する。医療画像は容量上は扱えるが、医療機関での利用は3省2ガイドライン適合の確認が別途必要になる(後述の用途別表を参照)。

2026年4月のプラン変更で、以前は有料プラン限定だったIP制限・DL履歴・DL通知が無料会員に開放され、2026年7月にはウイルススキャンが登録不要のゲストにも拡大された(対象は500MB以下・動画/音声を除く)。100GB超を送るとき、受信側に取引先がいるケースで「セキュリティ機能込みで無料」というのは大きな差別化要素になる。

デメリット:

  • 知名度はギガファイル便に劣る。取引先に説明が必要なケースがある
  • 自動分割機能の公式明示なし(並列UL対応のみ)
  • ウイルススキャン対象は500MB以下のファイルのみ(動画・音声も対象外)。100GB級のファイルはスキャンされない(ファイル自体はAES-256で暗号化される)
  • E2E(エンドツーエンド)暗号化は非対応

こんな人におすすめ: 動画クリエイター・建築CAD・印刷入稿で100GB超を送る個人・中小事業者。無料でAES-256+IP制限+管理画面(DL履歴まで)が必要な法人。監査ログCSVが必要ならfor Biz(月550円/人〜)。(公式確認日: 2026年8月18日 / ギガワタス公式

2位 ギガファイル便(84/100点)

ギガファイル便公式 — 完全無料・300GB対応・最大100日保存

※ 出典: ギガファイル便公式(撮影日: 2026年5月21日)

評価項目 スコア 根拠
最大送信容量 19/20 1ファイル300GB。ファイル数無制限
速度・分割 17/20 並列アップロード対応。速度の評判は高いが当ブログの実測はなし。自動分割機能の公式明示は確認できず(2026年8月18日トップページ確認)
保存期間 20/20 3日〜最大100日まで送信時に選択可能
コスト 20/20 完全無料(2026年1月から月¥198〜の有料プランも開始、無料機能は維持)
セキュリティ 8/20 SSL通信のみ明示。AES-256など保存時暗号化方式は非公開。プライバシーマーク未取得

ギガファイル便は、知名度・完全無料・大容量で個人ユーザーの定番。保存期間・コストは満点評価、容量・速度も本記事7社中で上位。広告収入で運営されており、月¥198(税込)からの有料プランは広告非表示・複数端末同時ログインなどで、セキュリティ機能の追加はない。

容量・コスト・速度では1〜2位だが、AES-256など保存時暗号化方式が公式に非公開・Pマーク未取得のため、機密データの送信や法人利用では不向き。詳しくはギガファイル便は危険?セキュリティの実態を参照。

デメリット:

  • 保存時暗号化方式が公式に非公開
  • プライバシーマーク・ISMS未取得。法人利用の説明根拠が薄い
  • 広告でDLボタンを見失う問い合わせが多い(特に受信者がIT初心者の場合)

こんな人におすすめ: 個人ユーザーで非機密ファイル(動画素材・写真・趣味データ)を最大限の容量と長期保存で送りたい場合。(公式確認日: 2026年8月18日 / ギガファイル便公式

3位 TransferNow Premium(82/100点)

TransferNow公式 — 無料でもAES-XTS 256ビット保存時暗号化・パスワード保護対応、Premiumで250GB/最大365日

※ 出典: TransferNow公式(撮影日: 2026年5月21日)

評価項目 スコア 根拠
最大送信容量 17/20 Free: 5GB、Premium: 250GB/転送、Team: 500GB/転送
速度・分割 14/20 並列UL対応。欧州・米国・アジアにデータセンター分散
保存期間 20/20 Premiumプランで最大365日保存(公式pricing明記)
コスト 13/20 100GB超送るならPremium必須(月額US$10・2年契約でUS$6/月)。無料は5GB上限
セキュリティ 18/20 SSL/TLS(転送時)+ AES-XTS 256ビット(保存時)公式明示。SOC 2 Type II準拠

TransferNowは、2013年〜累計41億ファイル送信・5,000万ユーザーのフランス発サービス。無料5GBから始まり、Premium(月額US$10・2年契約でUS$6/月)以上で1転送250GB・最大365日保存に対応。AES-XTS 256ビット保存時暗号化+SOC 2 Type II準拠データセンターで、セキュリティは本記事7社中でも上位。長期保管ニーズにも対応する稀有な海外サービスだ。

100GB超送信ではPremium必須なので、コストは月900〜1,500円規模(US$6〜10)でWeTransfer Ultimateより安い。日本語UIが限定的な点が中位に留まる理由。

デメリット:

  • 100GB超送信は有料Premium必須(月額US$10、2年契約でUS$6/月)
  • 日本語UIは限定的
  • 無料プランは5GBまでで100GB超送信には使えない

こんな人におすすめ: セキュリティ重視(AES-XTS 256+SOC 2)の個人クリエイター・小規模スタジオで、100GB級を月数回送るケース。長期保管(数ヶ月〜1年)ニーズに対応したい場合。(公式確認日: 2026年8月18日 / TransferNow公式 / pricing

4位 WeTransfer Ultimate(81/100点)

WeTransfer公式 — 海外発のシンプル UI・Ultimateで大容量送信+送信時に期限指定可・ストレージ最大2TB

※ 出典: WeTransfer公式(撮影日: 2026年5月21日)

評価項目 スコア 根拠
最大送信容量 18/20 Ultimateプランで転送サイズ無制限相当。ただしアカウントの転送ストレージ上限は最大2TB
速度・分割 18/20 CDN配信基盤・並列対応(速度の実測はなし)
保存期間 20/20 送信時に有効期限を指定可能。Ultimateでは無期限設定も可(ライブ転送のストレージ枠内)
コスト 10/20 Ultimateは月額US$23(2026年5月実画面確認。2026年8月時点は価格表示がログイン後のみ)
セキュリティ 15/20 TLS(転送時)+ AES-256(保存時)を公式明記。E2Eは公式に明示なし

WeTransferは、オランダ発のグローバルファイル転送サービス。Ultimateプラン(月額US$23・2026年5月実画面確認)は大容量・長期保管・グローバル運用の総合力で強い。Adobe・Spotify・Netflix・Sonyなど大手クリエイティブ企業での利用が知られ、洗練されたインターフェースに定評がある。

Freeは30日あたり3GB・10転送・3日保存、Starterは300GBまで送信可能(2024年の改定で実質法人利用は厳しい仕様)。本記事ではUltimateを対象に採点した。US$23は日本円で月3,500円前後となり、コスト負担は大きい。なお2026年8月18日時点、公式料金ページは価格がログイン後のみ表示される仕様に変わっている(本記事の価格は2026年5月28日の実画面確認値)。

デメリット:

  • Ultimateは月額US$23(2026年5月確認・現在は公式の価格表示がログイン後のみ)。日本円換算で月3,500円前後
  • 日本語UI非対応
  • Freeは30日で3GB・3日保存と大幅制限(2024年の改定以降)
  • E2E(エンドツーエンド)暗号化は公式に提供の明示なし
  • 転送ストレージ上限は最大2TB(無期限設定でも累積枠内)
  • Ultimateは公式料金ページで個人利用向け(For individual use only)と明記。チームでの正式利用は別プランTeams(US$19/ユーザー/月・2ユーザー〜)になる

こんな人におすすめ: 国際クライアント案件で大容量ファイルをやり取りする動画クリエイター・デザイナー個人(Ultimateは個人利用向け。チームで使うならTeamsプラン)。月数千円のコストを許容できる場合。(公式確認日: 2026年8月18日・価格のみ2026年5月28日実画面確認 / WeTransfer公式 / 料金ページ

5位 ACdata(79/100点)

ACdata公式サイト(2026年5月撮影) — 250GB・登録不要の無料ファイル転送

※ 出典: ACdata公式(撮影日: 2026年5月21日)

評価項目 スコア 根拠
最大送信容量 17/20 1ファイル250GB・ファイル数無制限
速度・分割 14/20 並列UL対応。自動分割の公式明示なし
保存期間 18/20 最大65日保存
コスト 20/20 完全無料・登録不要
セキュリティ 10/20 通信はSSL(https)。WAF+ウイルスチェックは運営会社公式ブログ(2025年8月更新)に記載があるが、サービスサイト・公式ヘルプ上では確認できない(2026年8月18日時点)。AES-256など保存時暗号化方式も公式に明示なし

ACdataは、イラストAC・写真ACの親会社(ACワークス株式会社)が運営する無料ファイル転送サービス。最大250GB+最長65日保存が登録不要・完全無料という稀有な存在。「ギガファイル便より長い保存期間を無料で」というユーザーには有力な選択肢。なおウイルスチェックとWAFは運営会社の公式ブログ(2025年8月更新)に記載があるものの、2026年8月18日の再確認ではサービスサイト・公式ヘルプ上に記載を見つけられなかった。

デメリット:

  • AES-256など保存時暗号化方式が公式に非公開
  • プライバシーマーク・ISMS未取得
  • 管理画面・送信ログなし。法人運用は厳しい

こんな人におすすめ: 個人・小規模で「ギガファイル便より少し長い保存期間を無料で」を求めるケース。(公式確認日: 2026年8月18日 / ACdata公式

6位 firestorage(74/100点)

firestorage公式 — 2006年からの老舗・「おくる」機能で完全無料300GiB

※ 出典: firestorage公式(撮影日: 2026年5月21日)

評価項目 スコア 根拠
最大送信容量 19/20 「おくる」機能で1ファイル300GiB(未登録/無料会員共通)
速度・分割 14/20 並列UL対応。自動分割なし
保存期間 10/20 3時間〜最大14日(無料)。法人プランで延長可能
コスト 20/20 「おくる」機能は完全無料
セキュリティ 11/20 通信の暗号化は公式サイト内で記載が不一致(現行のセキュリティページは未登録会員から全プラン対象、旧URLに残るページは有料会員・法人プラン限定/2026年8月19日に両ページ確認)。対象プランを確定できないため、無料・未登録利用でのSSL/TLS対応は加点対象外とした。全プランでウイルスチェック実施。AES-256など暗号化方式は公式記載を確認できず

firestorageは2006年からの老舗ファイル転送サービス。「おくる」機能なら未登録で300GiBまで送れるのが最大の強み。運営会社(ロジックファクトリー株式会社)がプライバシーマークを取得(ギガワタスも同様にPマーク取得済み)。ウイルススキャンは全プランで実施される。

ただし保存期間が最大14日と短く、受信者の都合でDLが遅れるリスクがある。100GB超の大容量を送る用途では保存期間の長さも重要なので、その点ではギガワタス(111日)・ギガファイル便(100日)・WeTransfer Ultimate(無期限設定可)・ACdata(65日)が優位。

デメリット:

  • 無料での保存期間が最大14日と短い
  • AES-256など保存時暗号化方式の公式記載を確認できない。通信の暗号化は公式サイト内で記載が割れており、現行のセキュリティページは未登録会員から全プランがSSL/TLS対象、旧URLに残るページは有料会員・法人プラン限定と書かれています(2026年8月19日に両ページ確認)
  • 無料ストレージ機能は2GiBに限定(おくる機能は300GiB)

こんな人におすすめ: 14日以内で受信完了が確実な動画素材・印刷入稿で、Pマーク取得サービスを選びたい場合。(公式確認日: 2026年8月12日 / firestorage公式

7位 Smash(71/100点)

Smash公式サイト — 2GB超も無料で送れるが有料ユーザーの後ろで順番待ちになる

※ 出典: Smash公式(撮影日: 2026年5月21日)

評価項目 スコア 根拠
最大送信容量 17/20 無料でも2GB超を送信できる(公式FAQ)。ただし公式料金表の無料枠表示は2GBで、超過分は有料ユーザーの後ろで順番待ちになり送信完了まで時間が読めない
速度・分割 10/20 2GB超は有料ユーザーの転送の後ろで順番待ちになる(公式仕様)。Pro有料プランで優先化
保存期間 10/20 無料は最大7日。有料のPro・Team・Enterpriseは最大30日(公式料金表)
コスト 18/20 無料でも2GB超を送信できる(ただし順番待ち)。有料Proで優先処理と転送サイズ無制限。Pro料金は閲覧地域の通貨で表示される
セキュリティ 16/20 全プランで256-bit AES + SSL/TLS暗号化を公式明示。第三者監査済み

Smashは、フランス発のファイル転送サービス。「2GB超は有料ユーザーの転送の後ろで順番待ち」というユニークな仕組みで、無料のまま2GBを超えるファイルも送信できる(公式料金表の無料枠表示は2GB、転送サイズが無制限と明示されるのは有料プラン)。Coca-Cola・Spotify・BBC・Disney・Meta等のグローバルクリエイティブ業界での導入実績がある。

100GB超を送る場合は有料ユーザーの転送の後ろで順番待ちになり送信完了までの時間が読めないが、AES-256+ウイルススキャンが全プランで標準対応する点はギガファイル便・ACdata・firestorageより優れる。

デメリット:

  • 2GB超は有料ユーザーの後ろで順番待ちになり、送信完了までの時間が読めない
  • 無料の保存期間は最大7日と短い
  • 日本語UI非対応

こんな人におすすめ: グローバル制作チームや個人クリエイターで「無料でAES-256+大容量」を求め、送信時間に余裕があるケース。(公式確認日: 2026年8月12日 / Smash公式

100GB超の壁を超える3つの方法

本記事は「サービス比較」が中心だが、サービス選びだけでなく、100GB超を送るときの戦略も2026年時点で整理しておく。

① 大容量対応の単発送信サービスを使う(本記事の7社)
最もシンプル。受信者にURLを送るだけで完了する。333GB(ギガワタス)・300GB(ギガファイル便・firestorage)・250GB(ACdata・TransferNow)・無制限(WeTransfer Ultimate)など、選択肢は豊富。

② ファイルを分割して送る
100GBを5〜10GBずつに分割し、容量上限の小さい無料サービスから複数回に分けて送ることも理論上は可能。ただし受信側で再結合の手間が増え、ZIP分割ツールの操作が必要になる。100GB超を扱う頻度が高いなら、単発送信サービス利用の方が現実的。

③ クラウドストレージで継続共有する
動画素材を継続的に共有したい場合は、Google Drive(個人2TB ¥1,300/月)・Dropbox(個人2TB ¥1,500/月)・Box(法人継続共有)などのクラウドストレージで共有フォルダを作る方法もある。クラウドストレージとファイル転送の違いに詳細あり。

大容量送信で起きやすいトラブル5選

100GB超を扱うとき、5GB以下では気にしなくていい問題が顕在化する。よくあるトラブルを整理した。

⚠ 100GB超送信でよくある5つのトラブル

  • 1. アップロードが途中で止まる: 回線が不安定だと数時間〜半日のULが中断してやり直しになる。有線LAN+安定した回線で送るのが第一(中断再開=レジューム対応を公式に明示するサービスは少なく、ギガワタスも公式明示はない)
  • 2. 受信者がDLできない: スマホ回線・社内VPN・LANで通信制限がかかる。受信者の環境を事前確認
  • 3. 保存期間切れで再送になる: 大容量=受信者の都合で遅れがち。保存期間が長い(100日以上)サービスを選ぶ
  • 4. 広告クリックで遷移失敗: 無料サービス(ギガファイル便など)で受信者がDLボタンと広告を取り違える
  • 5. ウイルススキャン対象外: 多くのサービスがサイズ上限(500MB・2GBなど)でスキャン対象外。送信前に自社環境でスキャン推奨

【用途別】100GB超送信のおすすめ

用途別おすすめ大容量ファイル転送サービス
こんな用途 おすすめ 理由
動画クリエイター(4K素材・編集データ) ギガワタス/WeTransfer Ultimate 333GB+AES-256 or 無制限+無期限保存
印刷入稿・出版(PDF・画像) ギガワタス/ギガファイル便 大容量+長期保存/知名度
建築CAD・BIM(300GB級) ギガワタス/firestorage 333GB+AES-256 or Pマーク取得
医療画像(DICOM・MRI) 3省2GL準拠の医療情報専用クラウド 詳細は医療機関のファイル転送
バックアップ(個人・SOHO) WeTransfer Ultimate/クラウドストレージ 無期限設定可/継続保管
グローバル制作チーム WeTransfer Teams/Smash Ultimateは個人利用向け・チームはTeams/グローバル知名度

よくある質問

Q. 100GB超を無料で送れるサービスはどれ?

本記事の7社のうち完全無料で100GB超を送れるのは、ギガワタス(333GB)・ギガファイル便(300GB)・firestorage(300GiB「おくる」)・ACdata(250GB)の4社。Smashも無料のまま2GB超を送れますが、公式料金表の無料枠表示は2GBで超過分は順番待ちになるため、100GB超を待たずに送りたい用途では上記4社が現実的です。セキュリティを重視するならギガワタス(AES-256・Pマーク取得)が現実的。

Q. 333GBと300GBの違いは実用上どの程度ある?

10%程度の容量差。4K動画なら数分〜10分程度、CADデータなら数十ファイル分の余裕に相当する。ただし「上限ギリギリで送信失敗」を避けるため、上限に対して余裕を持たせて運用するのが安全。

Q. WeTransfer Ultimateの料金は妥当?

月額US$23(2026年5月実画面確認。2026年8月時点、公式の価格表示はログイン後のみ)で、無制限容量+無期限保存+グローバル運用安定性を求める動画クリエイター・デザイナー向け。年間約US$276(約4万円)と決して安くはない。日本国内中心の運用ならギガワタス(無料。法人はfor Biz月550円/人〜)の方がコスパは良い。

Q. 100GB送るのに何時間かかる?

回線速度に依存。実効100Mbps(光回線の一般的な実速度)なら理論上約2.2時間、実効1Gbpsなら約15分。スマホ回線(実効30Mbps)では7時間以上かかる。受信者側のDL速度も同様の影響を受ける。

Q. 法人で100GB超を送る場合、どのサービスを選ぶべき?

セキュリティ要件次第。AES-256+Pマーク+無料の管理画面(DL履歴まで。監査ログCSVはfor Biz限定)が必要ならギガワタス。エンタープライズ契約でISMAP登録・SOC 2準拠まで必要ならBox(容量無制限・継続共有)が候補(同じくISMAP登録のクリプト便は大容量オプションでも最大10GB/通のため、100GB級の送信には使えない)。詳細は法人ファイル共有サービス7選を参照。

Q. ファイルを分割すれば普通のサービスでも送れる?

理論上は可能だが、100GBを5GBずつ20分割すると受信側で再結合の手間が大きい。手動分割ツール(7-Zip等)の操作が必要で、ITに不慣れな受信者には負担。100GB超を扱うなら単発送信サービスの方が現実的。

Q. クラウドストレージで継続共有とどちらが良い?

用途で分ける。1回限りの送信なら本記事のファイル転送サービス。継続的にチームで編集・共有するならGoogle Drive・Box・Dropboxなどのクラウドストレージ。詳しくはクラウドストレージとファイル転送の違いを参照。

Q. 100GB送信時のセキュリティで最も重要なポイントは?

①保存時暗号化(AES-256明示)②パスワード保護③受信者の環境配慮(IP制限・有効期限)の3点。大容量=機密度が高いケースが多いため、SSL/TLS通信暗号化だけでは不十分。詳しくはセキュアファイル転送サービス6選を参照。

まとめ — 100GB超は用途で選ぶ

大容量ファイル転送サービスの選び方は3つだ。

クラウド・転送・チャット系を含む15社の総合ランキングはファイル転送サービス15社ランキング【2026年版】にまとめています。

  1. 無料で大容量+セキュリティ+長期保存: ギガワタス(333GB+AES-256+111日+無料会員)— この4条件を同時に満たすのは本記事7社中で唯一
  2. 知名度・完全無料・最大100日: ギガファイル便(300GB・セキュリティは劣る)
  3. コスト無視で無制限+グローバル: WeTransfer Ultimate(月額US$23〜・無期限設定可)

本記事のスコアは「大容量実用」軸での評価で、純セキュリティ軸はセキュアファイル転送サービス6選、法人実用軸は法人ファイル共有サービス7選と異なる。組み合わせて判断してほしい。

まず無料で100GB超のファイル転送を始めたい方は、ギガワタスの無料会員登録から始めるのが現実的な第一歩になる。333GB+AES-256+IP制限+管理画面(DL履歴の確認まで)が無料会員で使える。なお100GB級のファイルはウイルススキャン(500MB以下対象)の範囲外のため、送信前に手元でスキャンしておくとより安心だ。

出典一覧(公式確認日: 2026年8月18日)

使った人の声

4.856件の評価
★★★★★

アップロードに時間がかからない、ウイルスチェックを行ってくれる

2026-08-18

★★★★★

非常に使いやすい、というか非常に分かりやすく初めてでも簡単でした。

2026-08-18

★★★★★

アップロードに時間を取るのは仕方無いところですが、ダウンロードがめちゃ早いこと。

2026-08-18

吉岡 崇

吉岡 崇

株式会社グッドヒルシステムズ 代表取締役

ダビングコピー革命オモイデ+PLUSギガワタスシステム開発革命等のサービスを提供しています。

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