DirectCloudの基本スペック — 法人向け・ユーザー数無制限・月44,000円(税別)から
サービス比較2026年8月15日

DirectCloudとは?ログインできない原因と料金

最終更新日: 2026年8月15日

DirectCloud(ダイレクトクラウド)は、株式会社ダイレクトクラウドが提供する法人向けのクラウドストレージです。2026年8月15日時点で提供中の7プランはいずれもユーザー数が無制限で、料金は契約するストレージ容量で決まります。最も安いスタンダードプランで月44,000円(税別/税込48,400円)から。

この記事を読んでいる方の多くは、すでに勤務先がDirectCloudを導入していて「ログインできない」「会社IDって何だっけ」と困っているか、これから導入を検討して料金を調べているかのどちらかだと思います。両方に答えます。ログインできない原因は公式FAQ255件から10パターンを整理し、料金は7プラン全部を税込換算で並べました。

この記事はギガワタス(giga-watasu.jp)の運営ブログです。当社も法人向けのファイル送受信サービスを提供しており、DirectCloudは競合にあたります。本記事は公式サイトと公的な認証登録簿を照合して書いたもので、当社はDirectCloudの契約アカウントを持っていません。実際に管理画面を操作しての検証は行っていません。確かめていないことを、確かめたように書くのはやめました。当社が負けている点も後半で正直に書いています。

DirectCloudとは|法人向けクラウドストレージ、月44,000円から

DirectCloudは、社内のファイルサーバーの移行先・置き換え先として使うことを想定した法人向けサービスです。「大容量ファイルを1回送って終わり」という用途のサービスではなく、部署ごとのフォルダ、アクセス権、承認ワークフロー、操作ログといった「社内の共有基盤」に必要な主要機能を備えています。

いちばん特徴的なのは料金モデルです。2026年8月15日時点で提供中の7プランは、ユーザーが何人いても料金が変わらず、契約するストレージ容量だけで金額が決まります。利用人数が多い組織ほど1人あたりのコストは下がる構造で、逆に少人数だと割高になります。なお2026年9月1日開始予定の新プラン「Team Business」だけはユーザー数課金で、この原則から外れます(後述)。

DirectCloudの基本スペック(公式サイトの記載・2026年8月15日確認)
項目 DirectCloud
運営会社 株式会社ダイレクトクラウド(東京都港区東新橋2-12-1 PMO東新橋7階)
設立 2004年5月12日(旧社名:株式会社コベック。2016年1月に現社名へ変更)
対象 法人向け。無料トライアルは個人のフリーメール等では申し込めません
料金 月44,000円(税別/税込48,400円)〜。現行7プランはユーザー数無制限
ファイルサイズ上限 10GB〜60GB(プランによる)
ストレージ容量 500GB〜100TB(プランによる)
無料トライアル 14日間・ストレージ10GBまで(法人組織であることの確認あり)
認証 ISO/IEC 27001、ISO/IEC 27017、プライバシーマーク(27001とプライバシーマークは公的登録簿で実在を確認。後述)
基盤 Amazon Web Services(AWS)。稼働率99.997%を公称、SLAの保証値は99.95%
導入実績 公式が「導入企業数3,000社突破」と表示(沿革の記載。集計時点・集計方法の説明はなし)

出典:DirectCloud 料金プラン株式会社ダイレクトクラウド 会社概要(2026年8月15日確認)

DirectCloudにログインできないときの10の原因

DirectCloudの検索で最も多いのが「ログイン」に関するものです。ここが本題なので、公式FAQ255件から原因を抜き出して整理しました。

まず大前提として、DirectCloudのログインには「会社ID」が必要です。メールアドレスとパスワードだけでは入れません。会社IDは契約時に発行され、社内の管理者が把握しています。しかも公式は「管理ページのログイン画面では、セキュリティ上の理由により、会社IDを記憶しないようになっております」と明記しているため、ブラウザに覚えさせることもできません。ここでつまずきやすい点です。

DirectCloudにログインできない原因と、誰が解決できるか
画面に出るメッセージ・症状 原因 解決できる人
会社IDが分からない DirectCloudは会社ID・ユーザーID・パスワードの3点が必要 自社の管理者
「現在、このIPアドレスからのアクセスが許可されていません」 管理者が「ユーザーのIPアドレス制限」を設定している 自社の管理者
パスワードを何度も間違えてロックされた アカウントロック。既定では15分で自動解除される設定 15分待つ、または自社の管理者
「このアプリケーションは利用が制限されています」 管理者が「アプリケーションの利用制限」でそのアプリを止めている 自社の管理者
「お使いのデバイス・アプリケーションによるアクセスは管理者により制限されています」(スマホ) 2024年12月10日以前からの契約では、モバイル版Webアプリが制限された状態で提供されている 自社の管理者
パスワードを忘れた ログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」から再発行できる 自分(ゲストは「ゲストユーザーですか?」から)
SSO用のIDで管理ページに入れない SSO連携したIDはパスワードを保存していないため、管理ページに直接ログインできない仕様 Webアプリに入ってから「管理ページへ」で移動
「既存のセッションを終了して、ログインしました」 同時ログイン制限。古いセッションが強制終了される 自社の管理者(設定変更が必要な場合)
管理ページで「セッションがタイムアウトしました」を繰り返す アクセス元IPが変わるとセッションを切る仕様。プロキシでIPが変動していると起きる 自社のネットワーク担当、または同社へ依頼
中国から接続できない AWSへのアクセスが中国側で制限されているため。同社も「サポートできない」と明記 DirectCloud社では解消不可と明記。自社のネットワーク担当(公式はVPN構築での回避例とルーター・ファイアウォール設定の確認を案内)

出典:DirectCloud よくあるご質問(2026年8月15日確認)

まず確認すべき問い合わせ先は、社内の管理者

上の表を見ると分かるとおり、ログインできない原因の多くは「自社の管理者が設定したもの」です。アカウントロックの解除について公式は「DirectCloudの管理者の方にご相談をお願いいたします」と書いており、ここでいう管理者はDirectCloud社ではなくあなたの会社でDirectCloudを管理している人を指します。IP制限もアプリ制限も同じで、設定を変えられるのは社内の管理者だけです。まず社内の情報システム担当に聞くのが最短になります。

一方で、設定に心当たりがないのにつながらない、アプリが正常に動かないといった障害・不具合については、契約者向けの問い合わせ窓口が用意されています。管理者側でも原因が特定できない場合は、そちらに連絡してください。

60日ほど使っていると再ログインを求められる理由

IP変動や同時ログイン制限とは別に、期限そのものが決まっています。公式によるとDirectCloudのアクセストークンの有効期限は最大60日で、自動ログアウトを設定していなくても、ログインから60日が経つと再ログインを求められます。「セキュリティ上、延ばせるようにする予定もありません」とはっきり書かれているので、延長を期待しないほうがいいです。ただしDirectCloud ドライブ(デスクトップアプリ)については、期限切れの10日以内にログインするとトークンが更新されます。

「DirectCloud-BOX」を探している人へ

検索では「directcloud-box」「DirectCloud-BOX ログイン」といった語も一定数使われています。これについて事実だけ書きます。

2026年8月15日時点で、公式サイトの主要ページ(トップ、料金プラン、機能紹介、サポート、よくあるご質問、アプリのダウンロード、動作環境、利用規約、会社概要など)を取得して確認しましたが、「DirectCloud-BOX」という表記は1か所も見つかりませんでした。いずれも「DirectCloud」で統一されています。アプリの名称も「DirectCloud ドライブ」「DirectCloud PC専用アプリケーション」「DirectCloud モバイルアプリケーション」です。

過去にこの名称が使われていたかどうかは、当社では一次資料を確認できませんでした(過去のページを保存しているInternet Archiveが確認時点で応答しなかったため)。そのため「改称した」とは断定しません。確実に言えるのは、いま公式が使っている名前は「DirectCloud」だということです。

実務的には、勤務先が現在のDirectCloudを契約しているとわかっているなら、公式サイトからログインしてください。手元に「DirectCloud-BOX」と書かれた古い案内メールしかない場合は、そのメール内のリンクを直接開かず、社内の管理者に現在のログイン先を確認するほうが安全です(古い案内を装ったフィッシングと区別がつかないため)。

DirectCloudの料金プラン一覧

2026年8月15日時点で提供中の料金は7プラン。いずれもユーザー数無制限で、違いはストレージ容量・1ファイルの上限・ログの保管期間です。公式サイトには「上記価格はすべて税別となります」と明記されているため、下の表では税込額も併記しました。

DirectCloudの料金プラン(2026年8月15日時点の公式表示)
プラン 月額(税別) 月額(税込) ストレージ 1ファイル上限
Standard 44,000円 48,400円 500GB 10GB
Advanced 72,000円 79,200円 1TB 20GB
Business 130,000円 143,000円 4TB 30GB
Premium 260,000円 286,000円 12TB 40GB
Enterprise 432,000円 475,200円 35TB 60GB
Enterprise Plus 50 720,000円 792,000円 50TB 60GB
Enterprise Plus 100 1,200,000円 1,320,000円 100TB 60GB

ログの保管期間はStandard・Advancedが3年、Business以上が7年。税込額は当社が消費税10%で計算した参考値です。出典:DirectCloud 料金プラン(2026年8月15日確認)

2026年9月から1ユーザー980円のプランが始まる(まだ使えない)

2026年7月27日に、1ユーザー月額980円(税別/税込1,078円)の「Team Business」プランが発表されました。10ユーザーからの契約で、ストレージは1ユーザーあたり100GBが自動的に加算されます。SSO連携・承認ワークフロー・ランサムウェア対策が標準で、初期費用は0円です。

ただし公式サイトには「2026年9月1日サービス開始予定です」と書かれており、この記事を書いている2026年8月15日時点ではまだ提供されていません。また公式FAQには「過去5年以内にDirectCloudの有料プランの利用実績のあるお客様は申し込みいただけません」「Team Businessから、ユーザー数無制限プランへのプラン変更はできません」という条件も明記されています。新規の小規模導入向けという位置づけです。

契約前に見落としやすい条件

  • 契約期間は12か月の自動更新。日割り計算はなく、利用開始日の属する月の1日が起算日になります
  • 最低利用期間内に解約すると、残りの期間分の料金を請求されます
  • 解約申請は「期間満了の前月の25日」まで。これを過ぎると契約解除は翌々月末になり、その分の月額費用も発生します(利用規約より)
  • 申込書の受領から5営業日以内に開通。即日は使えません
  • 容量の追加は500GB単位
  • セキュリティチェックシートへの記入依頼は、ビジネスプラン以上で年1回まで無償。2回目以降は10万円〜の個別見積もり

支払方法について、公式サイト内で説明が食い違っています

料金ページのよくあるご質問には「すべてのプランは、年一括(現金振込)でのお支払いのみとなっております」と書かれています。ところが同じ公式サイトの他の場所では、そうなっていません。

利用規約の第8条には「利用料金の支払方法は、毎月1日から末日までの利用料金を翌月末日までに支払う月額支払と、一年間分の利用料金を前納する年一括支払の2種とする」「契約者は、前項の支払方法のうち1種を選択できるものとする」と明記されています。サービス概要のページにも「請求サイクル:月次、年次」「支払方法:振込、口座自動振替」と書かれています。つまり利用規約もサービス概要も、そして料金ページ内の支払案内そのものも月次の請求を前提としている一方、同じ料金ページのFAQだけが「年一括のみ」と言っている状態です。

当社は実際に契約していないため、料金ページのFAQが古いのか、特定の契約経路にだけ当てはまる説明なのかまでは判断できません。無理に辻褄を合わせず、確認できた記載をそのまま並べておきます。支払い条件は見積もり時に必ず確認してください。

無料で使える?14日間トライアルの条件

「directcloud フリー」「directcloud フリープラン」で検索している方もいるので、確認できたことを順に書きます。2026年8月15日時点の公式料金ページには、ずっと無料で使えるプランの案内はありません。紹介されているのは14日間のトライアルだけで、条件も緩くはありません。

  • 期間は14日間。全プラン共通
  • トライアル中に使えるストレージは10GBまで
  • 個人のフリーメール・キャリアメール・ワンタイムメールでの申し込みは受け付けていない(公式明記)。法人組織であることが確認できない場合は利用を制限することがある、とも書かれています
  • 申し込み後すぐ使えるわけではなく、フォーム送信 → 同社スタッフからの連絡 → アカウント発行という流れ
  • 申し込みは原則1回まで(延長は個別相談)
  • トライアル環境をそのまま有料プランへ移行して継続利用できる

つまり「個人アドレスでちょっと試してみたい」という使い方は想定されていません。会社としての導入検討が前提のサービスです。個人事業主が法人相当として扱われるかどうかは公式に説明がないため、該当する方は問い合わせで確認してください。

ただし、利用規約には「フリープラン」の規定が残っています

ここは正直に書いておきます。公式の利用規約には、第2条で「『フリープラン』とは、本サービスを無料で利用する利用形態(トライアル期間中の利用を除く)のことをいう」と定義されており、第6条ではフリープランに利用料金が発生しないこと、第7条では契約期間の扱い、第10条ではサポート対象外であることまで規定されています。「フリープラン」という語は規約内に14回登場します。

一方で、当社が2026年8月15日に確認した料金プランページと主要なサービス紹介ページには、恒久的なフリープランの申込方法や提供条件の案内は見つかりませんでした(確認した範囲の公式ページで「フリープラン」の記載があったのは利用規約だけでした)。規約に規定はあるが、少なくとも確認した公開ページでは申し込める料金プランとして案内されていない、という状態です。過去のプランの名残なのか、特定の条件下で提供されるものなのかは公式の説明がないため、当社では判断できません。無料での利用可否を知りたい場合は、この規約の条文を示したうえで問い合わせるのが確実です。

DirectCloudの安全性|27001とPマークを公的登録簿で照合した

セキュリティ系のサービスでは「ISO27001取得」「Pマーク取得」と書いてあっても、それが本当に登録されているのか、いつまで有効なのかまでは書かれていないことがあります。今回はISO/IEC 27001とプライバシーマークについて公式の自己申告を公的な登録簿と照合し、ISO/IEC 27017については公式サイトに掲載されている情報を確認しました。

DirectCloudの第三者認証の確認結果(2026年8月15日時点)
認証 登録番号 有効期間・満了日 照合結果
ISO/IEC 27001(ISMS) JP17/080476 2024年10月22日〜2026年10月31日 ISMS-ACの認証取得組織検索で一致(初回登録2017年10月31日)
ISO/IEC 27017(クラウドセキュリティ) JP20/080641 2024年10月22日〜2026年10月31日 公式に登録番号・審査登録機関の記載あり
プライバシーマーク 第17002876号(枝番05) 2024年12月7日〜2026年12月6日 JIPDECの付与事業者検索で一致(審査機関JUAS)

照合に使ったのはISMS-AC 認証取得組織検索JIPDEC プライバシーマーク付与事業者検索です(2026年8月15日実施)。認証の主体はいずれも株式会社ダイレクトクラウドで、ISO/IEC 27001の登録範囲には「クラウドストレージ DirectCloudの提供」が明記されています。

公的登録簿で直接照合できたISO/IEC 27001とプライバシーマークについては、公式サイトの記載と登録簿の内容が一致していました。登録番号・審査機関・有効期限のどれにもズレがありません。ISO/IEC 27017については公式サイトに登録番号(JP20/080641)と審査登録機関が記載されていることを確認しましたが、当社が使える公開検索では直接の照合まではできていません。確認した範囲では不整合は見当たらなかった、というのが正確な言い方です。プライバシーマークの枝番が05なのは5回目の付与を意味し、更新を重ねてきたことが読み取れます。

技術面では、通信は256bitのSSL、保存データはAES-256で暗号化されると公式が明記しています。基盤はAWSで、最大3つのアベイラビリティーゾーンに多重化。稼働率は99.997%を公称していますが、SLAで保証しているのは99.95%で、これを下回った場合に、その事実を同社へ通知した契約者が返金の対象になる仕組みです。自動的に返金されるわけではなく申請が必要で、適用条件はSLAの本文を確認してください。公称値と保証値は別物なので、社内稟議に書くときは保証値のほうを使うのが安全です。

もう一点、正直に評価しておきたいことがあります。同社はTrust Centerで第三者による脆弱性診断の結果を公開しており、そこには「対応が必要な脆弱性を4件検出」「4件のうち2件は対応済み、残りは現在対応中」と書かれています。未対応が残っている状態を隠さずに出しているわけで、これは開示姿勢としてはむしろ誠実な部類です。診断は株式会社レオンテクノロジーが実施しています。なお公開されているのは件数と対応状況までで、診断日・対象範囲・深刻度は示されていません。「4件あるから危険」とも「2件対応済みだから安全」とも読むべきではなく、こうした結果を公開していること自体を評価すべき情報です。

DirectCloudが向く人・向かない人

ここまで調べたうえで、当社の立場も含めて正直に書きます。

DirectCloudが向くケース・向かないケース
こんな組織 判断 理由
社内のファイルサーバーをクラウドへ移行したい 向く 移行ツール・複合機連携・ドライブ文字割当など、移行を前提とした機能を備える
利用人数が多く、容量課金のほうが有利になる 向く 現行7プランはユーザー数無制限なので、人数が増えても月額が変わらない
取引先要件でISO27001・Pマークの提示が必要 向く 27001・27017・Pマークを公式が掲載。27001とPマークは公的登録簿でも確認できる
社員10名以下の会社・個人事業主 向かない 最低でも月48,400円(税込)。1人あたりの負担が重い
社外に大きなファイルを送りたいだけ 向かない 共有基盤としての機能が主で、単発の送信用途にはオーバースペック
今日中に使い始めたい 向かない トライアルも本契約も、申し込みから発行・開通まで待ち時間がある
政府調達の要件がある 要確認 公式サイトにISMAP登録の記載は見当たりませんでした(2026年8月15日確認)

当社(ギガワタス)と比べたときに、DirectCloudが優れている点

競合として、当社が負けている軸をはっきり書きます。

  • 第三者認証で負けています。DirectCloudはISO/IEC 27001と27017を取得していますが、当社(株式会社グッドヒルシステムズ)が保有しているのはプライバシーマークのみで、ISMSは取得していません
  • 社内共有基盤としての機能で負けています。7種類のアクセスレベル、Active Directory認証、Microsoft Entra IDやGoogle WorkspaceとのSSO連携、ブラウザ上でのOffice・PDF編集、60世代のバージョン管理。これらは当社にはありません
  • ファイルサーバーからの移行支援ツールや複合機連携も当社にはありません

社内のファイル共有基盤を丸ごと入れ替える話なら、当社は候補にすらなりません。法人向けファイル共有サービスの比較記事でも、当社はDirectCloudより下の順位に置いています。

逆に、当社のほうが合っているケース

用途が「社外に大きなファイルを送る」なら話は変わります。当社のギガワタスは登録不要で1回333GBまで送信でき、AES-256暗号化・パスワード保護・ダウンロード回数制限・ワンタイムダウンロード・ウイルススキャンが無料で使えます。保存期間は111日です。無料会員登録をすればIPアドレス制限・受取フォルダ・ダウンロード通知・管理画面も追加されます。

月48,400円を払ってDirectCloudを契約しても、DirectCloudの1ファイル上限はStandardプランで10GBです。「たまに巨大なファイルを取引先に送る」という要件だけなら、当社を無料で併用したほうが安く済むケースがあります。逆に、日常的な社内共有・権限管理・監査ログが必要ならDirectCloudのような基盤型を選ぶべきで、これは優劣ではなく用途の違いです。脱PPAPの手段を比較した記事クラウドストレージの比較記事もあわせて読むと、自社にどちらが必要かの判断がつきやすいはずです。

よくある質問

Q. DirectCloudのログインに必要な情報は何ですか?

会社ID・ユーザーID・パスワードの3点です。メールアドレスとパスワードだけでは入れません。会社IDは契約時に発行されるもので、社内のDirectCloud管理者が把握しています。なお公式は「管理ページのログイン画面では、セキュリティ上の理由により、会社IDを記憶しないようになっております」と明記しており、ブラウザに記憶させることはできません。ログイン先は公式サイト右上の「ログイン」から進めます。

Q. アカウントロックはどうすれば解除できますか?

管理ページの設定によって変わります。「アカウントロック自動解除」が許可に設定されている場合は、管理者でも手動解除はできず、設定時間の経過を待つことになります(既定は15分)。許可しないに設定されている場合は、自社の管理者が管理ページから手動で解除する必要があります。いずれの場合も窓口はDirectCloud社ではなく、あなたの会社のDirectCloud管理者です。パスワード自体を忘れた場合は、ログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」から再発行できます。

Q. DirectCloudは無料で使えますか?

2026年8月15日時点の公式料金ページには、恒久的に無料で使えるプランの案内はありません。案内されているのは14日間のトライアルのみで、ストレージは10GBまでです。公式は「個人のフリーメール・キャリアメール・ワンタイムメールなどと判断したお申し込みには対応いたしかねます」「法人組織であることが確認できない場合は利用を制限させていただく場合があります」と明記しています。ただし利用規約には「フリープラン」(トライアル期間を除く無料の利用形態)の規定が残っており、料金ページの案内と食い違っています。無料利用の可否は問い合わせで確認してください。

Q. DirectCloudの料金はいくらですか?

最も安いStandardプランで月44,000円(税別/税込48,400円)、最上位のEnterprise Plus 100で月1,200,000円(税別/税込1,320,000円)です。公式サイトに「上記価格はすべて税別となります」と明記されています。この7プランはいずれもユーザー数が無制限で、料金の差はストレージ容量(500GB〜100TB)、1ファイルの上限(10GB〜60GB)、ログの保管期間(3年または7年)です。契約期間は12か月の自動更新で、日割り計算はありません。なお2026年9月1日開始予定のTeam Businessは、これとは別のユーザー数課金のプランです。

Q. 1ユーザー980円のプランはもう使えますか?

2026年8月15日時点ではまだ使えません。この「Team Business」プランは2026年7月27日に発表されたもので、公式サイトには「2026年9月1日サービス開始予定です」と記載されています。10ユーザーからの契約で、1ユーザーあたり100GBのストレージが加算され、SSO連携・承認ワークフロー・ランサムウェア対策が標準搭載。ただし「過去5年以内にDirectCloudの有料プランの利用実績があるお客様は申し込みいただけません」という条件と、ユーザー数無制限プランへの変更はできないという制約があります。

Q. 「DirectCloud-BOX」と「DirectCloud」は別のサービスですか?

2026年8月15日時点で確認した公式サイトの主要ページに、「DirectCloud-BOX」という表記は1か所もありませんでした。トップから料金・機能・サポート・アプリのダウンロード・利用規約・会社概要まで見て、すべて「DirectCloud」に統一されています。過去にこの名称が使われていたかどうかは、当社では一次資料を確認できなかったため断定しません。旧称が書かれた古い案内しか手元にない場合は、リンクを直接開かず、社内の管理者に現在のログイン先を確認してください。

Q. DirectCloudは安全ですか?

ISO/IEC 27001とプライバシーマークは、公的な登録簿で実在を確認できました。ISO/IEC 27001(登録番号JP17/080476)はISMS-ACの認証取得組織検索で、プライバシーマーク(第17002876号)はJIPDECの付与事業者検索で、公式表示どおりの内容が確認できます(ISO/IEC 27017については公式掲載の登録番号を確認するにとどまります)。通信は256bit SSL、保存データはAES-256で暗号化。基盤はAWSで最大3つのアベイラビリティーゾーンに多重化されています。稼働率は99.997%を公称していますが、SLAでの保証値は99.95%である点は区別して理解しておくべきです。なお同社は脆弱性診断で4件を検出し、うち2件が対応済み・残りは対応中であることを自ら公開しています。

Q. ログインしていたのに急にログアウトされるのはなぜですか?

アクセストークンの有効期限が最大60日と決まっているためです。自動ログアウトを設定していなくても、ログインから60日が経過すると再ログインが必要になります。公式は「セキュリティ上、延ばせるようにする予定もありません」と明記しています。ただしDirectCloud ドライブについては、期限切れの10日以内にログインまたは自動ログインを行えばトークンが更新されます。また管理ページでは、アクセス元のIPアドレスが変わるとセッションが切断される仕様のため、プロキシ経由でIPが変動する環境では頻繁にログアウトされることがあります。

まとめ

DirectCloudは、社内のファイルサーバーをクラウドに置き換えるための法人向けサービスです。最後に要点だけ整理します。

  • ログインには会社IDが必要。この記事で挙げた原因の多くは自社の管理者による設定に関係するもの(IP制限・アプリ制限・アカウントロック)なので、まず社内の情報システム担当に相談するのが早い
  • 料金は月44,000円(税別/税込48,400円)から7プラン。現行7プランはユーザー数無制限で、容量で金額が決まる。契約は12か月自動更新で日割りなし
  • 1ユーザー980円のTeam Businessは2026年9月1日開始予定で、まだ使えない
  • 恒久的な無料プランは公式料金ページに案内がない。ただし利用規約には「フリープラン」の規定が残っており食い違っている。無料トライアルは14日・10GB
  • ISO/IEC 27001とプライバシーマークは公的登録簿で実在を確認でき、公式の記載と一致していた。ISO/IEC 27017は公式掲載の登録番号を確認するにとどまる

社内共有基盤が必要ならDirectCloudは有力な選択肢です。一方で「社外に大きなファイルを送りたい」だけなら、月48,400円をかけずに済む方法があります。当社のギガワタスは登録不要・無料で1回333GBまで送信でき、AES-256暗号化・パスワード保護・ウイルススキャンも無料で使えます。まず送ってみて、足りない機能が出てきたときに基盤型を検討する、という順番でも遅くありません。

使った人の声

4.846件の評価
★★★★★

早くダウンロードできる点

2026-08-14

★★★★★

広告が少なくて良い

2026-08-10

★★★★★

簡単でした

2026-08-09

吉岡 崇

吉岡 崇

株式会社グッドヒルシステムズ 代表取締役

ダビングコピー革命オモイデ+PLUSギガワタスシステム開発革命等のサービスを提供しています。

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