最終更新: 2026年6月5日
ギガファイル便でアップロードやダウンロードが遅い。途中で止まる。
結論から言うと、遅い原因はほとんどが通信環境かファイルサイズです。ただし見落とされがちなのが、広告の読み込みによるページ表示の遅延。
ファイル転送サービス「ギガワタス」の運営者として、速度が遅くなる技術的な仕組みから具体的な対処法まで解説します。
この記事のポイント
- ギガファイル便が遅い原因は主に5つ
- アップロード・ダウンロード別に具体的な対処法を紹介
- サービス運営者視点で「なぜ広告が速度に影響するか」を解説
- 対処法を試しても解決しないときの代替サービスも比較
ギガファイル便が遅い5つの原因
まず原因を特定しましょう。「遅い」「重い」「時間がかかる」と感じる正体は、大きく5つに分類できます。
| 原因 | 主な症状 | 対処法 |
|---|---|---|
| ファイルが大きい | 全体的に時間がかかる | 圧縮・分割する |
| 通信環境が悪い | 途中で止まる・極端に遅い | 有線LAN・Wi-Fi再接続 |
| サーバー混雑 | 時間帯で速度が変わる | 時間帯をずらす |
| ブラウザ・端末 | 特定端末だけ遅い | キャッシュ削除・更新 |
| 広告の読み込み | ページ表示自体が重い | 広告の少ないサービスを使う |
それぞれ詳しく見ていきます。
① ファイルサイズが大きすぎる
最も単純な原因です。ファイル転送にかかる時間はファイルサイズと通信速度で決まります。
目安として、光回線(実効速度100Mbps想定)での転送時間は以下のとおりです。

| ファイルサイズ | アップロード | ダウンロード |
|---|---|---|
| 500MB | 約1分 | 約1分 |
| 1GB | 約2分 | 約1〜2分 |
| 5GB | 約10分 | 約5〜10分 |
| 10GB | 約20分 | 約10〜20分 |
| 50GB以上 | 1時間以上 | 30分〜数時間 |
※100Mbps(=12.5MB/秒)の回線で、通信のばらつきを見込んだ実用目安です。理論値より余裕を持たせています。実際はサーバー負荷や回線混雑で変動します。上り速度は下り速度より遅い回線が多く、アップロードの方が時間がかかる傾向があります。参考: ギガファイル便公式FAQ「アップロードが遅いです」
ギガワタスの利用データを見ると、大半のユーザーが送るファイルは数GB〜数十GBの動画です。動画は圧縮の余地が少なく、転送に時間がかかるのは避けられません。
「何分の動画まで送れるか」「容量の上限は何GBか」が気になる場合は、速度ではなく容量の問題です。「ギガファイル便の容量は何GB?上限と「容量無制限」の本当の意味」と「ギガファイル便の保存期間は最大100日|延長・復元はできる?」で解説しています。
② 通信環境(Wi-Fi・回線速度)の問題
ギガファイル便が遅い原因で最も多いのがこれです。
Wi-Fiが不安定だと、大容量ファイルの転送は途中で失敗します。マンションの共有Wi-Fiや、ルーターから離れた部屋では速度が落ちやすいです。
確認方法は簡単です。Netflixが提供する速度測定サイト fast.com にアクセスしてください。下り50Mbps以上あればファイル転送に問題ありません。10Mbps以下なら回線が原因です。
また、スマホのモバイルデータ通信で月間容量を使い切ると、速度が128kbpsに制限されます。この状態では数百MBのファイルでも数時間かかります。Wi-Fi環境での転送をおすすめします。
③ サーバー混雑(時間帯による速度低下)
ギガファイル便は無料で使える国内最大級のファイル転送サービスです。公式FAQでは「アップロード・ダウンロードに制限はかけていない」と明言されていますが、アクセスが集中する時間帯は回線が混み合い、体感速度が低下しやすくなります。これはサービス側の制限ではなく、回線やエリアの混雑によるものです。
公式FAQでも「18時から深夜2時ごろは多くのユーザーが接続する時間帯」とされ、時間をおいて再アクセスするよう案内されています。
混雑しやすい時間帯:
- 18時〜深夜2時ごろ(夜間利用のピーク)
- 休日の日中(全体的にアクセスが増える)
逆に平日の午前中や日中は比較的空いています。急ぎでなければ時間をずらすだけで改善します。
④ ブラウザ・端末の問題
意外と見落とされるのがブラウザ側の問題です。
- ブラウザのキャッシュが溜まっている → キャッシュをクリアして再試行
- ブラウザが古い → Chrome・Firefox・Safariの最新版に更新
- 端末のストレージが不足 → 空き容量がファイルサイズ以上あるか確認
- 広告ブロッカーの干渉 → ダウンロードボタンがブロックされることがある
スマホではLINEなどのアプリ内ブラウザから開くとダウンロードに失敗することがあります。Safari(iPhone)やChrome(Android)で直接開いてください。
詳しくは「ギガファイル便がスマホでダウンロードできない対処法」で解説しています。基本的な操作手順は「ギガファイル便の使い方|送り方・受け取り方を画像付きで解説」をご覧ください。
⑤ 広告の読み込みがページを重くしている
これは他の記事ではあまり触れられていないポイントです。
ギガファイル便のページには複数の広告バナーが読み込まれます。広告はファイル転送とは別に通信が発生するため、ページの表示自体が重くなります。特にスマホでは顕著です。
サービス運営者の視点
広告を表示するには、ページを開くたびに広告配信サーバー(Google Ad Managerなど)との通信が発生します。広告1枠あたり数百KB〜数MBの画像・スクリプトが読み込まれ、複数枠あるとその分だけページ表示が遅れます。
これはファイルのダウンロード速度そのものには大きく影響しません。しかし「ページが重い = 遅い」という体感につながります。ダウンロードページを開いてからボタンが押せるようになるまでの待ち時間は、この広告読み込みが原因です。
実際にギガワタスには「広告が多くてダウンロードボタンがわからなかった」という理由でギガファイル便から乗り換えたユーザーがいます。広告は速度だけでなく、操作性にも影響しています。
ギガファイル便のアップロードが遅いときの対処法
アップロードが遅い場合は、以下を上から順に試してください。
1. 有線LANに切り替える
最も効果的な方法です。Wi-Fiは電波状況で速度が変わります。有線LANなら安定した速度で転送できます。
光回線でもWi-Fiだとアップロード速度が大幅に低下することがあります。特に5GHz帯ではなく2.4GHz帯で接続している場合、速度が出にくいです。
2. ファイルを圧縮・分割する
ZIP圧縮で10〜30%程度サイズを削減できます。動画はすでに圧縮されているため効果は薄いですが、画像や文書ファイルには効果的です。
10GB以上のファイルは、あらかじめ複数に分けてアップロードすると、途中で失敗してもやり直す範囲が小さくて済みます。1ファイルが小さいほど通信が安定し、失敗のリスクも下がります。
3. 混雑時間帯を避ける
平日の午前中が狙い目です。急ぎのファイルは朝イチでアップロードするとスムーズです。
4. 別のサービスを試す
同じファイル・同じ回線でもサービスによって速度は変わります。サーバー性能や混雑状況が異なるためです。
ギガワタスでは実際にユーザーから「アップロードもダウンロードも速い」という評価を多くいただいています。333GBまで無料なので、速度に不満がある場合は試してみてください。
ギガファイル便のダウンロードが遅いときの対処法
1. 「まとめてダウンロード」を避ける
複数ファイルの「まとめてダウンロード」は、サーバー側でZIP圧縮が行われます。これに時間がかかります。ファイルを1つずつ個別にダウンロードする方が速いです。
実際に検証したところ、スマホでは「まとめてダウンロード」が高確率で失敗します。iPhoneのSafariでもLINEアプリ内ブラウザでも、ZIP化処理が途中で止まりました。一方、個別ダウンロードなら266MBの動画でもLINE内で成功しています。
2. ブラウザのキャッシュをクリアする
ブラウザに溜まったキャッシュが動作を重くしていることがあります。
- Chrome: 設定 → 閲覧履歴データの削除 → キャッシュされた画像とファイル
- Safari: 設定 → Safari → 履歴とWebサイトデータを消去
- Firefox: 設定 → プライバシーとセキュリティ → データを消去
3. 別のブラウザで開く
特定のブラウザだけ遅い場合はブラウザ固有の問題です。Chromeが最も安定して動作します。
4. スマホではなくPCでダウンロードする
大容量ファイル(5GB以上)はPCでのダウンロードをおすすめします。スマホは通信速度・ストレージ容量の両面で不利です。
ギガファイル便が止まる・進まないときの対処法
「遅い」のではなく完全に止まる・0%から進まない場合は、速度ではなく処理そのものが中断しています。原因が違うので対処法も変わります。症状別に解説します。
ダウンロードが0%から進まない
考えられる原因のひとつが広告ブロッカーや拡張機能の干渉です。uBlock OriginやAdGuardなどを使っていると、ページの一部の読み込みがブロックされ、ダウンロードが始まらないことがあります。まず広告ブロッカーを無効化してから再試行してください。
それでも進まないときは保存期限が切れていないかを確認します。期限切れのファイルはサーバーから削除済みで、URLを開いてもダウンロードは始まりません。この場合は送信した相手に再アップロードを依頼するしかありません。保存期間の詳細は「ギガファイル便の保存期間は最大100日|延長・復元はできる?」をご覧ください。
アップロードが途中で止まる・進まない
ギガファイル便はレジューム(途中からの再開)に対応していません。通信が一瞬でも切れると最初からやり直しになり、大容量ファイルほど「進まない」状態に陥りやすくなります。
運営者の視点で言うと、これは大容量を1本のまま分割せずに送ろうとするときに最も起きます。対処は次の3つです。
- 有線LANに切り替える(Wi-Fiの瞬断が最大の原因)
- ファイルを分割する(1ファイルを小さくすれば、失敗時のやり直しも軽くなる)
- ページを再読み込みして最初からやり直す(中断したアップロードは再開できない)
何度試しても止まるなら
同じ回線・同じファイルでも、サーバー環境によってアップロードの安定性は変わります。ギガワタスは333GBまで無料で、広告が少なくページが軽いため広告ブロッカーの干渉も受けません。登録不要で今すぐ試せます。





