ギガワタス週次セキュリティ診断レポート 2026-10-19
ギガワタスでは、お客様に安心して大容量ファイルをお送りいただくため、毎週、自動セキュリティ診断を実施し、その概要を公開しています。
エグゼクティブサマリー
- 診断日: 2026-10-19
- 診断対象: バックエンド(Go)/ フロントエンド(React, TypeScript)/ 依存パッケージ / Docker構成
- 使用ツール: gosec / npm audit / osv-scanner / OWASP Top 10 観点での確認
- 総合評価: 正常稼働・改善点を継続対応中
1. 今週のハイライト
今週も、保存時の暗号化・ウイルススキャン・レート制限・認証管理といった主要な安全対策が正常に稼働していることを確認しました。あわせて、ウイルススキャンの運用の透明性を高める改善を本番環境へ反映しました。
- 解決: 2026-10-14 パスワード付き・破損したアーカイブについて、スキャンエンジン側で「一部未検査」として台帳に記録する運用へ統一
- 継続: フロントエンドの依存パッケージに更新対象があることを確認。影響範囲と優先度を精査したうえで計画的に反映します
- 継続: 静的解析の指摘のうち、疑陽性・運用非影響のものを除外し、本番影響のある観点から順次改善
2. 主な安全対策
実装に沿って、対象範囲を明記しています。
- 保存時の暗号化(保管先のクラウドストレージで、すべてのファイルを AES-256 により暗号化)
- アップロードファイルのウイルススキャン(対象は500MB以下かつ動画・音声以外のファイル。範囲外についてはセキュリティページで説明)
- 検出ファイルの検疫管理と、検出履歴・判定結果の台帳記録
- 不正アクセス・総当たり攻撃を防ぐレート制限
- 危険な拡張子を持つファイルのアップロード検出
- 通信の暗号化(HTTPS・HSTS)
- 認証トークンの安全な管理(短期アクセストークン + リフレッシュトークンのローテーション + 失効管理、認証コード入力の試行回数制限)
- ログイン試行・管理者操作の監査ログ記録と、CSVエクスポート時の数式インジェクション対策
3. 継続的な取り組み(改善履歴)
主な改善履歴(本番環境への反映日・新しい順):
- 2026-10-14: パスワード付き・破損アーカイブを「一部未検査」として台帳に記録する運用へ統一
- 2026-10-11: ウイルススキャン投入処理の冪等化(判定済みファイルの後退防止)
- 2026-10-10: スキャン待ち時の警告メールの文面を実態に即した内容へ修正
- 2026-10-09: 受取フォルダを法人プランで組織メンバーと共有できる仕組みを追加
- 2026-10-08: ウイルススキャンの処理順序を利用プラン・送信者に応じて優先付けできるよう改善
- 2026-10-08: パスワード変更時の全端末即時ログアウト(発行済みアクセストークンの失効を含む)
- 2026-10-07: 未使用アップロード経路の撤去と、クエリ経由トークン受付の廃止
- 2026-10-07: 外部ID連携ログインのプレハイジャック対策と、パスワード変更後セッションの強制失効
- 2026-10-06: アップロードされたHTML/SVGに対する蓄積型XSS対策(配信制御の強化)
- 2026-10-06: 管理者トークンの保持方式を HttpOnly Cookie へ移行
4. 総評
ギガワタスでは、保存時の暗号化・ウイルススキャン・通信の暗号化・レート制限・監査ログといった多層的な安全対策を継続して運用しています。今週は、ウイルススキャンの判定記録の透明性を高める改善を反映し、「どのファイルがどのように検査されたか」をより正確に台帳に残せるようになりました。
フロントエンドの依存パッケージには引き続き更新対象があり、影響範囲と優先度を精査したうえで計画的に反映してまいります。お客様のデータを安全にお預かりするため、今後も毎週の自動診断と継続的な改善を続けてまいります。
本レポートは、ツールによる自動診断(AI評価)を基に、運営者が実装と照らし合わせて確認したうえで公開しています。
診断頻度:毎週月曜日早朝




