ギガファイル便とfirestorageの比較 — 容量・セキュリティ・料金の違い
サービス比較2026年3月29日

ギガファイル便とfirestorage比較|容量・安全性の違い

最終更新: 2026年3月30日

ギガファイル便とfirestorage、どちらを使えばいいのか。

結論から言うと、完全無料で大容量を送るならギガファイル便です。セキュリティ重視ならfirestorageを選びましょう。保存期間・セキュリティに大きな差があります。

この記事では、ファイル転送サービス運営者の立場から5項目で採点し、両サービスの違いを比較します。

※ この記事は大容量ファイル転送サービス「ギガワタス」の運営ブログです。比較の公平性を保つため、評価基準を事前に公開し、自社サービスのデメリットも記載しています。

【評価基準】本記事の比較ポイント

当ブログでは、すべての比較記事で以下の5項目×20点=100点満点で評価しています。

比較記事の共通評価基準(5項目×20点)
評価項目 配点 評価の観点
セキュリティ /20点 暗号化方式、Pマーク、ウイルススキャン、IP制限、パスワード保護
無料プランの充実度 /20点 無料で使える最大容量、保存期間、機能制限の少なさ
使いやすさ /20点 UI設計、登録の手軽さ、送信ステップ数、モバイル対応
法人向け機能 /20点 管理画面、ログ、IP制限、カスタムURL、受取フォルダ、監査証跡
コストパフォーマンス /20点 機能あたりの価格、無料/有料の差

スコア結果

ギガファイル便 vs firestorage スコア比較
評価項目 ギガファイル便 firestorage(無料)
セキュリティ 8/20 14/20
無料プランの充実度 20/20 14/20
使いやすさ 14/20 12/20
法人向け機能 4/20 6/20
コストパフォーマンス 20/20 16/20
合計 66/100 62/100

ギガファイル便は「無料で大容量」が圧倒的。firestorageは「セキュリティ体制」で上回ります。総合点は僅差ですが、用途によっておすすめが変わります。各項目を詳しく見ていきましょう。

【比較表】ギガファイル便 vs firestorage 全10項目

まず全体像を一覧で確認します。

ギガファイル便とfirestorageの比較表(2026年3月時点)
比較項目 ギガファイル便 firestorage(無料) firestorage(有料)
料金 完全無料 無料 月額1,320円〜(税込)
最大容量 300GB(1ファイル) 300GiB(おくる機能※)
2GiB(TOPアップロード)
25GiB〜100GiB(ストレージ)
保存期間 3日〜100日 3時間〜14日 プランによる
会員登録 不要 不要(おくる機能※) 必要
暗号化 SSL/TLS(通信暗号化のみ) SSL + 独自暗号化(特許申請中) SSL + 独自暗号化(特許申請中)
パスワード保護 ○(対応) ○(対応)
ワンタイムパスワードあり
○(対応)
ウイルススキャン ○(対応) ×(非対応) ×(非対応)
プライバシーマーク ×(未取得) ○(取得済み) ○(取得済み)
広告 多い あり なし
運営元 株式会社ギガファイル ロジックファクトリー株式会社

※ GiB(ギビバイト)はGBとほぼ同じ単位です(1GiB ≒ 1.07GB)。firestorageはGiB表記を使っています。

firestorageの「おくる」機能とは: TOPページの通常アップロード(最大2GiB)とは別の送信機能です。登録不要で最大300GiBまで送れます。大容量ファイルを送る場合はこちらを使いましょう。firestorage公式サイトのメニューから利用できます。

出典: ギガファイル便公式サイトfirestorage公式サイト(2026年3月確認)

特に差が大きい項目を詳しく見ていきます。

容量と保存期間の違い

両サービスで最も差が出るのは、保存期間です。

ギガファイル便は最長100日保存できます。3日〜100日の7段階から選択可能。「来月のイベントまで保管したい」という使い方もできます。

ギガファイル便のアップロード画面 — 保存期間の選択肢と広告が表示されている
ギガファイル便のアップロード画面。動画広告やバナー広告が目立つ

一方、firestorageの無料プランは最長14日です。3時間〜14日の8段階で、短い期間が多め。長期保存には向きません。

firestorageのオクル機能画面 — 保存期間・パスワード・ワンタイムメール設定
firestorageの「オクル」機能。保存期間やパスワードを設定できる

容量はどちらも大容量に対応しています。ギガファイル便は1ファイル300GBまで。firestorageは「おくる」機能で300GiBまで送れます。

ただしfirestorageのTOPページからは2GiBまでです。大容量を送るなら「おくる」機能を使いましょう。

保存期間の比較まとめ

ギガファイル便とfirestorageの保存期間比較
保存期間 ギガファイル便 firestorage(無料)
最短 3日 3時間
最長 100日 14日
選択肢 7段階 8段階

セキュリティの違い

「どちらが安全か」と聞かれたら、firestorageの方が上です。

理由は明確です。firestorage運営元のロジックファクトリー株式会社はプライバシーマークを取得しています。個人情報の取り扱いが適切であることを第三者機関が認証する制度です。

社内の情報管理体制の整備と定期的な審査が必要です。「セキュリティに投資している」ことの証明になります。さらにfirestorageは国内データセンターで24時間365日監視を行っています。

ギガファイル便はPマークを取得していません。ウイルススキャン機能がある点は評価できます。しかし情報管理体制ではfirestorageがリードしています。

ギガファイル便のセキュリティ詳細は「ギガファイル便は危険?安全な使い方」で解説しています。

ただしfirestorageの無料プランにも限界はあります。IP制限やログ管理機能は未搭載。「誰がいつダウンロードしたか」を把握できません。

ビジネスで使うなら第三の選択肢も

取引先に業務ファイルを送る場合、無料サービスだけでは不安が残ります。

実際、あるフォトグラファーの方は「広告が少ないから」という理由でギガワタスに切り替えたそうです。クライアントに作品データを送る際、広告だらけの画面は避けたかったとのこと。受け取り側がどう感じているかまでは分かりませんが、送る側の心理として「見た目の信頼感」は大きいようです。

当社が運営するギガワタスは、AES-256暗号化に対応しています。銀行のオンラインバンキングと同じ暗号化方式です。Pマーク取得済み、IP制限も備えています。無料でも300GBまで送れます。

月額550円(税込)のプレミアムプランで、ウイルススキャンやIP制限が使えます。

正直に言うと、ギガワタスには弱点が3つあります。

  • 知名度が低い。ギガファイル便やfirestorageと比べて圧倒的に知られていません
  • 無料プランに広告が表示されます。プレミアム(月550円・税込)で非表示に
  • 無料プランの保存期間は最大30日。ギガファイル便の100日には及びません

PPAP(パスワード付きZIP)をやめたい企業の方へ。「脱PPAPの進め方|具体的な5ステップ」も参考にどうぞ。

ギガワタスで無料ファイル転送を試す

どちらを選ぶべき?用途別おすすめ

「結局どれを使えばいいの?」という方へ、用途別にまとめました。

用途別おすすめファイル転送サービス
こんな人 おすすめ 理由
友人に動画や写真を送りたい ギガファイル便 完全無料で300GBまで。保存も最長100日
仕事で使いたいが、まずは無料で firestorage Pマーク取得企業が運営。国内データセンターで24時間監視
取引先に機密ファイルを送る ギガワタス or firestorage有料 暗号化・IP制限が必要。ギガワタスは月550円(税込)、firestorage有料は月1,320円〜(税込)
長期間ファイルを置いておきたい ギガファイル便 無料で最長100日保存。firestorageは最長14日

他のサービスも検討したい方は「無料ファイル転送サービス15社を徹底比較」をご覧ください。ギガファイル便以外の選択肢は「ギガファイル便の代わり!代替サービス7選」で紹介しています。

よくある質問

ギガファイル便とfirestorageは併用できますか?

はい、できます。友人への動画はギガファイル便、仕事のファイルはfirestorageと使い分ける方は多いです。どちらも会員登録なしで使えます。

会社でギガファイル便を使っても大丈夫ですか?

会社のセキュリティポリシーによります。ギガファイル便はPマーク未取得で、ログ管理機能もありません。情報システム部門がある企業では禁止しているケースがあります。まず社内ルールを確認してください。

無料で一番安全なファイル転送サービスはどれですか?

「完全無料」に限定すると、Pマーク取得企業が運営するfirestorageが比較的安全です。ただし無料プランにはIP制限やログ管理がありません。機密ファイルには有料サービスをおすすめします。ギガワタスは無料でも300GBまで送れて、AES-256暗号化に対応しています。

firestorageの「おくる」機能とは何ですか?

通常のアップロード(最大2GiB)とは別の送信機能です。未登録でも最大300GiBまで送信可能。大容量ファイルを送る場合はこちらを使いましょう。firestorage公式サイトのメニューからアクセスできます。

まとめ

ギガファイル便とfirestorageの違いを整理します。

  • ギガファイル便: 完全無料・300GB・最長100日保存。プライベートならこれ
  • firestorage: Pマーク取得・国内24時間監視。無料でもビジネスに使える安心感
  • ギガワタス: AES-256暗号化・IP制限・月550円(税込)。セキュリティ重視の法人向け

どのサービスを選ぶかは「何を送るか」で決まります。友人への動画ならギガファイル便で十分。仕事で使うなら、セキュリティ体制を確認してから選びましょう。

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この記事の情報は2026年3月時点のものです。各サービスの料金・機能は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

吉岡 崇

吉岡 崇

株式会社グッドヒルシステムズ 代表取締役

ダビングコピー革命、オモイデ+PLUS、ギガワタス、システム開発革命等のサービスを提供しています。

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