最終更新: 2026年4月11日
firestorage(ファイアストレージ)は、国内で長く使われている無料のファイル転送サービスです。会員登録なしで、最大300GiBまでファイルを送れます。
ただし2025年3月にUIと料金が大きく変わりました。ネット上の解説記事は旧仕様のままのものが多いため、この記事では2026年4月時点の最新情報に基づいて使い方を解説します。
この記事は大容量ファイル転送サービス「ギガワタス」の運営ブログです。firestorageの使い方を正確にお伝えしたうえで、用途に応じた代替サービスもご紹介します。
firestorageとは?【2026年最新の基本情報】
firestorageはロジックファクトリー株式会社が運営する国内のファイル転送サービスです。2008年のサービス開始から18年以上の実績があります。
2025年3月の改定で、無料の最大アップロード容量が2GBから300GiB(約322GB)に大幅拡大されました。まず基本スペックを確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | ロジックファクトリー株式会社(日本) |
| 最大容量 | 300GiB(約322GB)/ 1ファイル |
| 会員登録 | 不要(登録なしで利用可) |
| 保存期間 | 3時間〜14日間(選択制) |
| パスワード保護 | あり(自動生成機能付き) |
| 暗号化 | SSL通信 + 独自暗号化技術 |
| プライバシーマーク | 取得済み |
| 広告 | あり(無料プラン) |
出典: firestorage公式サイト(2026年4月確認)
2025年の改定前は「TOPページからのアップロードは2GBまで」という制限がありました。現在は全プラン共通で300GiBまでアップロード可能です。ネット上の「firestorageは2GBまで」という情報は古いので注意してください。
firestorageの使い方①|ファイルを送る(オクル)
firestorageでファイルを送る手順は4ステップです。会員登録は不要で、firestorage.jpにアクセスすればすぐに使えます。
現在のfirestorageは「オクル」という名称の送信機能がメインです。
firestorageのTOPページ。左側に「オクル」のアップロード画面が表示される(2026年4月撮影)
ステップ1: firestorage.jpにアクセス
firestorage.jpにアクセスします。TOPページにアップロード画面(オクル)が表示されます。
ステップ2: 保存期間とパスワードを設定
ファイルをアップロードする前に、以下を設定します。
- 保存期間: 3時間・6時間・12時間・24時間・2日・3日(初期値)・7日・14日から選択
- パスワード: 任意で設定可能。鍵アイコンをクリックすると自動生成もできる
仕事で使う場合はパスワードを必ず設定しましょう。パスワードはファイルのURLとは別の手段(チャットや電話など)で相手に伝えてください。
ステップ3: ファイルをアップロード
画面中央のエリアにファイルをドラッグ&ドロップするか、「ファイルを選択」ボタンからアップロードします。1ファイル最大300GiBまで対応しています。
複数ファイルを同時にアップロードすることも可能です。ただし、複数ファイルをまとめて送る場合は、事前にZIPファイルにまとめておくと相手がダウンロードしやすくなります。
ステップ4: ダウンロードURLを相手に送る
アップロードが完了すると、ダウンロード用のURLが発行されます。このURLをメールやチャットで相手に送れば完了です。
QRコードも自動生成されるので、スマホで読み取ってもらう方法も使えます。
firestorageの使い方②|ファイルを受け取る(ダウンロード)
firestorageで送られたファイルを受け取る手順です。会員登録は不要です。
firestorageのダウンロードページ。広告が複数表示されている(2026年4月撮影)
PCの場合
- 送られてきたURLをブラウザで開く
- パスワードが設定されている場合はパスワードを入力
- 「ダウンロード」ボタンをクリック
- 保存先を選んでダウンロード完了
注意点: firestorageの無料プランはダウンロードページに広告が表示されます。広告バナーとダウンロードボタンを間違えないように注意してください。ダウンロードボタンはページ中央付近にあります。
スマホ(iPhone/Android)の場合
- 送られてきたURLをタップしてブラウザで開く
- パスワードが設定されている場合はパスワードを入力
- 「ダウンロード」ボタンをタップ
- iPhoneの場合: ファイルアプリの「ダウンロード」フォルダに保存される
- Androidの場合: 通知バーにダウンロード完了が表示される
ZIPファイルをスマホでダウンロードした場合、端末によっては解凍に別アプリが必要です。送る側が個別ファイルでアップロードしてくれると、スマホでも受け取りやすくなります。
firestorageの無料・有料プランの違い
firestorageには4つのプランがあります。2025年3月に料金が改定されているため、最新の料金を確認しましょう。
| 項目 | 未登録 | 無料会員 | ライト | 正会員 |
|---|---|---|---|---|
| 月額 | 無料 | 無料 | 1,320円 | 2,420円 |
| 最大アップロード | 300GiB | 300GiB | 300GiB | 300GiB |
| ストレージ | なし | 2GiB | 25GiB | 100GiB |
| 広告非表示 | ✕ なし | ✕ なし | ✓ あり | ✓ あり |
| DL追跡 | ✕ なし | ✕ なし | ✕ なし | ✓ あり |
| ワンタイムパスコード | ✕ なし | ✕ なし | ✕ なし | ✓ あり |
出典: firestorage料金プラン(2026年4月確認)。料金は税込。
アップロード容量は全プラン共通で300GiBです。無料と有料の主な違いは広告の有無とストレージ容量です。
ダウンロード追跡(誰がいつダウンロードしたかの確認)とワンタイムパスコードは正会員(月額2,420円)のみ。セキュリティ機能を使いたい場合は正会員が必要です。
firestorageを使うときの3つの注意点
firestorageは便利なサービスですが、利用前に知っておきたい注意点が3つあります。
1. 保存期間は最長14日
firestorageの保存期間は最長14日間です。14日を過ぎるとファイルは自動的に削除されます。
「後でダウンロードしよう」と思って放置すると、期限切れでファイルが消えるケースがあります。URLを受け取ったら早めにダウンロードしましょう。
長期間ファイルを保管したい場合は、ストレージ保存機能(無料会員で2GiB)を使うか、保存期間の長い別サービスを検討してください。
2. 無料プランは広告が多い
firestorageの無料プランでは、アップロード画面とダウンロード画面の両方に広告が表示されます。
特にダウンロード画面では、広告バナーがダウンロードボタンの近くに配置されることがあります。取引先やクライアントにダウンロードURLを送る場合、広告の多さが気になるかもしれません。
広告を非表示にするには、ライト会員(月額1,320円)以上への加入が必要です。
3. セキュリティ機能は正会員(月額2,420円)に集中
ダウンロード追跡やワンタイムパスコードは正会員限定です。無料プランやライト会員では使えません。
暗号化方式はSSL通信が中心です。firestorageは独自の暗号化技術(特許申請中)を採用していますが、AES-256のような業界標準の方式かどうかは公式に明記されていません。機密性の高いファイルを送る場合は、暗号化方式を事前に確認しておきましょう。
firestorageが合わない人におすすめの代替サービス
firestorageは大容量ファイルを無料で送れる優れたサービスですが、用途によっては別のサービスの方が合う場合もあります。
| こんな人 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| セキュリティ重視で送りたい | ギガワタス | AES-256暗号化、パスワード保護、ワンタイムDL。プレミアムでも月550円 |
| 完全無料+高い知名度 | ギガファイル便 | 300GB無料、知名度が高い。広告は多い |
| 受取申請制で送りたい | データ便 | セキュリティ便で相手の本人確認後にDL許可 |
| 長期保存+暗号化 | ギガワタス | 無料で最大30日、プレミアム(月550円)なら最大90日 |
firestorageとギガファイル便の違いは「ギガファイル便とfirestorageを徹底比較」で詳しく解説しています。
ギガワタスは無料・登録不要で300GBまで送れます。firestorageとの大きな違いは以下の3点です。
- 暗号化方式: ギガワタスはAES-256(銀行のオンラインバンキングと同じ暗号化方式)でファイル自体を暗号化
- 保存期間: 無料で最大30日、プレミアム(月550円)で最大90日。firestorageの14日より長い
- セキュリティ機能の価格: パスワード保護・ワンタイムDL・DL回数制限は無料で使える。IPアドレス制限やウイルススキャンもプレミアム(月550円)で対応。firestorageの正会員(月2,420円)と比べて低コスト
よくある質問
Q. firestorageの容量制限は?
2025年3月の改定後、全プラン共通で1ファイルあたり最大300GiB(約322GB)です。以前は無料プランで2GBまでという制限がありましたが、現在は撤廃されています。
Q. firestorageは会員登録しなくても使える?
会員登録は不要です。firestorage.jpにアクセスすれば、すぐにファイルをアップロードできます。ただし、ストレージ保存機能(ファイルの長期保管)を使う場合は無料会員登録が必要です。
Q. firestorageでダウンロードできないときは?
ダウンロードできない主な原因と対処法は以下の通りです。
- 保存期間が過ぎている: 送信者に再アップロードを依頼してください
- パスワードが間違っている: 大文字・小文字・全角・半角を確認してください
- ブラウザの問題: 別のブラウザ(Chrome、Edge、Safari等)で試してください
- スマホでZIPが開けない: 個別ファイルでのダウンロードを試すか、PCでダウンロードしてください
Q. firestorageは安全?
firestorageはプライバシーマークを取得しており、国内データセンターで24時間365日監視されています。基本的なセキュリティは確保されています。
ただし、独自暗号化技術の詳細(暗号化方式・鍵長など)は公式サイトに明記されていません。機密性の高いビジネス文書を送る場合は、AES-256のような業界標準の暗号化を採用するサービス(ギガワタスなど)も検討してください。
まとめ
firestorageは2025年3月の改定で無料の上限が300GiBに拡大し、以前より使いやすくなりました。会員登録不要で、大容量ファイルを手軽に送れるサービスです。
一方で、保存期間は最長14日、セキュリティ機能は正会員(月額2,420円)に集中しているという注意点もあります。
仕事で使う場合やセキュリティを重視する場合は、AES-256暗号化対応で保存期間も長いギガワタスも選択肢のひとつです。無料・登録不要で300GBまで送れるので、まずは使い比べてみてください。





