最終更新: 2026年4月4日
ギガファイル便は、登録不要・無料で最大300GBのファイルを送れるサービスです。使い方は「アップロード → URL取得 → 相手に送る」の3ステップ。ただし、パスワードを設定しないと誰でもダウンロードできる状態になります。
この記事では、ギガファイル便の送り方・受け取り方を画像付きで解説します。各ステップで「安全に使うために必ずやるべきこと」も紹介するので、初めて使う方もビジネスで使う方も参考にしてください。
※この記事はファイル転送サービス「ギガワタス」の運営ブログです。プライバシーマーク取得企業の代表・吉岡崇が、競合サービスであるギガファイル便について事実に基づいて解説しています。
ギガファイル便とは?基本情報まとめ
まず、ギガファイル便の基本スペックを確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営 | 株式会社ギガファイル(日本) |
| 料金 | 無料(広告あり) |
| 最大容量 | 1ファイル300GBまで |
| 会員登録 | 不要 |
| 保存期間 | 3日〜100日から選択 |
| 暗号化 | SSL/TLS(通信暗号化のみ) |
| パスワード保護 | あり(任意設定) |
| ウイルスチェック | あり |
| プライバシーマーク | なし |
ギガファイル便の最大の強みは「登録なし・完全無料・300GB」です。個人利用では十分なスペックですが、ビジネス利用では注意点もあります(後述)。
※2026年4月時点の情報です。最新の仕様は公式サイトでご確認ください。
【送り方】ギガファイル便の使い方:ファイルを送る3ステップ
ギガファイル便でファイルを送る手順は3ステップです。

ステップ1: 保存期間を選ぶ
ギガファイル便にアクセスしたら、まず画面上部の「保存期間」を選びます。3日・5日・7日・14日・30日・60日・100日から選択できます。
⚠ セキュリティTips: 保存期間は必要最短に設定しましょう。相手がダウンロードするまでの時間+余裕1〜2日が目安です。保存期間が長いほど、URLが流出した場合のリスクが高まります。仕事のファイルなら「7日」が無難です。
ステップ2: ファイルをアップロードする
画面中央のエリアにファイルをドラッグ&ドロップするか、「ファイルを選択」をクリックします。複数ファイルを一度にアップロードすることもできます。
アップロードが完了すると、ファイルごとにダウンロードURLが生成されます。
ステップ3: パスワードを設定してURLを送る
アップロード完了後、ファイル名の下にある入力欄でパスワードを設定できます。設定したら「設定」ボタンを押してください。
その後、生成されたURLをコピーして、メールやチャットで相手に送ります。パスワードはURLとは別のメッセージで送るのが鉄則です。
⚠ セキュリティTips: パスワード設定は必須と考えてください。設定しない場合、URLを知っている人なら誰でもダウンロードできます。URLがメールの転送やチャットの共有で意図しない相手に渡る可能性はゼロではありません。
【受け取り方】ギガファイル便の使い方:ダウンロードの手順
相手からギガファイル便のURLを受け取ったら、以下の手順でダウンロードします。

ステップ1: URLにアクセスする
受け取ったURLをブラウザで開きます。ダウンロードページが表示されますが、画面には複数の広告が表示されているので注意してください。アクセス直後に全画面の広告ポップアップが表示されることもあります。

ステップ2: パスワードを入力する
パスワードが設定されている場合は、入力欄にパスワードを入れます。
ステップ3: ダウンロードボタンを押す
「ダウンロード開始」ボタンをクリックします。
⚠ 注意: 広告バナーとダウンロードボタンを間違えないでください。ギガファイル便のダウンロードページには、ダウンロードボタンの近くに広告バナーが配置されています。広告をクリックすると外部サイトに飛ばされるので、ボタンの文字をよく確認してから押してください。
実際に、広告が多くてダウンロードボタンがわからなかったという声は少なくありません。ファイル転送サービスを運営する立場から言うと、受け取り側の操作ミスはセキュリティリスクにもつながります。
【スマホ編】iPhone・Androidでの使い方と注意点
スマホでもギガファイル便は使えますが、PC版とは違う注意点があります。

送り方(スマホ)
スマホのブラウザからギガファイル便にアクセスし、「ファイルを選択」をタップ。カメラロールや「ファイル」アプリから送りたいファイルを選びます。手順はPC版と同じです。
受け取り方(スマホ)の注意点
スマホでダウンロードする場合、以下の点に気をつけてください。
1. 広告ポップアップが被さる
スマホ版では、ダウンロードエリアに広告ポップアップが重なることがあります(上の画像参照)。広告の「×」ボタンを押して閉じてから操作してください。
2. 「まとめてダウンロード」はスマホで失敗しやすい
複数ファイルが送られてきた場合、「まとめてダウンロード」はスマホで失敗しやすいです。LINEアプリ内ブラウザでもSafariでも、ZIP化の処理が途中で止まります。
解決策: ファイルを個別にダウンロードしてください。動画(200MB超)でも個別DLなら問題ありません。これは当社でも実際に検証済みです。
3. ダウンロードしたファイルの保存先
iPhoneの場合、ダウンロードしたファイルは「ファイル」アプリ→「ダウンロード」フォルダに保存されます。Androidの場合は「ダウンロード」フォルダです。
ギガファイル便の使い方で必須の5つのセキュリティ設定
ギガファイル便は便利ですが、初期設定のまま使うとセキュリティが甘い状態です。以下の5つは必ず確認してください。
| 設定 | 推奨 | 理由 |
|---|---|---|
| パスワード | 必ず設定 | 未設定だとURL流出時に誰でもDL可能 |
| 保存期間 | 最短(7日以内) | 長期間の公開はリスク増大 |
| 削除キー | 控えておく | 相手がDL完了後に手動削除できる |
| ダウンロード通知 | メールアドレス入力 | 誰かがDLしたことを把握できる |
| ウイルスチェック | 結果を確認 | アップロード後に自動スキャンされる |
特にパスワード設定は重要です。URLはランダム文字列ですが、メール転送やチャット共有で第三者に渡るリスクがあります。パスワードがあれば、URLが漏れてもファイルは守られます。
ファイル転送サービスの運営者として正直に言います。ギガファイル便でできるセキュリティ対策は「パスワード」と「保存期間の短縮」の2つだけです。
ファイル自体の暗号化(AES-256=銀行と同じ暗号化方式)やIPアドレス制限はありません。ダウンロード回数制限やアクセスログもなしです。個人利用なら上の5つを守れば十分ですが、仕事で機密ファイルを送るなら次のセクションも読んでください。
セキュリティについて詳しく知りたい方は、「ギガファイル便は危険?セキュリティの実態と安全な使い方」もあわせてご覧ください。
ビジネスで使うなら知っておきたい注意点
ギガファイル便は個人利用なら問題ありませんが、仕事で使う場合は以下の点を確認してください。
1. アクセスログが残らない
誰がいつダウンロードしたかの記録が残りません。万が一情報漏洩が起きた場合、原因の追跡ができません。
2. IPアドレス制限ができない
特定のIPアドレスからのみダウンロードを許可する機能がありません。URLとパスワードが漏れたら、世界中どこからでもダウンロードできます。
3. プライバシーマークを取得していない
個人情報保護の第三者認証がないため、取引先への説明で「認証取得済みのサービスを使っている」とは言えません。
4. 広告が表示される
ファイルを受け取る側にも広告が表示されます。取引先にファイルを送る際、広告だらけの画面を見せることになります。
当社(ギガワタス)への乗り換え理由で最も多いのが、この「広告の多さ」です。使い方がわからないという問い合わせはほぼありません。しかし「クライアントに見せる画面として広告が気になる」という声は頻繁にいただきます。
ビジネス利用で求められる機能を比較すると、以下のようになります。
| 機能 | ギガファイル便(無料) | ギガワタス(無料) |
|---|---|---|
| 最大容量 | 300GB | 300GB |
| 会員登録 | 不要 | 不要 |
| 暗号化 | SSL/TLS(通信のみ) | AES-256 + SSL(ファイル自体も暗号化) |
| パスワード保護 | ○ あり | ○ あり |
| ウイルススキャン | ○ あり | ✕ なし(プレミアム月550円で対応) |
| プライバシーマーク | ✕ なし | ○ あり(運営会社が取得) |
| 広告表示 | あり(受取側にも) | あり(プレミアムで非表示) |
| 保存期間 | 3〜100日 | 3〜30日(プレミアムで最大90日) |
※ギガワタスの無料プランはAES-256暗号化・パスワード保護・300GB送信が利用可能です。IPアドレス制限・ウイルススキャン・受取フォルダはプレミアム(月550円)限定です。ギガファイル便にも法人向け有料プランがあります(価格非公開)。2026年4月時点の情報です。
個人間のやりとりや、漏洩しても問題ないファイルならギガファイル便で十分です。取引先への送信や機密性の高いファイルを扱うなら、暗号化とアクセス制御があるサービスを検討してください。ギガワタスなら無料でもAES-256暗号化付きで300GBまで送れます。
他のサービスとの比較は「ギガファイル便の代わりはコレ!代替サービス7選を目的別に比較」で詳しく解説しています。

よくある質問
Q. ギガファイル便は無料で使えますか?
はい、完全無料です。会員登録も不要で、最大300GBまでのファイルを送信できます。運営費は広告収入でまかなわれています。
Q. ギガファイル便のファイル保存期間はどれくらいですか?
3日・5日・7日・14日・30日・60日・100日から選べます。アップロード時に画面上部で設定します。期間を過ぎるとファイルは自動的に削除されます。
Q. ギガファイル便はスマホで使えますか?
はい、iPhone・Androidのブラウザから利用できます。ただし「まとめてダウンロード(ZIP化)」はスマホで失敗しやすいため、ファイルは個別にダウンロードすることをおすすめします。
Q. ギガファイル便にパスワードを設定する方法は?
ファイルのアップロード後、ファイル名の下に表示される入力欄にパスワードを入力し「設定」ボタンを押します。パスワードはURLとは別のメッセージで相手に伝えてください。
Q. ギガファイル便でダウンロードできないときは?
主な原因は3つです。①保存期間が切れている ②パスワードが間違っている ③スマホで「まとめてダウンロード」を使っている。③の場合は個別ダウンロードに切り替えてください。
Q. ギガファイル便は安全ですか?
通信はSSL/TLSで暗号化されています。ただし、ファイル自体の暗号化(AES-256など)はありません。パスワードを設定し、保存期間を短くすれば個人利用では問題ありません。ビジネスで機密ファイルを送る場合は、より高いセキュリティ機能を持つサービスの利用を検討してください。詳しくは「ギガファイル便は危険?セキュリティの実態と安全な使い方」をご覧ください。
Q. ギガファイル便以外におすすめのファイル転送サービスは?
用途によって最適なサービスは異なります。無料で大容量を送りたいならギガファイル便が最適です。セキュリティ重視ならAES-256暗号化のあるサービスを選んでください。ビジネス利用ならIPアドレス制限やログ機能が必要です。比較は「代替サービス7選」や「ギガファイル便とfirestorageの比較」を参考にしてください。
まとめ
ギガファイル便は、登録不要・無料・最大300GBという手軽さが魅力のファイル転送サービスです。
使い方自体は「アップロード → URL取得 → 相手に送る」の3ステップで、特に難しい点はありません。ただし、以下の3つは必ず守ってください。
- パスワードは必ず設定する(URLだけでは誰でもダウンロード可能)
- 保存期間は最短に設定する(7日以内が推奨)
- スマホでは「まとめてダウンロード」を避ける(個別DLが確実)
個人間のファイル共有なら、これらを守ればギガファイル便で十分対応できます。
一方、仕事で使う場合は「暗号化の強度」「アクセスログ」「広告の有無」も考慮に入れてください。取引先やクライアントにファイルを送るなら、受け取る側の印象も大切です。





