ファイルを安全に共有する方法5つ|取引先に負担をかけない選び方
ビジネス活用2026年5月4日

ファイルを安全に共有する方法5つ|取引先に負担をかけない選び方

最終更新日: 2026年9月11日

ファイルを安全に共有するなら、メール添付やPPAPではなく、暗号化に対応したファイル転送サービスかクラウドストレージの共有リンクを使うのが基本です。方法は5つあり、選ぶ基準は「暗号化・ウイルススキャン・アクセス制限・ログ管理を確認できるか」と「受け取る側(取引先)に負担をかけないか」の2つです。

この記事では、ファイル転送サービスの運営者として5つの方法を比較します。メリット・デメリットだけでなく、受け取る側の視点も含めて解説します。アカウント作成が必要か、広告が出るか、日本語で使えるか。送る側の都合だけでなく、取引先の立場で選びましょう。

この記事はギガワタス(giga-watasu.jp)の運営ブログです。自社サービスを含めて、事実に基づいて解説しています。

ファイル共有でやってはいけない4つのこと

「今まで大丈夫だったから」と続けている方法が、実は大きなリスクを抱えていることがあります。まず、避けるべき4つのやり方を確認しましょう。

メール添付(容量制限+セキュリティリスク)

ほとんどのメールサーバーには添付ファイルの上限があります。Gmailは25MBOutlookは利用形態により20〜25MBが上限です(Outlook.comは25MB、デスクトップ版でPOP/IMAP接続時は20MB。会社で使うMicrosoft 365は既定25MBですが、管理者が最大150MBまで広げられます)。数枚の写真や短い動画でもすぐに超えます。

セキュリティ面でも問題があります。送信側・受信側の両方がTLS暗号化に対応していなければ平文で送られます。相手のサーバー設定を確認している人はまずいません。宛先を間違えても取り消せないのも致命的です。

メール添付の容量制限について詳しくは「メール添付ファイルの容量制限一覧|Gmail・Outlookなど主要サービスを比較」で解説しています。

PPAP(パスワード付きZIP+パスワード別送)

パスワード付きZIPをメールで送り、パスワードを別のメールで送る方式です。同じメール経路を使う以上、盗聴されるリスクは同じです。2020年に内閣府が廃止を宣言し、多くの企業が代替手段に切り替えています。

当社でも以前はPPAPを使っていました。パスワードは「本日の日付4桁です」とメールに書いて送る運用。セキュリティ的には完全に無意味でした。詳しくは「脱PPAPの進め方|今日から始める具体的な5ステップ」をご覧ください。

USBメモリの手渡し

物理メディアの手渡しは一見安全そうですが、紛失・盗難・ウイルス感染のリスクがあります。USBメモリを拾った人がPCに差し込めば、データは丸見えです。暗号化していないUSBメモリを使うのは、鍵のないカバンで書類を渡すのと同じです。

テレワークが普及した現在、物理メディアの手渡しは現実的でもありません。

共有アカウントの使い回し

1つのIDとパスワードを部署やチームで共有し、そのアカウントでファイルをやり取りする運用です。手軽に見えますが、3つの理由で勧められません。

  • 誰が操作したか分からない — ログに残るのは共有アカウント名だけで、情報漏洩が起きても経緯をたどれません
  • パスワードを変えられなくなる — 変更すると使っている全員に配り直しが発生するため、結局そのまま使い続けることになりがちです
  • 退職者がアクセスを持ち続ける — 個人アカウントなら削除すれば終わりですが、共有アカウントはパスワードを知っている限り誰でも入れます

アカウントは1人1つにして、共有するのは「アカウント」ではなく「ファイルへのアクセス権」にするのが原則です。

ファイルを安全に共有する5つの方法を比較

メール添付やPPAPの代わりに使える方法を5つ紹介します。どれを選ぶかは「取引先に何を求めるか」で決まります。まずはフローチャートで確認しましょう。なお本記事は「安全に共有する」という観点から5つに絞っています。シーン別に方法そのものを選び分けたい場合は「ファイル共有方法の完全ガイド|7シーン別最適解と判断マトリクス」も参照してください。

ファイル共有方法の選び方フロー — 同じチャットツールならチャット、大容量ならファイル転送サービス、IT部門があればVPN、なければファイル転送サービスがおすすめ

取引先とのファイル共有方法5つを比較
方法 最大容量 セキュリティ 受取側の負担 コスト
ファイル転送サービス 1ファイル333GB(ギガワタス) AES-256暗号化対応あり 低い(URLクリックのみ) 無料〜
クラウドストレージ共有 無料15GB(Googleアカウント全体・Gmailやフォトと共用) アクセス権限制御可能 中(アカウントが必要な場合あり) 無料〜
ビジネスチャット 1ファイル1GB(Slack・全プラン共通) 通信中・保存時とも暗号化。ただしファイル単位の制御は不可 中(同じチャットツール必須) 無料〜
VPN / 専用線 VPN自体による一律の上限なし(実際は共有先ストレージ次第) 通信経路を暗号化・接続元を限定 高い(VPN接続が必要) 月額数千円〜
法人向けファイル共有ツール 製品による 監査証跡・権限管理あり 中〜高(導入・教育が必要) 月額数万円〜

それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。

方法1: ファイル転送サービス(最もバランスがよい)

ファイルをアップロードしてURLを取引先に送る方法です。受け取る側はURLをクリックしてダウンロードするだけ。アカウント作成も、ソフトのインストールも不要です。

メリット:

  • 受取側にアカウント登録やソフトの導入を求めない
  • 大容量ファイルに対応(ギガワタスなら1ファイル333GBまで)
  • パスワード保護・ダウンロード回数制限で安全性を確保できる
  • URLを無効化すれば、送信後でもアクセスを遮断できる

注意点:

  • サービスによってセキュリティレベルが大きく異なる
  • 無料サービスは広告が多い場合がある(取引先に送ると印象が悪い)
  • 保存期間がある(期限切れでダウンロードできなくなる)

ファイル転送サービスの選び方については「法人向けファイル転送サービスの選び方」で詳しく解説しています。

方法2: クラウドストレージの共有リンク

Google Drive・OneDrive・Dropboxなどにファイルを置き、共有リンクを発行する方法です。すでにクラウドストレージを導入している企業にとっては手軽です。

メリット:

  • 既存のクラウドストレージをそのまま使える
  • 「特定のユーザーのみ」にアクセス権を設定できる
  • ファイルの編集権限も細かく制御できる

注意点:

  • 「特定のユーザー」に限定すると、取引先にもGoogleアカウント等が必要になるのが一般的(Google Workspaceの訪問者共有のように、PIN認証でアカウントなしの相手に限定共有できる仕組みもありますが、管理者側の設定が要ります)
  • 「リンクを知っている全員」にすると、URLが漏れれば誰でもアクセスできる
  • 無料プランは保存容量が限られる(Googleはアカウント全体で15GBDropboxは2GB。どちらもGmailや既存ファイルと共用のため、実際に使える空きはこれより小さくなります)

社内での共有には向いていますが、社外の取引先にアカウント作成を求めるのは現実的ではない場合が多いです。取引先がアカウントを持っていなければ、結局ファイル転送サービスの方が確実です。

方法3: ビジネスチャット(Slack・Teams等)

SlackやMicrosoft Teamsなどで取引先とチャンネルを共有し、ファイルを送る方法です。すでにチャットで日常的にやり取りしている相手なら手軽です。

メリット:

  • 普段のコミュニケーションの延長で送れる
  • やり取りの履歴が残る

注意点:

  • 取引先が同じチャットツールを使っている必要がある
  • 1ファイルの上限がある(Slackは全プラン共通で1GB。無料プランでも有料プランでも変わらない)
  • 無料プランは過去90日分しか表示・検索できず、1年経過で削除される(長期保管には使えない)
  • ファイル単位でパスワードやダウンロード回数を設定することはできない
  • 機密性の高いファイルには不向き

日常的なやり取りには便利ですが、機密ファイルや大容量ファイルの送信には別の方法を使いましょう。

方法4: VPN / 専用線

取引先とVPNで接続し、共有フォルダを介してファイルを共有する方法です。通信経路が暗号化され、接続元を限定できるため、経路のセキュリティは5つの中で最も強固です。

メリット:

  • 通信経路が暗号化される
  • VPNに接続していない端末からはアクセスできない
  • アクセスログを詳細に記録できる

注意点:

  • 取引先にもVPNソフトの導入と設定が必要
  • 導入・運用コストが高い(月額数千円〜数万円)
  • IT部門の管理が前提。中小企業にはハードルが高い
  • 接続トラブル時にファイルのやり取りが止まる

大企業同士の継続的な取引には適していますが、取引先が複数ある中小企業にはオーバースペックです。

方法5: 法人向けファイル共有ツール

セキュアSAMBA、DirectCloud、Boxなどの法人向けサービスです。監査証跡・権限管理・Active Directory連携など、企業のセキュリティポリシーに対応する機能が豊富です。

メリット:

  • 監査証跡・アクセスログが充実
  • 社内のセキュリティポリシーに準拠しやすい
  • 大規模組織での運用に適している

注意点:

  • 月額費用が高い(数万円〜数十万円)
  • 導入に時間がかかる(社内稟議・設定・教育)
  • 取引先にも利用方法を説明する必要がある

IT部門がある大企業・官公庁に適した方法です。中小企業が「取引先にファイルを送りたいだけ」なら、方法1のファイル転送サービスで十分です。

「受け取る側」で選ぶ — 取引先に負担をかけない方法とは

ファイル共有の方法を選ぶとき、送る側の都合だけで選んでいませんか?取引先がどんな画面を見るかを考えることが重要です。

取引先に求めることの比較

ファイル共有方法別・取引先の負担比較
方法 アカウント作成 ソフト導入 広告表示
ファイル転送サービス 不要(受取側は登録なし) 不要 サービスによる
クラウドストレージ 設定による(限定共有ならログインまたはメール認証が必要な場合あり) 不要 なし
ビジネスチャット 必要 必要(アプリ) なし
VPN 必要 必要(VPNクライアント) なし
法人向けファイル共有ツール 必要(招待制が一般的) 製品による(ブラウザのみで使えるものもある) なし

相手と共通の業務ツールがない一度きりの送付なら、最も負担が少ないのはファイル転送サービスです。受け取る側はURLをクリックしてダウンロードするだけで、アカウント作成もソフトの導入も要りません。逆に、取引先がすでに同じSlackやGoogle Workspaceを使っているなら、そのツールで送るほうが双方の手間は少なくなります。

広告が多いサービスで取引先に送ると印象が悪い

無料のファイル転送サービスには、ダウンロード画面に大量の広告が表示されるものがあります。取引先がファイルをダウンロードしようとして、広告だらけの画面を見たらどう思うでしょうか。

実際に、フォトグラファーのユーザーから「クライアントに作品データを送る際、広告だらけの画面を見せたくない」という理由でギガワタスに切り替えた事例があります。送る側だけでなく、受け取る側の画面まで意識することが大切です。

下の画像は、ギガワタスでファイルを送った場合に取引先が見るダウンロード画面です。広告は最小限で、ファイル情報とダウンロードボタンだけのシンプルなUIです。

ギガワタスのダウンロード画面 — 広告が少なくファイル情報とダウンロードボタンだけのシンプルなUI
ギガワタスの受取画面。広告は最小限で取引先にも安心して送れる

取引先にファイルを安全に送る5ステップ

PPAPとファイル転送サービスのデータ経路を比較した図 — PPAPは同じメール経路で盗聴リスクがあり、ファイル転送サービスはURLとパスワードを別経路で送るため安全

ファイル転送サービスを使う場合の具体的な手順です。初めてでも5分で完了します。

  1. ファイル転送サービスにアクセスする — AES-256暗号化に対応したサービスを選ぶ
  2. ファイルをアップロードする — ドラッグ&ドロップで完了。1ファイル333GBまで対応(ギガワタスの場合)
  3. アクセス制限を設定する — 何も設定しないとURLを知っている人は誰でもダウンロードできます。パスワード・相手を指定した認証・ワンタイムコードのうち、サービスが対応しているものを必ず1つは設定してください
  4. 生成されたURLを取引先にメールで送る — URLだけをメール本文に記載する
  5. パスワードはメール以外で伝える — 電話・チャット・SMSなど別経路で。同じメールで送るとPPAPと同じ問題が起きる

ポイント: URLとパスワードを別経路にすること。これだけで安全性が大きく上がります。パスワードは十分に長いランダムな文字列にしてください(日付や短い数字では意味がありません)。サービスが相手を指定した認証やワンタイムコードに対応していれば、そちらを優先します。ダウンロード回数制限を「1回」にすれば2人目以降はダウンロードできませんが、URLが先に第三者へ渡ると、その1回を使われてしまう点には注意してください。

法人がファイル共有で確認すべきセキュリティ4項目

取引先にファイルを送るとき、「送れればいい」だけでは不十分です。プライバシーマーク取得企業の運営者として、法人が確認すべき4つのセキュリティ項目を解説します。

1. 暗号化方式

ファイルが転送中・保存中に暗号化されているかを確認しましょう。AES-256は広く使われている強力な暗号化方式で、現実的に突破が極めて困難です。SSL/TLS(通信の暗号化)だけではファイル自体は暗号化されません。

暗号化の仕組みについて詳しくは「ファイル転送の暗号化とは?SSL・AES-256の違いを解説」で解説しています。

2. ウイルススキャン

取引先から受け取るファイルにウイルスが含まれている可能性もあります。ウイルススキャン機能があるサービスなら、アップロード時に自動チェックされます。

法人ユーザーからは「何をチェックして何をチェックしないのか」という問い合わせが多いです。スキャン対象のファイルサイズや種類はサービスごとに異なります。当社の場合、ウイルススキャンの対象は500MB以下のファイルで、動画・音声は対象外です。大容量の動画素材はスキャンされない前提で、送る側・受け取る側の端末でウイルス対策ソフトを動かしておく必要があります。この「どこまでスキャンされるのか」は、どのサービスでも契約前に確認しておきましょう。

3. アクセス制限

IPアドレス制限があれば、特定の場所(オフィス等)からしかダウンロードできないように設定できます。パスワード保護やダウンロード回数制限と組み合わせることで、不正アクセスのリスクを大幅に減らせます。

ギガワタスのIP制限設定画面 — 管理画面からIPアドレスを追加してダウンロード元を制限できる
ギガワタスのIP制限設定画面。取引先のオフィスIPだけに限定できる

4. ログ管理

「いつ、誰が、何をダウンロードしたか」の記録が残るかを確認しましょう。万が一の情報漏洩時に経緯を追跡するために必須です。無料サービスの多くはログ機能がありません。

ファイル転送における情報漏洩リスクについては「ファイル転送で情報漏洩が起きる5つの原因と防ぎ方」で詳しく解説しています。

【用途別】おすすめのファイル共有方法

「結局、自分の会社にはどの方法が合うのか?」を判断するための早見表です。

用途別・おすすめのファイル共有方法
こんな会社・場面 おすすめ方法 理由
取引先が多い中小企業 ファイル転送サービス 相手にアカウント作成を求めなくてよい。無料で始められる
社内でGoogle Workspaceを使っている Google Drive + ファイル転送サービス 社内はDrive、社外は転送サービスと使い分ける
動画・デザインデータを送る 大容量対応のファイル転送サービス 数GB〜数十GBを、クラウドストレージの保存容量を消費せずに一時送信できる
大企業・官公庁 法人向けファイル共有ツール or VPN 監査証跡・権限管理が必要。IT部門の管理体制がある

多くの中小企業にとって、ファイル転送サービスが最もバランスのよい選択肢です。取引先に負担をかけず、無料から始められて、セキュリティ機能も充実しています。

ファイル転送サービスを選ぶ際は、暗号化方式・容量・広告の有無を比較しましょう。主要サービスの比較は「無料ファイル転送サービスおすすめ比較」にまとめています。

よくある質問

Q. 無料で取引先にファイルを送る方法は?

ファイル転送サービスを使えば無料で送れます。ギガワタスなら登録不要で1ファイル333GBまで送信でき、AES-256暗号化とパスワード保護が標準で使えます。ウイルススキャンも標準ですが、対象は500MB以下のファイルで、動画・音声は対象外です。

Q. 取引先にアカウント登録を求めずにファイルを共有するには?

ファイル転送サービスを使えば、受け取る側はURLをクリックするだけでダウンロードできます。アカウント作成もソフトのインストールも不要です。クラウドストレージの共有リンクでも「リンクを知っている全員」の設定にすればアカウント不要ですが、セキュリティは下がります。

Q. PPAP廃止後、取引先とのファイル共有はどうすればいい?

暗号化対応のファイル転送サービスに切り替えるのが最も手軽です。ファイルはAES-256で暗号化され、パスワードはメール以外の手段(電話・チャット等)で伝えます。PPAPと違い、ファイルとパスワードが別経路になるため安全です。詳しくは「脱PPAPの進め方」をご覧ください。

Q. 取引先に大容量(数GB以上)のファイルを送るには?

大容量対応のファイル転送サービスを使いましょう。メール添付(20〜25MB上限)では送れません。クラウドストレージも、数GB程度なら保存容量に空きがあれば共有できますが、数十GB以上や「保存容量を消費せず一時的に渡したい」場合は転送サービスが向いています。ギガワタスなら1ファイル333GBまで、ギガファイル便なら300GBまで無料で送れます。セキュリティ面では暗号化の有無を確認してください。

Q. ファイルを安全に共有する方法は?

暗号化に対応したファイル転送サービスを使い、パスワードとダウンロード回数制限を設定したうえで、URLとパスワードを別の経路(メールと電話など)で送るのが最も手軽で確実です。クラウドストレージの共有リンクを使う場合は「リンクを知っている全員」ではなく、相手を指定した限定共有にします。どちらの場合も、暗号化・ウイルススキャン・アクセス制限・ログ管理の4項目を確認してください。ウイルススキャンは、対象になるファイルサイズや種類もあわせて確認します。

Q. ファイルを共有するときの注意点は?

3つあります。①URLの送り先を間違えないこと(送信後に取り消せる仕組みがあると安全です)②パスワードをファイルと同じ経路で送らないこと(PPAPが問題視されたのはこのためです)③共有したまま放置しないこと。保存期間やダウンロード回数を設定し、用が済んだURLは無効化します。

Q. ファイル共有のリスクは?

大きく3つです。①誤送信による情報漏洩(宛先間違い、URLの又貸し)②アクセス権の設定ミス(「リンクを知っている全員」にしたURLが意図せず広がる)③ログが残らず、漏洩しても経緯を追えないこと。無料サービスの多くはログ機能を持たないため、業務で使う場合はここを確認してください。

Q. 共有アカウントがダメな理由は?

原則として共有アカウントは避け、1人1つの個人IDと権限グループに移行します。理由は本文の「ファイル共有でやってはいけない4つのこと」で説明していますが、要点は「誰が操作したか追えない」「パスワードを変更できなくなる」の2つです。やむを得ずシステム連携用の共有アカウントを残す場合は、人が直接ログインする用途では使わず、認証情報をパスワード管理ツールで管理し、棚卸しの対象に入れてください。

まとめ

取引先とのファイル共有で最も大切なのは、「受け取る側に負担をかけない」ことです。

セキュリティ以外の軸も含めた総合的なサービス選びはファイル転送サービス15選の総合比較を参照してください。

  • 機密情報・大容量・送信後に取り消したいファイルでメール添付を使わない(低機密の小さな資料まで否定する必要はありません)。PPAPは代替手段へ移行し、USBは暗号化と持ち出し管理ができる場合に限る
  • 方法は5つあるが、中小企業にはファイル転送サービスが最もバランスがよい
  • 受取側にアカウント作成やソフトの導入を求めないのが理想
  • 広告の多いサービスは取引先への印象が悪い
  • 暗号化・ウイルススキャン・アクセス制限・ログ管理を確認する

ギガワタスなら、登録不要で1ファイル333GBまで無料で送れます。AES-256暗号化・パスワード保護・ダウンロード回数制限・ワンタイムダウンロードは登録不要で使え、ウイルススキャン(対象は500MB以下・動画音声を除く)も標準です。無料会員登録をすれば、IPアドレス制限・受取フォルダ・ダウンロード通知などの管理機能も使えます。取引先が見るダウンロード画面もシンプルで、安心して送れます。

使った人の声

4.899件の評価
★★★★★

セキュリティを強化したらデータ便やギガファイル便が使えなくなってしまったところ無料で使えるこちらを発見!ウイルスチェックもあり安全なようなので助かります。

2026-09-15

★★★★★

初めて使いました。まだ慣れてないけど、今後使いやすくなるのかなって思いました

2026-09-14

★★★★★

簡単に送ることができた!

2026-09-14

この記事を書いた人

吉岡 崇

吉岡 崇

株式会社グッドヒルシステムズ 代表取締役/ギガワタス 運営責任者

2011年より経営に携わり、Web制作・システム開発・デザインを本業として手がける。2016年4月に株式会社グッドヒルシステムズを設立。ギガワタスは、自社の映像納品業務のために自分たちで設計・開発したシステムを一般公開したものです。

ダビングコピー革命オモイデPLUS+ギガワタスシステム開発革命等のサービスを提供しています。

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